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クラファン初挑戦のあなたへ、経験者がノウハウを伝授

PR TIMES / 2024年8月29日 10時15分



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クラウドファンディングに挑戦する市内の事業者を応援しようと、愛知県豊橋市は2024年7月31日(水)、トークイベント「クラウドファンディング はじめの一歩」をまちなか図書館で行いました。参加者は、クラファン経験者と支援者から具体的なノウハウや生の声を聞くことで、不安や疑問を解消していきました。
経験者だからこそ知り得た情報を提供



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この日開催したのは、昨年好評だったトークイベントの第2弾。抽選で選ばれた9人(当選10名うち1名欠席)が参加しました。司会進行を務めたのは、小売や飲食、農業などのプロジェクト支援の経験が豊富なコワーキングスペース「トライアルビレッジ」の小倉摩美さん。また、クラファン経験者として、目標金額の364%を達成した「鉄板焼 とらのこ」(豊橋市駅前大通1)の長谷川佳子さんと、現在初挑戦中の「oteteote(おてておて)」井川和也さんの2人がゲストとして登壇しました。この3人が、プロジェクト実行の流れや告知・周知のポイント、掲載先の選定方法などをアドバイスしました。

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 長谷川さんは今年の2月末から4月末までの約2カ月間、小⻨粉を一切使わない米粉のお好み焼きをマクアケで先行販売しました。主な原材料は豊橋産食材を使用。目標額を大きく上回る54万6610円をサポーター90人から集めました。
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一方、井川さんがキャンプファイヤーで募っているのは、⾚ちゃんとペット向けスタイの開発や製作に関わる費用。ブランド「oteteote(おてておて)」のプロダクト第1弾として発売します。家業は縫製業で、婦人服やベビーグッズ、ペット用の服の製作に携わる中、新しい挑戦として今回のプロジェクトを計画しました。
クラファンの基本の基からスタート


トークイベントはまず、クラウドファンディングとは何か?という基本的なところからスタート。掲載先選びのポイントとして小倉さんは、「やりたいことが規約に合うか」「ターゲット層がマッチしているか」「手数料や入金のタイミング」を挙げました。
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次に準備は何から始めたらいいのかー。小倉さんはコンセプトの大切さを説きます。参加者が実際にワークシートに書き込み、コンセプトを固めていく時間も設けられました。「どんな人があなたのプロジェクトを支援してくれそうか」「その人はどんな悩みを持っているのか」「クラファンを行う理由」などの考えを整理。次に参加者同⼠ペアになり、第三者からの意見を聞いたり、自分のことを話したりすることで、思いもよらない魅力やより伝わりやすい表現を見つけていました。

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 コンセプトが決まったら、いよいよ実際にサイトへ掲載されるプロジェクトページ作りです。 目標金額達成の鍵を握る、魅力的なページにするためのアイデアや商品の魅力をきちんと伝えるための工夫・苦労をゲスト2人から聞きました。
「自分が言いたいことを読書感想文のように書けばいいというわけではなく、項目別に細かく区切って、写真も差し込んで作りました。ぱっと見て見やすいページを心がけました」(長谷川さん)
「商品を製作し、改善して、モニターさんに使ってもらい、直していく作業もある中で、文章も作って、写真も撮ってとなるとやることが多すぎて、当初の公開予定よりずれてしまった。頼めるところは誰かに依頼した方がいい」(井川さん)
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小倉さんは「あまり自分のことを知らない第三者にページを見てもらい、客観的な意見を伺うこともかなりおすすめ」と言います。また、具体的なアドバイスとして、「タイトルをキャッチーにする。画像は2~3行に1枚でも全然多すぎない。文字がずらっと並んでいるだけだと読まれないので、画像はとにかくたくさん入れてください」とアドバイスしました。


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またリターンについて、長谷川さんは、商品の製造ペースと共に、豊橋産食材の収穫時期を逆算し、さらにそこから約1カ月半の余裕を持たせてお届け日を設定。井川さんは、いろんな人に応援してもらうため、なるべく幅広い価格帯で用意し、さらに同じスタイでも数量限定の割引をつけたリターンを準備するなどの工夫をしたと話します。
公開後の告知や周知についてのポイントとは?




