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ニッセンと西陣織工業組合によるアップサイクルプロジェクト『京都西陣 未来へつなぐ架け橋プロジェクト』が「未来づくり貢献賞」を受賞しました。

PR TIMES / 2025年1月16日 11時45分

ニッセンが西陣織工業組合と連携して実施してきたアップサイクルプロジェクトが評価されました!



[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/1066/552/1066-552-4730fb01e927a450729b4fa96e744906-1200x500.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


 株式会社ニッセン(本社:京都市南区、代表取締役社長:羽渕淳)は、京都市、西陣織工業組合と連携し、伝統工芸品「西陣織」を活性化し、未来につなげるための活動『京都西陣 未来へつなぐ架け橋プロジェクト』に対して、京都市による「令和6年度 京都市輝く地域企業表彰 未来づくり貢献賞」を受賞したことをお知らせいたします。

京都市は「京都市 輝く地域企業表彰」制度を設け、地域と共に継承・発展する「地域企業」の理念の浸透及び実践の促進に取り組んでおり、その中でも、社会課題の解決や新たな価値の創出等を目的に地域企業等が連携して実施した事業のうち、独自性、社会性、発展性等について、他の事業者のモデルとなると認められた取組を「未来づくり貢献賞」として表彰しています。

このたび、令和6年度に表彰された13組のひとつに、ニッセンが西陣織工業組合と連携して実施してきたアップサイクルプロジェクト『京都西陣 未来へつなぐ架け橋プロジェクト』が選ばれました。「京都市輝く地域企業表彰 未来づくり貢献賞」は初受賞となります。

なお、今回の応募要件は以下のとおりです。
- 令和5年4月1日以降に実施された取組であること
- 2事業者以上が連携した取組であること
- 取組内容が基本理念に則し、社会課題の解決や新たな価値の創出等に寄与するものであること
- 実施事業者が「地域企業宣言」の趣旨に賛同し、自社又は団体の理念及び活動を自ら発信すること


「京都西陣 未来へつなぐ架け橋プロジェクト」について
『京都西陣 未来へつなぐ架け橋プロジェクト』は、西陣織の製造過程で発生する残反や残糸のアップサイクルを、現役の服飾専門学校生が企画するプロジェクトで、2023年5月に始動しました。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/1066/552/1066-552-dce274e4db466e86baf47fb9176c7f1a-700x500.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


ファッションを学ぶ若い世代の作品を通じて、より多くの方が伝統工芸の未来を考えるきっかけになることを目指しています。また、アップサイクル作品や学生とのやり取りを通じて、プロジェクト関係者が新たな気付きを得ることも目的としています。

そのため、まずは西陣織の歴史や技を座学でしっかりと学び、続いて、西陣織の工房で職人の技を間近に見て伝統工芸の今を体感。
そうした体験を通じて生み出された学生の企画は、関係者が立ち会い意見を述べることでお互いの想いを共有しています。
プロジェクト特設サイトはこちら

「京都西陣 未来へつなぐ架け橋プロジェクト」での取組事例
プロジェクトが始動した2023年は、ファッション関連の専門学校生を対象にした『アップサイクル作品コンテスト』を開催。
西陣織を身近に感じてもらい、伝統工芸の未来を考えるきっかけになることを目指したコンテストには、188の作品が集まりました。関係者による最終審査会やニッセン社員の人気投票で優秀賞7作品を決定。プロジェクトは約半年をかけて、11月の優秀賞表彰式で幕を閉じました。

2年目となる今年はコンテスト形式ではなく、参加学生と西陣織の職人や西陣織工業組合関係者、そしてニッセン社員との『対話で作品を作り上げていく』をプロジェクトテーマに設定。西陣織の残反や残糸を使用した、今までにない全くあたらしい発想の作品づくりに取り組みました。
『対話』を生み出すため、学生による制作途中の作品プレゼンテーションを開催。何度も会を設けることで、西陣織を通して世代や立場を超えた意見交換が実現し、1年目とは異なる結びつきを感じるプロジェクトになりました。

始動から2年あまりですが、参加専門学校数は5校、学生数は150名を超えました。
参加した学生のプロジェクト参加満足度は84%と高く、”非常に良い機会となった””伝統工芸への興味関心が高まった”という声をいただいています。

「京都西陣 未来へつなぐ架け橋プロジェクト」開催経緯
経済産業大臣の指定を受けている工芸品のうち、「織物」に分類されている38の工芸品(2022年11月時点)について認知度と保有率を調査したところ、いずれも「西陣織」が1位でした。じつに、回答者の7割以上が認知しており、48%の人が「西陣織」を持っていると回答。しかし「西陣織」の歴史や技など「詳細については知らない」という人が、保有者の8割以上を占める結果となり、認知されているのは、名称だけということが明らかになりました。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/1066/552/1066-552-1a57062d1ba37c994591f8d910deea42-1300x500.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


「西陣」と呼ばれて500年以上の歴史がある「西陣織」ですが、「なんとなく知ってるけど、実際、どういうものか分からない」「そもそも西陣織を知らない」など、若い世代の多くは西陣織が身近ではないというのが現状。
そこで、若い世代をはじめ多くの方に、西陣織を身近に感じてもらい、伝統工芸の未来を考えるきっかけになることを目指してプロジェクトを始動しました。

西陣織工業組合について
西陣織工業組合は、西陣織の製造に携わるメーカーと職人の団体で、昭和48年(1973年)に関係する3組合が合併し設立。西陣織の振興と発展のため、各種の事業を展開し、長年の歴史に培われた伝統の技術・技法を守り、西陣織の未来への継承と生活文化への貢献を推進しています。とくに若手技術者の育成と消費者本位の安心信頼の産地づくりに尽力しています。

西陣織工業組合直営の西陣織会館では、和装の美しさ楽しさをさまざまな視点から紹介しています。絢爛豪華な西陣織展示と制作実演、1000年の歴史史料の展示などを行っています。また、直接伝統に触れることのできる手織体験やおしゃれな着物の着付け体験などができます。
<見て・知って・着て・楽しんで>和装文化の伝統を五感で感じとっていただけます。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/1066/552/1066-552-baeec362b9a3e85250705daee2a825ed-907x883.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
西陣織会館 外観

公式サイトはこちら

information
▼ニッセンオンラインショップはこちら https://www.nissen.co.jp/

▼ニッセンホールディングス ニュースリリースはこちら
https://www.nissen-hd.co.jp/news/

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