2月13日は「NISAの日」NISAに関する調査結果と社内データを公表
PR TIMES / 2025年2月11日 11時40分
~枠をしっかり併用し、7割近い口座が稼働~
マネックス証券株式会社(本社:東京都港区、取締役社長執行役員:清明祐子、以下「マネックス証券」)は、2月13日(木)のNISAの日を控え、毎年恒例のNISAや投資に関する意識調査を実施いたしました。本調査はマネックス証券に口座を保有している方を対象に行い、計5,303名(うち、NISA口座保有者5,008名)の回答を得ましたのでその結果を公表し、さらにマネックス証券社内のNISA口座のデータも公表いたします。
【調査結果要旨】
・10段階評価で7以上の評価を付けた個人投資家が81%と制度の評価は依然高い。(1-1)
・「年間投資枠が少ない(前回13%)」「生涯非課税保有限度額が少ない(前回15%)」というポイ
ントのスコアが前回調査より上昇。(1-3)
・NISA口座の7割近くが稼働済み。(2-2)
・投資枠の併用ができるようになった結果、両方の枠を使い始めた個人投資家が38%まで上昇(2-3)
・クレカ積立を行っている金額は、月間で上限の10万円を設定している個人投資家が1/3を超えている
(2-8)
・NISA口座でポイント投資を行っている個人投資家の、月間の利用ポイント数で一番多いレンジは500
pt未満で22%。(2-9)
【アンケート調査結果】
1-1 NISAの改正内容についての評価(10段階)
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/5159/525/5159-525-560f808547481e98b4d2b4d000baeae1-1280x720.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
制度変更後のNISAの内容についてを10段階で評価してもらったところ、7以上の評価を付けた個人投資家が81%となりました。2024年2月に実施した前回調査と数値が変わっておらず、制度改正から1年を経て利用が進んでからも本制度が好意的に評価されていることが分かります。
1-2 新NISAで評価できるポイント(複数回答)
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/5159/525/5159-525-961df655f0b9883d3fabcdb4e5de8518-1280x720.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「非課税で保有できる期間の制限がなくなったこと」が70%以上の個人投資家に評価されています。「評価できるポイントが無い」と答えた個人投資家は1%にとどまっています。
1-3 新NISAで評価できないポイント(複数回答)
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/5159/525/5159-525-de120a68d655ee855f66aeea4345238d-1280x720.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「旧NISAからロールオーバーできないこと」が評価できないポイントとして突出した結果であることは変わらないものの、「年間投資枠が少ない(前回13%)」「生涯非課税保有限度額が少ない(前回15%)」というポイントのスコアが前回調査より上がっており、運用してみた結果、「思ったより投資できそうなので、もう少し非課税で資産運用をしたい」と考えた個人投資家が増えたことが見て取れます。
1-4 NISAの保有期間意向
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/5159/525/5159-525-8c5d4535fd2bedfb04d10bdb274a92f3-1280x720.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
新NISAの口座で商品を保有したことがある個人投資家に、NISA口座での商品の保有期間意向を聞いたところ、利確売却を考えている個人投資家や運用資産の使用用途を決めている個人投資家が15%ずついることが分かりました。保有したことはあったものの、売却済みで現在は商品を保有していない個人投資家も3%見受けられました。長期の資産運用が多いNISAですが、年間投資枠が復活することもあり、思い切った運用ができている個人投資家も多くいるようです。
1-5 新NISA口座での商品売却
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/5159/525/5159-525-da12934e0433b193136634730c546a54-1280x720.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
新NISAの口座で商品を保有したことがある個人投資家うち、その商品を売却したことがある個人投資家が26%という結果となりました。制度の運用開始から1年ですが、相場の変動が大きかった年ということもあり、能動的に売却をした個人投資家も多くいたことが分かります。
【2.マネックス証券での取引実績】
2024年1月1か月間の取引データを調査し、見えてきた傾向を発表します。
2-1 新NISAの稼働口座数
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/5159/525/5159-525-d9dd072c29c643ffb819ce015e9c0d70-1280x720.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
マネックス証券のNISA口座は、新NISA(2024年1月以降に開設された口座)の口座数が、1月から12月までで約1.6倍に増えました。
2-2 NISAの稼働口座割合
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/5159/525/5159-525-7056b38f15ff2439db49e4d82475dccd-1280x720.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
