滋賀県高島市とふるさとチョイス、コロナ に負けない!「ふるさと納税で三方よしお米シェアプロジェクト」を開始
PR TIMES / 2020年5月1日 18時45分
~ お礼の品の一部をフードバンク団体に寄贈できる「シェア型返礼品」 ~
滋賀県高島市とふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」(https://www.furusato-tax.jp/)を企画・運営する株式会社トラストバンク(本社:東京都目黒区、代表取締役:川村憲一)は5月1日、ふるさと納税を活用して、寄付者がお礼の品(お米)を受け取るとともに、一部を市内フードバンク団体への寄贈を通じて新型コロナウイルスの影響で食に困っている子育て世帯などにおすそ分けできる「ふるさと納税で三方よし お米シェアプロジェクト」を開始しました。本プロジェクトを通じた寄付金は、市の新型コロナ対策や市民の生活支援、地域経済対策などに活用します。
寄付者がお礼の品を全量受け取らず、一部を支援団体などに寄付できる「シェア型返礼品」は全国でも珍しい取り組みです。
1. 趣旨
新型コロナの影響で、休校による学校給食の停止や、収入減少による暮らしの不安など、日常生活を支える「食」への不安が高まっている家庭が増加しています。
このような市内の家庭をふるさと納税で支援するため、寄付者自身がお礼の品を受け取ることに加え、「フードバンクびわ湖高島支部」にお礼の品の一部を寄付できる「シェア型返礼品」を通じて、市外の寄付者と市民がそれぞれ「同じ食(米)」をわかち合うことができる「お米シェアプロジェクト」を開始します。高島市は、総合戦略課(ふるさと納税)、農業政策課(農業振興)、社会福祉課(生活困窮者支援)、環境政策課(フードバンク支援・循環型社会)の4課が連携して取り組みます。
2. コロナに負けない!「ふるさと納税で三方よし お米シェアプロジェクト」の概要
[画像1: https://prtimes.jp/i/26811/544/resize/d26811-544-936145-0.jpg ]
◆ 仕組み:たとえば、寄付者が通常15kgのお米を受け取るところ、本プロジェクトでは寄付者が10kgを受け取り、5kgをフードバンクへの寄付分として、一旦、高島市役所に留め置きします。市役所でお預かりした5kgのお米は、市がフードバンクびわ湖高島支部にお渡しします。フードバンクびわ湖高島支部の活動を通じ、お米が高島市内の子ども食堂、学童保育、ひとり親家庭等の「食」に困っているご家庭に支給されます。
※寄付者とフードバンクびわ湖高島支部で分け合うお米の比率は、各お礼の品により異なります。
◆シェア型返礼品の一例
【新旭町農業協同組合】「お米シェア」みずかがみ・コシヒカリ食べ比べセット 寄付額:22,000円~
[画像2: https://prtimes.jp/i/26811/544/resize/d26811-544-756410-1.jpg ]
※その他の参画事業者:エーゼロ高島しこぶち事業所、よこいファーム、実生庵、才川食品店
※「シェア型返礼品」点数:全9品 ※いずれも5月1日時点
◆プロジェクト期間:2020年5月1日(金)~6月30日(火)
※終了後に、延長を適宜検討します。
◆ ページURL: ふるさとチョイスの「高島市特集記事ページ」(https://www.furusato-tax.jp/feature/detail/25212/5528)
3. 高島市 福井 正明 市長のコメント
「新型コロナウイルスの影響がおさまらない中、高島市では、高島のお米を市外の寄付者の方と、高島市内で食に不安を抱えている方とが分け合う『お米シェアプロジェクト』を企画いたしました。このプロジェクトは、寄付者の方から返礼品のお米の一部を“おすそ分け”していただき、市がフードバンクびわ湖高島支部に責任をもってお渡しすることで、市外の寄付者の方と、高島市内で食に不安を抱えている方が、地域を越えて同じ食(お米)を分け合うことができるプロジェクトです。
もはや新型コロナウイルス感染症は、誰がかかってもおかしくありません。
市では、大きな不安や苦労を抱えている全市民に対し地域通貨1万円分を、0~18歳までの全子どもに対し3千円分の図書カードを支給することを既に決定しましたが、住民生活や地域経済への影響はまだまだ続くものと思われます。このプロジェクトを通じていただいたご寄付は、こうした新型コロナウイルス対策や生活支援、地域経済対策に活用させていただきます。
全国には、高島市への帰省や訪問を自粛されている方もいらっしゃるかと思います。
皆様にはこのプロジェクトを通じ、これから輝きを増す琵琶湖、メタセコイア並木など、高島の美しい景観に思いをはせていただければと思います。
皆で力を合わせて、新型コロナウイルスを乗り越えていきましょう。」
4. フードバンクびわ湖 堀 豊事務局長のコメント
「フードバンクびわ湖は、家庭や事業所で眠っている食材を集め、ひとり暮らしの高齢者、ひとり親家庭、生活に困っている方などにお届けする活動をしています。
今回の新型コロナウイルスの影響で滋賀県下の学校給食が停止され、不要となった食材を譲り受けて、限られたボランティアスタッフで、県下の子ども食堂や福祉施設などに無償で配布するために日々奔走しているところです。
今回の『お米シェアプロジェクト』は、フードロスではなく高島市を応援する寄付者の方の返礼品の一部を寄付いただける企画と聞いていますが、こういったサポートのあり方があるのかと、我々も新鮮な驚きを持っています。
もともと、高島市では職員の皆さんのご家庭で眠っている食品を持ち寄る『フードドライブ』を環境政策課が率先して行い、これまでも食品の寄付をいただくなど私たちの活動への理解をいただいてきましたので、今回の企画も大変ありがたく感じています。
この活動をきっかけに、全国のフードバンク活動が改めて認知されることにも期待しています。このプロジェクトを通じていただいたお米は、『フードバンクびわ湖高島支部』で活用させていただきます。」
●滋賀県高島市について
滋賀県北西部に位置。人口 47,940人(2020年3月末現在)。琵琶湖の水の37%を生み出す豊かな森林、自然と人々が共生する里山から湖辺まで、豊かな景観に恵まれた地域。市内には「新・日本街路樹100景」に選定される「マキノ高原のメタセコイア並木」、「日本の棚田百選」に滋賀県下で唯一選定された「畑(はた)の棚田」など15の百選が存在するほか、文化庁の「重要文化的景観」が3か所、「日本遺産」の構成文化財が5つ存在するなど、自然や歴史文化資源に恵まれ、こうした風土が育んだ近江牛や近江米、湖魚、日本酒などの特産品が人気である。
http://www.city.takashima.lg.jp
●フードバンクびわ湖について
2018年7月設立した任意団体。家庭や事業所で眠っている食品や日用品などの寄付を受け付け、子ども食堂や学童施設、福祉施設や生活に困っている世帯に無償提供している。高島市や他の団体とともに、フードドライブイベントを開催するなど、フードバンクの知名度の向上、食品ロスの削減に向けた活動も行っている。持続可能な社会を目指し、SDGsの推進も行っている。
https://peraichi.com/landing_pages/view/foodbankbiwako
●株式会社トラストバンクについて
2012年4月設立。2012年9月ふるさと納税総合サイト『ふるさとチョイス』を開設。同サイトは契約自治体約1,500団体超(2020年4月)、お礼の品数23万点超(2020年4月)、月間最大2億PV(2019年12月)の国内最大級のふるさと納税総合サイト。2020年3月、ふるさと納税を活用した新型コロナウイルスに伴う支援プロジェクト(https://www.furusato-tax.jp/feature/a/corona-virus_support_index)を開始。
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