出光興産×東京海上日動×帝人×リコーの4社による企業横断型キャリア形成支援の取り組み「クロスメンタリング」最終報告会を開催

-来期は参加企業の取り組みの深化、プラットフォームの拡充へ-



　出光興産株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：木藤俊一、以下「当社」）は、東京海上日動火災保険株式会社（以下「東京海上日動」）、帝人株式会社（以下「帝人」）、株式会社リコー（以下「リコー」）とともに、女性活躍推進施策の一つである「クロスメンタリング」の最終報告会を開催しました。最終報告会では半年にわたる活動の振り返りを行うとともに、来期の活動についても発表しました。
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　　　　　グループディスカッションの様子

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　　　　　　　クロスメンタリング参加者

　「クロスメンタリング」とは、メンター（支援者、助言者）とメンティ（支援・助言を受ける立場）が他企業との組み合わせで行う、企業横断型のキャリア形成支援の取り組みです。本クロスメンタリングでは、経営幹部がメンター、女性管理職がメンティとなってメンタリングを行い、女性管理職の自律的キャリア形成と、多様な人財が企業を超えて学び、育て合うことによるジェンダーギャップ解消の加速を目指しています。今回は、各社からメンター、メンティ各7名が参加し、5月から半年にわたり集合研修やメンタリングを実施しました。

　最終報告会では、クロスメンタリングを通じて得た学びを今後のキャリアや人財育成等にどう生かすか、企業や社会全体の変革にどのように繋げられるかを議論しました。来期もクロスメンタリングを実施するとともに、参加企業以外にも、企業を超えての繋がり、学び・育て合う、ジェンダーギャップ解消に向けたプラットフォームの拡充に向けて挑戦していきます。
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　当社は、中期経営計画（対象年度：2023～2025年度）において人財戦略を経営戦略の根幹に据え、「DE＆Iの深化」に取り組んでいます。本取り組みを通じて女性活躍を推進するとともに、ジェンダーにかかわらず全ての社員が生き生きと働き、新たな価値を共創できる企業を目指してまいります。

■2024年度（第二期）クロスメンタリング実施概要
・実施時期：2024年5月24日～2024年12月4日
・参加企業：出光興産、東京海上日動、帝人、リコー
・参加者：各社メンティ7名・メンター7名、計56名（28組）
・実施内容：集合研修3回、メンタリング3回、女性性管理職ネットワーキング（研修や交流会）メンターネットワーキング（意見交換会）
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　　　　　　　葉山でのリトリートの様子

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　　　　　　メンター意見交換会 参加者

■参加者コメント
＜メンティ＞
・メンタリングで、経営者の視点や心構え等を知ることが出来たこと、修羅場やコンフリクトの捉え方を整理できたことで、上位職に挑戦したい気持ちになった
・社内の常識に捉われず、自分の気持ちを正直に相談することができたので、今まで参加してきたメンタリングの中で最も学びが多く、一生忘れない機会になった
・社外の役員クラスの方が真摯に自分に向き合ってくださったので、今までにはないレベルで自分を掘り下げることができ、今後自信を持って取り組んでいこうと思った
・ビジネス書からは読み取れない気付きを得たことに加えて、自社・他社のメンティとの出会いに刺激を受け、とても満足できるプログラムだった

＜メンター＞
・業界や会社が異なっていても、ジェンダーギャップ解消に向けた課題には共通点が多く、クロスメンタリングの重要性を認識した
・メンタリングで聞く姿勢や問いかけの重要性を再認識し、職場において、一方通行のような伝え方を極力避け、本人自らが気づくような話し方、接し方を心がけるようになった
・自分たちが普段求めている女性活躍のイメージと、これから活躍を目指す女性たちの持つ活躍イメージには、かなりのギャップがあるのではないかと気付いた
・クロスでメンタリングするというコンセプト自体が秀逸であり、これを継続していく事に意味があると感じた。また、他社メンターとの意見交換会も非常に参考になった

【参考】
出光興産×東京海上日動×帝人×リコーの 4 社による「クロスメンタリング」をスタート（2024年5月29日付）

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