台風被害に負けない!有機農法への想いを形に~クラウドファンディングへの挑戦~
PR TIMES / 2024年9月13日 17時39分
一般財団法人こゆ地域づくり推進機構(宮崎県児湯郡新富町、代表理事:齋藤潤一、以下こゆ財団という)は、新富町にて有機栽培に取り組む居積農園のクラウドファウンディングの取り組みを応援します。
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「安心安全の食を届けたい。少しでも私たちの農園で育てた有機栽培の野菜を応援してくれる方々に届けたい。」そう語ってくれた宮崎県新富町の有機栽培農家 居積(すえづみ)さん。目標金額の達成に向けて、日々奮闘中の居積さんにクラウドファウンディングにかける思いと今後の展望についてお伺いしました。「農家を続けていきたい」と話してくれた居積さんの思いを読んでいただき、ぜひ応援していただけると嬉しいです。
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CampFireページ
CampFire ページ【居積農園】温故知新をモットーに、新富町の農業を守りたい。
https://camp-fire.jp/projects/758888/view
【居積(すえづみ)農園】
宮崎県新富町にてベビーリーフやハーブの有機栽培を行う。
約12年前、父の体調不良により広島県からUターンしトマト農家として家業を継ぐ。農業を行っていく中で農薬アレルギーが判明し有機栽培に転向。農薬や化学肥料を一切使用せず、手摘みにこだわった香りや味、色味が力強い野菜を生産している。
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笑顔でインタビューに答えてくれる居積さん
・クラウドファウンディングに挑戦する理由
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私たちは「安心・安全な食を届けたい。そして、食卓で野菜の形や味を楽しんでほしい」という思いを込めて、日々野菜作りに励んでいます。
しかし、近年の異常気象による大型台風の被害により、ハウスの劣化が進んでしまい、その都度修繕を行っていますが、追いつかない状況が続いています。十分な生産体制が整わず、将来への不安を抱えながらの運営です。
さらに、昨年は私自身が体調を崩し、一時農業を休業せざるを得ませんでした。本来ならばベビーリーフやハーブの栽培を続けたい気持ちが強くありましたが、まずは収入を安定させるために、ズッキーニ栽培へと方針を転換しました。
それでも、私たちの野菜を心待ちにしてくれている方々がいます。私たちは農家としての道を歩み続け、応援してくださる皆さんにこれからも野菜を届けていきたいと強く願っています。
・農園の強みや魅力を教えてください
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固定種にこだわっている野菜たち
居積農園では、野菜本来の味を大切にするため、主に「固定種」を栽培しています。
少し専門的な話ですが、固定種とは、何代にもわたって自然な方法で育てられた品種で、その野菜の特性がしっかりと固定されています。つまり、遺伝的に安定した野菜です。
一般的に市場に出回るのは「F1種」と呼ばれるもので、異なる系統の野菜を掛け合わせて作られた一代限りの品種です。このため、成長が早く、収穫量も多くなりますが、形や大きさが揃いすぎてしまいます。
私たちは「固定種」にこだわることで、形は不揃いになり、収穫量も少なくなりますが、野菜本来の味を引き出すことができます。この地域での有機栽培は非常に少なく、さまざまな意見もいただきましたが、理解して応援してくださる方々のおかげで、これからも固定種にこだわり続けたいと思っています。
・クラウドファウンディングで実現したいことを教えてください
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ビニールハウスの修繕が追いつかず雨が続いた後は田んぼのような風景に
私たちは、地域の農業の知恵と特徴を守りつつ、現代に合った農業を実践したいと考えています。
土地で収穫した産物を活用し、土壌を育て、自然な農業を続けていきたいと思っています。
◎ビニールハウスの修繕と新設:現在のビニールハウスを修繕し新たにビニールハウスを建設します。
◎露地での固定種野菜の栽培:所有する露地で固定種の野菜を栽培する計画です。
◎単棟ビニールハウスの建設:連なったビニールハウスを独立した単棟ビニールハウスに建て替え、虫害のリスクを減らします。
◎ビニールハウスの増設とハーブ栽培:新たにビニールハウスを建設し、ハーブの栽培を拡大し、そのハーブで加工品を作る予定です。
◎新たな農地の購入と加工品の作成:土地を購入し、そこで栽培した野菜で加工品を作ります。
・今後の展望を教えてください
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私たちは、これまでの農業の在り方とこれからの農業の在り方を両立させ、次世代に伝えていく農家になりたいと思っています。そして、安心安全の食を届け続けていきたいです。
ベビーリーフとハーブの栽培が再開できたら、いつかはハーブの観光農園事業も行いたいと考えています。
台風の被害に苦しみながらも「農家を続けたい。安心安全の食を届けたい。」と熱い思いを話してくれた居積さん。当財団も、居積農園の取り組みを応援しています。
宮崎県新富町とは
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宮崎空港から車で北へ約30分、人口約16,200人の新富町は施設園芸が盛んで年間を通して多彩な農作物が収穫される食と農の町。2021年2月に宮崎県初のJリーグクラブ「テゲバジャーロ宮崎」のホームグラウンドが開場、2023年4月には人工芝のピッチ2面が備わる新富町フットボールセンターがオープン。女子サッカーチーム「ヴィアマテラス宮崎」の選手を地域おこし協力隊で採用する等、スポーツを活用したまちづくりにも積極的にも取り組んでいます。
一般財団法人こゆ地域づくり推進機構(こゆ財団)とは
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2017年4月に、持続可能な地域の実現を目指して宮崎県新富町が設立した地域商社です。「世界一チャレンジしやすいまち」というビジョンのもと、1粒1,000円以上のライチに代表される農産物中心のブランディングや商品開発で稼ぎ、得られた利益を人財育成に再投資しています。主幹事業である新富町ふるさと納税の運営では、2017年から2023年までの7年間で累計100億円以上の寄附額を記録しており、新富町と多様な企業との連携事業や生活利便性の向上に役立てられています。
▶︎こゆ財団ウェブサイト:https://koyu.miyazaki.jp/
▶︎こゆ財団Facebook:https://www.facebook.com/koyu.miyazaki/
▶︎メディア掲載事例
日経新聞/日経MJ/Forbes JAPAN/事業構想/ソトコト/TURNS/日本農業新聞/全国農業新聞 ほか
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