NISA口座の稼働は2024年1月の段階で45.3万口座だったものが12月には53万口座となり、そのうち稼働口座数は2024年1月が約半数、12月には65%となりました。口座数が増えたにもかかわらず稼働口座の割合も増えており、口座を開設した個人投資家がしっかりと資産運用の一歩も踏み出していることが見て取れます。
2-3 NISA口座の利用内訳
[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/5159/525/5159-525-e5f04d50d098f5d32f6f678f3279e226-1280x720.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
投資枠の併用ができるようになったことに伴い、両方の枠を使い始めた個人投資家は2024年1月時点では19%でしたが、12月時点では38%となりました。つみたて投資枠のみの個人投資家の割合が49%から30%に減ったことから、積立にプラスして成長投資枠でも投資を行った個人投資家が多数いることが分かります。
2-4 成長投資枠の使用状況
[画像9: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/5159/525/5159-525-203e678076a1db7aa8cdb30c2285920a-1280x720.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
成長投資枠を利用している個人投資家のうち、年間の上限額240万円に近い200万円以上を既に使っている人は47%でした。株価が上昇基調だったことも奏功し、一年をかけて成長投資枠の枠をしっかり使っている個人投資家が多い結果となりました。
2-5 成長投資枠での購入商品
[画像10: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/5159/525/5159-525-33ae96b2620d96cad1bda940d40f24d2-1280x720.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
成長投資枠での購入商品は購入金額ベースで59%が日本株となりました。日経平均株価が上昇し、日本株の相場が活況だったことも手伝って、日本株のNISA口座での買付が好調だったことがうかがえます。
2-6 つみたて投資枠で積み立て状況(NISA口座全体)
[画像11: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/5159/525/5159-525-85f24c9937c442a8015b1f3f159f79e3-1280x720.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
つみたて投資枠での積立金額を調べたところ、ボーナス設定などを含め、つみたて投資枠をフルで利用して積立を行っている個人投資家が1/4近くいることが分かりました。クレカ積立の上限額が10万円まで引き上げられたことも奏功し、積立額が増えています。旧NISAでのつみたてNISAの上限(33,333円/月)に近い金額設定のまま、特に金額変更せず地道に積立を行っている個人投資家も変わらず一定数いるようです。
2-7 つみたて投資枠で積み立て状況(新NISA口座)
[画像12: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/5159/525/5159-525-9cc054be91bb4cb80d964cdef1468409-1280x720.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
2024年1月以降、新NISAで口座を初めて開設した個人投資家のつみたて投資枠での積立状況は1万円台が25%と1/4を占める結果となりました。1万円未満も19%となり、少額からコツコツと資産形成をする、という政府や証券会社の働きかけも一助を担えているのではないかと思っています。
2-8 クレカ積立の積立金額
[画像13: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/5159/525/5159-525-01be8f4d06eff51c7636a5853c938592-1280x720.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
NISA口座でクレカ積立を行っている金額は月間で上限の10万円を設定している個人投資家が2024年12月時点で34%と1/3を超えているという結果となりました。10万円に上限が引き上げられる前の5万円の設定のままで積み立てている個人投資家も一定数いますが、上限をフル活用して資産運用しているという傾向が如実に表れました。
2-9 ポイント投資でのポイント利用状況
[画像14: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/5159/525/5159-525-76e18c0ff295ee4f8ac3059c4d17736b-1280x720.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
NISA口座でポイント投資を行っている個人投資家の月間の利用ポイント数を調査したところ、500pt未満が割合としては一番多い22%となりました。少額でも投資信託の購入の足しにしてポイントを活用している個人投資家が多くいるようです。ポイント利用額の中央値は3,000pt付近であり、マネックス証券以外でたまったポイントもポイント投資に転用している個人投資家も増えてきていることが分かりました。
【3.マネックス証券でのNISA人気銘柄】
マネックス証券のNISA口座で取引された人気銘柄トップ10と、それぞれの銘柄の2024年の成績を調査しました。
■概要
2024年の取引人数が多かった銘柄トップ10とその騰落率の検証
対象:日本株、米国株、投資信託
検証期間:2024年最初の取引日終値と2024年最後の取引日の終値で比較
(日本株、投資信託は2024年1月4日と12月30日、米国株は2024年1月2日と12月31日)
※ 騰落率について
騰落率とは、二つの時点の価格を比較して、何%上昇したか(または何%下落したか)を表す指標のことです。
3-1 2024年NISA口座で購入された銘柄人気ランキング(日本株・口座数ベース)
[参考騰落率:日経平均 +19.8%、TOPIX +17.0%]
