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INPEX Idemitsu Norge ASによるCCSライセンスの取得について

PR TIMES / 2024年12月12日 18時45分

~ノルウェーでの大規模CCSプロジェクトの事業化検討に参画~



出光興産株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:木藤俊一、以下「当社」)の持分法適用会社である株式会社INPEXノルウェー※1は、INPEX Idemitsu Norge AS※2(以下、「IIN社」)を通じて、ノルウェーの石油・天然ガス開発上流会社であるSval Energi ASから、同社が保有するTrudvang CCS社(EXL007ライセンス※3におけるCCS※4プロジェクト運営会社)の持分40%のうち30%(ノンオペレーター)を取得することに合意し、契約を締結しました。今後、ノルウェー政府当局による承認等の先行条件を達成した後、取得が完了する予定です。

※1 資本構成:(株)INPEX 50.5%、当社 49.5%
※2 資本構成:(株)INPEXノルウェー 100%
※3 EXL007ライセンス:ノルウェーではCCS事業者にライセンスが付与され、そのライセンスに指定された区域内でCCSの実施が可能になる。
※4 Carbon Capture and Storage: 発電所などから出る排気ガスに含まれるCO2を分離・回収し、地中深くに貯留する技術

【EXL007ライセンスの位置】
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/23740/532/23740-532-7a7b69501b58f7f30eb9d3a2c479914c-915x562.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


Trudvang CCS社が運営し、2023年より事業検討を開始しているTrudvang CCSプロジェクトは、累計2億トン以上のCO2の貯留を見込む大規模CCS事業です。当事業の対象であるEXL007ライセンスに指定された区域は北海北部に位置し、その約15km西方には20年以上のCO2貯留実績のあるSleipner CCSプロジェクトがあります。Trudvang CCSプロジェクトにおける貯留対象層はSleipner CCSプロジェクトの層と同一のため、長期間にわたり安定した貯留が可能であると考えられています。当社は今後、開発プロジェクトの投資意思決定に向けた検討を進めていきます。

当社は、エネルギーの安定供給の責務を果たしながら2050年のカーボンニュートラル社会の実現に貢献することを中期経営計画で掲げており、CCSをその目標達成のための事業の一つと位置付けています。
 CCS先進国であるノルウェーにて事業に参画することでCCSに関する知見をより一層深め、国内外において今後も積極的に取り組みを推進してまいります。

<Trudvang CCSプロジェクトの概要>
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/23740/532/23740-532-06fbcf6ea681ed27e0bfa8a60ae92fc7-1049x387.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



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