日本IBM、企業の全社的なAIの本格活用を支援するフレームワーク「デジタル変革のためのAIソリューション」を発表
PR TIMES / 2024年8月8日 16時45分
日本アイ・ビー・エム株式会社(以下、日本IBM)は、本日、ビジネスにおけるお客様のAI活用を加速する包括的なフレームワークである「デジタル変革のためのAIソリューション」を発表しました。「デジタル変革のためのAIソリューション」は、日本IBMが本年3月に発表した「IT変革のためのAIソリューション」を拡張し、IT変革だけでなくビジネス変革を含む全社的なデジタル変革におけるAIの実用化を加速するものです。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/46783/527/46783-527-455647bcd6fd949592f20753dc8f7918-1489x695.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
生成AIはもはや一過性のトレンドではなく、企業が厳しい市場競争を勝ち抜くために必要不可欠なテクノロジーであり、現在、多くの企業で生成AIの試行や先行利用が行われています。一方、AIを活用してビジネス価値を実現するには、個別分散的な取り組みから脱却し、業界データや自社データの有効活用の促進、AIスキル・ノウハウを持った人材の拡充といった施策を早期に実施していくことが必須であり、そのための体制や環境を整備することが求められています。
「デジタル変革のためのAIソリューション」は、「AI活用プラットフォーム」、「AI戦略策定とガバナンス」、「ビジネス変革のためのAI」、「IT変革のためのAI」の4つのコンポーネントから構成されます。それぞれのコンポーネントには、企業が全社でAIを活用するために最適化されたIBMおよびサードパーティー製品を活用したソリューションが用意され、お客様はそれぞれのニーズに応じてどのコンポーネントからでもAIの本格導入を始めることができます。各コンポーネントの概要は以下の通りです。
■AI活用プラットフォーム
さまざまな大規模言語モデル(LLM)利用を可能とするAIプラットフォーム、AI活用のために必要なデータ・プラットフォーム、AIガバナンスのためのガバナンス機能、そしてAIアプリケーションを構築するためのアプリケーション・プラットフォームなど、AI活用の基盤となるオープンなプラットフォームを提供します。
「AI活用プラットフォーム」のソリューションの1つである「IBM Consulting Advantage」は、AIを実用化するソリューションをIBMとお客様が共創する際の基盤となるもので、様々なAIを本格活用するための柔軟でセキュアなプラットフォームを提供します。IBM Consulting Advantageを活用することで、サードパーティーのLLMを含む幅広いAI活用ソリューションを統合し、利用できるようになります。また、IBM Consulting Advantage上で稼働する生成AIアシスタント「IBM Consulting Assistants」は、プロジェクトに関わる様々な業務を支援し、生産性・効率性の向上を実現します。IBM Consulting Assistantsは、シンプルなチャット・ベースのインターフェースで、議事録作成、資料の要約、翻訳やアイデア検討、コード生成などの幅広い業務を生成AIの支援により効率化します。 お客様は、IBM Consulting AdvantageとIBM Consulting Assistantsを、IBM Consultingが提供するサービスの一環としてご利用いただけます。
■AI戦略策定とガバナンス
全社横断でのビジネス価値創出に向けたAI戦略とガバナンスの実現を支援します。IBMでグローバルに蓄積された各業界・業務のAI知見を活用し、部門横断的な事業価値創出に繋がる重点領域の特定、技術進化を見据えたAI活用方針策定、本格活用におけるリスクを統制するためのガバナンス体制の確立など、「攻め」と「守り」の両面における全社の戦略・組織・プロセス・人材を共創します。
■ビジネス変革のためのAI
業界固有のプロセスに特化したAIソリューションのほか、製品・サービス、顧客接点、ビジネスプロセス最適化、人材管理、サプライチェーン、日常業務といった主要なユースケースに最適化されたAIソリューションを提供します。
- インダストリーのためのAI:金融・製造・流通・通信・公益・公共・医療等、多様な業界に特化したAI