[画像15: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/5159/525/5159-525-7ceaa2076d461544a0686326fd0db8b6-1280x720.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
2023年に株式分割を行った日本電信電話(NTT)が多く買われる傾向が続きました。配当金の高い銘柄が変わらず人気となっていますが、株式分割したソフトバンクや、一時経営統合を発表した本田技研工業、日産自動車にも人気が集まったという結果になっています。株式分割はやはり、個人投資家を増やすことにとても有効な手段であることが分かります。
3-2 2024年NISA口座で購入された銘柄人気ランキング(米国株・口座数ベース)
[参考騰落率:NYダウ平均 +12.8%、S&P500 +24.0%]
[画像16: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/5159/525/5159-525-433028b594442169b881809ac8e75c41-1280x720.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
半導体バブルもあり、一年を通じてエヌビディアが圧倒的に人気となりました。2023年は銘柄が分散しましたが、2024年は旧来有名・人気だった銘柄への投資傾向が戻ってきているようです。
3-3 2024年NISA口座で購入された銘柄人気ランキング(投資信託・口座数ベース)
[画像17: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/5159/525/5159-525-9c00a9f05ddce93e6f6fc4d63a953a57-1280x720.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
各メディアでも取り上げられている「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」と「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」に圧倒的に人気が偏りました。成長投資枠では、つみたて投資枠で購入ができないものの注目度が高まっているインド株銘柄に人気が集まっています。つみたて投資枠で「iFree S&P500インデックス」をはじめとしたiFreeの銘柄が多くランクインしているのはイオン銀行からの口座移管のお客様の積立設定が引き継がれていることが要因として挙げられます。
【マネックス証券のNISA】
[画像18: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/5159/525/5159-525-521734f689c3c0bf015de856b576c7ab-726x240.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
■NISA で取り扱うすべての商品の売買手数料が無料
新 NISA で取り扱うすべての商品(日本株・米国株・中国株・投資信託)の売買手数料が無料です。
さらに、旧 NISA において保有いただいている商品の売却手数料も無料です。
https://info.monex.co.jp/nisa/feefree.html
■NISAでポイントザクザクプログラム実施中
マネックス証券のNISAで投資信託を月間合計1万円以上積立買付された方に、同じ月の「日本株(現
物)、米国株(現物)、ON COMPASS、マネックス・ゴールド」のお買付でマネックスポイントを
差し上げます。
※ 日本株、米国株、ON COMPASSは課税口座が対象
https://info.monex.co.jp/news/2024/20240913_03.html
■クレカ積立でポイントがたまる
<dカード積立>
NTTドコモのクレジットカード「dカード(R)」「dカード GOLD(R)」「dカード PLATINUM」を利用
して投資信託を積立するサービスです。毎月の積立額に対し、最大3.1%のdポイントが還元されま
す。
<マネックスカードでのクレカ積立>
マネックスカードを利用して投資信託を積立するサービスです。還元率は最大 1.1% (1.1 %は
5 万円まで)に。その他のカードショッピングは、ご利用金額に応じて1.0 %のマネックスポイント
が貯まります。
https://info.monex.co.jp/fund/tsumitate/card-tsumitate/index.html
■NISAの日記念イベント
マネックス証券では、好きなことをフックに投資を学ぶことでより資産形成を身近に感じていただく
ことを目指し、「tabimuse」とタイアップして「旅を楽しむためのNISA活用術」を学べるセミナー
を実施します。
オシャレな空間で、旅にも資産形成にもモチベーションを上げられるようなセミナーとなっていま
す。
<イベント参考イメージ>
[画像19: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/5159/525/5159-525-a8f81e626f1e362074b142ab885c9b81-446x156.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
日時:2024年2月15日 (土)
1.11:00~12:30 2.13:30‐15:00 ※ 2回とも内容は同じです
場所:渋谷キャスト 1 F(渋谷駅B1出口より徒歩2分)
参加者:各回15名前後(予定)
取材の申し込みをお受けしています。
■調査概要と回答者の属性
調査方式:インターネット調査
調査対象:マネックス証券口座保有者
回答数:5,303
調査期間:2025年1月30日(木)~2 月3日(月)
以 上
【マネックス証券株式会社について】
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第165号
加入協会:日本証券業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会
一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 日本暗号資産等取引業協会、
一般社団法人 日本投資顧問業協会
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