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株式会社オルツとJR西日本、運転整理のAI支援に向けた共同開発に着手

PR TIMES / 2023年5月24日 16時15分

株式会社オルツ(東京都港区、代表取締役:米倉 千貴、以下「オルツ」という。)と西日本旅客鉄道株式会社(大阪市北区、代表取締役社長:長谷川 一明、以下「JR西日本」という。)はダイヤ乱れの早期回復によるサービス品質向上の実現を目指し、運転整理のAI化に向けた開発を共同で取り組みます。



[画像1: https://prtimes.jp/i/95753/541/resize/d95753-541-fb8a744c3bddeb030be5-4.jpg ]


取り組み概要


 本件については、2020年に株式会社JR西日本イノベーションズ(大阪市北区、代表取締役社長:奥野 誠、以下「JR西日本イノベーションズ」という。)がオルツに出資し、出資に基づく業務提携によりJR西日本グループの保有する技術ノウハウのAI化に取り組んできました。その一つとして、運転整理を行うベテラン指令員の思考および判断のデジタル化の実現可能性を検証してまいりました。2022年度はJR西日本管内の実在する線区・実在するダイヤのデータを用いて、列車の運行乱れが発生した際に自動で運転整理を行うためのAI学習モデルを検証してきました。この度、本モデルが輸送指令員の運転整理を支援できる有用なソリューションとなる見込みが立ちましたので検証フェーズから製品開発フェーズに移行し、JR西日本主導のもとオルツとの共同開発を更に加速させていくこととします。これにより、オルツの持つP.A.I(パーソナル人工知能)※1を組み合わせたベテラン指令員の運転整理再現が可能となれば更なるダイヤ復旧の質向上が実現します。
 将来的には、オルツと開発した技術を社会実装していくことで、JR西日本エリア内にとどまらず、他交通事業者の課題解決にも貢献したいと考えております。

[画像2: https://prtimes.jp/i/95753/541/resize/d95753-541-b1b5389b738927327e68-5.jpg ]



目指す姿


 JR西日本グループは様々なパートナーと共に、安全・安心・信頼できる鉄道サービスを通じた便利で豊かな暮らしをお客様に提供します。オルツとの共同開発により、AIによる運転整理支援ソリューションが実現すれば、経験年数等の違いによる能力差によって生じる運転整理案のバラつきを縮小し、列車遅延によるお客様への影響を最小限にとどめることができます。このような取り組みを通じて、お客様に提供するサービス品質の向上に貢献して参ります。
 また、当社で働く社員がいきいきと活躍できる職場の提供を実現して参ります。デジタル技術を活用した新たなソリューションの導入により、鉄道運行オペレーションの中枢を担う指令所を含めて日々の業務プロセスを変革し、鉄道事業の生産性向上と持続可能な交通システムの未来を実現することで、社員一人ひとりが働きがいと成長を実感できる活力のある職場づくりに取り組みます。
※ P.A.I
 P.A.I.(パーソナル人工知能)」とは、私たち自身の意思をデジタル化し、それをクラウド上に配置してあらゆるデジタル作業をそのクローンにさせることを目的としたAIです。

会社概要


[画像3: https://prtimes.jp/i/95753/541/resize/d95753-541-258dc83117d4ab137e1f-0.png ]

[画像4: https://prtimes.jp/i/95753/541/resize/d95753-541-b2ee9a67f493a54195c0-1.png ]

[画像5: https://prtimes.jp/i/95753/541/resize/d95753-541-b3a1e60e57d7b0ec61dc-2.png ]

[画像6: https://prtimes.jp/i/95753/541/resize/d95753-541-c389d0aa4adb05bcc25f-3.png ]


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