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 成功へと導く公開後の告知や周知についてのポイントは、「プロジェクト公開前からとにかく発信」「公開1週間からラスト1週間が特に重点ポイント」「友達、友達の友達、それ以外が3分の1ずつくらい」「同じ内容でも繰り返しお知らせする」です。
小倉さんは「魔法のような方法はないので粘り強く、とにかくいろんな手段で、たくさん周知するのがポイントになります」と説明。「公開前にどれだけ告知して、スタートダッシュを切れるか、告知段階のファーストステップとしては大事なところになります。 特に最初の1週間とラスト1週間は伸びやすくなるので、とにかくあらゆる手段でいろんな方に連絡してください。支援者は自分の直接の知り合いと知り合いの知り合い、いわゆる友達の友達と、それ以外の自分も知らないような方が大体3分の1ずつ。どんなプロジェクトでも割とこのような統計になります」と話しました。
実際に広報に使ったツールとして、長谷川さんはフェイスブック、インスタグラム、LINE、ホームページ、 はがきなどを挙げ、「中でも一番効果があったのが個別メッセージ」と明かしました。

宣伝広告にもなるクラファン



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 参加者からの質問の時間も設けられました。「クラファンをやってよかったですか?」の問いに、長谷川さんは「結果すごく良かったと思います。商売のためと言えばそうなりますが、ホームページのアクセス数もすごく伸びていますし、商品に対する問い合わせが一般の方ではなく雑誌の方、メディア関係の方からあったので、広く知っていただくきっかけになりました」。井川さんも「基本的には何か売る予定のものがあるのなら、とりあえずやった方がいい。みんなを巻き込むことで、それぞれが協力してPRしてくれるので、今の時点でよかったと思っています」と述べました。

クラファンには資金調達以上の価値がある




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最後に小倉さんは、「クラウドファンディングはお金を集める仕組みではあるけれど、お金を集めるだけではない。商品の反応をテストマーケティングしたり、宣伝広告にもなります。お金以外にもこれだけ効果があるので、かけた費用や集まった金額以上の価値はしっかり出せるかなと思います」と締めくくりました。
ゲストの2人は参加者へアドバイスを送りました。

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 「本業ありきでプロジェクトページに携わると、本業とクラファンのどちらかがおざなりになりかねません。なので補助金を使い、外に投げられるところは専門の人に依頼し、自分の意見を全部載せてもらうくらいの気持ちでいた方が、どちらもうまくいくと思います。私は時間がなくて全部1人でやったので、後になってこれをやっておけばよかったという後悔が大きかった。次は補助金を使ってやりたいなと思ってます」(長谷川さん)

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 「スタートの1カ月ぐらい前に準備を終わらせておくようなスケジュールにした方がいいと思います。後でこれをやっておけばよかったというのが結局出てくる。あと、公開前の段階で限定公開URLなどを使い、情報を広めておいた方がいい」(井川さん)。


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 今回のトークイベントはユーチューブの豊橋市公式チャンネル「ええじゃないか豊橋チャンネル」で配信します。補助金の応募はまだまだ受付中です。このチャンスをぜひ、ご活用ください!
URL:https://www.youtube.com/watch?v=vyoQr2Qd6vg

[動画: https://www.youtube.com/watch?v=vyoQr2Qd6vg ]


【新ビジネスチャレンジ応援補助金(クラウドファンディング)の概要】


■対象者
(1)市内に本店(個人については住所)がある中小企業者
(2)継続して1年以上事業を営む者
※本部が市外にあるフランチャイズチェーンでないもの
■対象となる経費
(1)クラウドファンディングのプロジェクト終了の日から交付申請の日までに、クラウドファンディ
ング仲介事業者へ支払う以下の費用
・サービス手数料(利用手数料及び決済手数料)
・支援金を早期に受け取るための手数料
(2)プロジェクト終了の日の1年前から交付申請の日までに支払う、プロジェクト実施に必要となる以下の費用 ※ただし、(1)の費用を伴う場合に限る。
・プロジェクト制作及び仲介事業者への申請代行委託費
・プロジェクトページのページコンテンツ(文書、写真、動画等)の制作代行委託費
■補助金の額
対象となる経費の2分の1の額(1,000円未満切捨て)
補助金の限度額:10万円
■申請期日
プロジェクトの終了日から1年以内
■その他
詳しい内容は市ホームページ(https://www.city.toyohashi.lg.jp/50215.htm)をご確認ください。

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