- 製品・サービスのためのAI:自社の製品・サービスの新規開発・改善を効率的かつ効果的に実施するためのAI、および製品・サービスそのものに組み込むAI
- 顧客接点のためのAI: 企業のあらゆる顧客接点を変革するAI。セールスのためのAI、マーケティングのためのAI、CRMのためのAIなどを包含
- ビジネスプロセス最適化のためのAI:経理財務・人事・購買等の人が行う業務の高度化・自動化を通じて、業務・サービスの生産性、品質、価値の向上を実現するAI
- 人材管理のためのAI:点在する人材データを活用した、従業員体験の向上や人的資本の活用効率最大化のためのAI
- サプライチェーンのためのAI:サプライチェーンにおける業務・部門間の連携や調整業務、複数担当者の合意などの意思決定を含む幅広い業務の自動化、高度化、効率化を実現するAI
- 日常業務のためのAI:文書作成や大量文書の分析・要約から、コード生成等の専門スキルを要する作業まで、社員の日々の業務の生産性向上、付加価値創出を実現するAI
■IT変革のためのAI(2023年3月発表)
システム開発や運用などにAIを活用することで、省力化や生産性向上、有識者の知見の大規模言語モデルへの取り込みが可能となり、情報システムに携わる方々の働き方を大きく変革します。すでに、複数の企業で当ソリューションを活用し、AIを活用したシステム構築モダナイゼーションとIT運用の自動化、それぞれにおいて生産性向上を実現しています。
「デジタル変革のためのAIソリューション」は、IT変革とビジネス変革を含む企業の全社的なデジタル変革におけるAIの実用化を加速するものです。日本IBMは、企業におけるAIの実用化と本格展開を加速し、AIを全社的に適用した「AI+(AIファースト)企業」へ変革できるよう支援していきます。
(参考)Smarter Business Blog:AI の実用化を加速するデジタル変革のためのAIソリューション
IBM、IBM ロゴ、ibm.com、watsonxは、米国やその他の国におけるInternational Business Machines Corporationの商標または登録商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。現時点での IBM の商標リストについては、http://www.ibm.com/legal/copytrade.shtml(US)をご覧ください。
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
日本IBM、全社的なAI本格活用を支援する「デジタル変革のためのAIソリューション」
マイナビニュース / 2024年8月8日 18時35分
-
Mendix、生成AIによるコーディング支援ツールを新たに搭載したMendix 10.12をリリース ~セキュアなAI支援型アプリケーション開発で継続的なイノベーションを実現~
Digital PR Platform / 2024年7月31日 16時6分
-
IBMがMistral Largeモデルをwatsonxで提供開始 スタートアップの革新をエンタープライズ規模に展開
PR TIMES / 2024年7月27日 23時40分
-
WPPとIBM、生成AI活用によるB2Bマーケティング革命に向け連携
PR TIMES / 2024年7月17日 16時40分
-
SCSK、共創ITカンパニーに向けたグループ技術戦略「技術ビジョン2030」策定
マイナビニュース / 2024年7月12日 14時42分
ランキング
-
1「もう名前が良き」 ヤマト運輸の新サービスが大反響! 他社では命名できない?
乗りものニュース / 2024年8月10日 16時42分
-
2産経新聞、富山で発行休止 サンスポなども9月末で
共同通信 / 2024年8月10日 18時11分
-
3紫式部が見た「中宮彰子」の異様すぎる"出産光景" 出産は「物の怪」との戦い、涙を流す女房の姿も
東洋経済オンライン / 2024年8月10日 9時0分
-
4ダイヤ通りは6割、ドイツ鉄道「遅延」の深刻事情 「時間に正確」は印象だけ?ラテン系諸国は改善
東洋経済オンライン / 2024年8月10日 7時30分
-
5JR九州、「貨客混載」拡大へ 25年度、新幹線の客室活用
共同通信 / 2024年8月10日 18時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)