【新聞書評が続々掲載】日本初のハレム研究本『ハレム 女官と宦官たちの世界』(新潮選書)、重版決定!
PR TIMES / 2022年5月18日 16時45分
朝日・読売・毎日・日経で書評掲載。産経は著者インタビュー掲載。全国紙5紙すべてで紹介された話題書。
九州大学准教授の小笠原弘幸さんの新刊『ハレム』が話題を呼んでいます。朝日新聞では直木賞作家の澤田瞳子さんが、読売新聞では東京女子大学長の森本あんりさんが、毎日新聞では政策研究大学院大学教授の岩間陽子さんが、日経新聞では日本国際文化研究センター所長の井上章一さんが、週刊現代では明治大学教授の清水克行さんが、それぞれ書評を寄稿。売れ行き好調のため、新潮社ではこの度『ハレム』の重版を決定しました。
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トルコで製作されたTVドラマ『オスマン帝国外伝~愛と欲望のハレム~』が、全世界で8億人が視聴する大ヒットとなり、日本でもオスマン帝国の後宮ハレム(日本語では「ハーレム」とも表記)への関心が高まっています。そこで気鋭のオスマン帝国研究者・小笠原弘幸さんに、ハレムをテーマに新潮選書を書いていただいたところ、各メディアで大きく紹介され、この度、重版をかけることが決まりました。
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■著者コメント
海外ドラマ『オスマン帝国外伝~愛と欲望のハレム~』は、私も一ファンとして楽しんでいます。本書は、それらの作品も意識して、読者の皆さんがより深く楽しく作品を鑑賞できるように、ハレムという組織機構の解説や、登場人物の掘り下げ、時代背景の説明に注力しました。ぜひ本書を通じてハレムの魅力に触れていただければ幸いです。
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■書籍概要
これまでは「酒池肉林」、エロティシズムとエキゾチシズムのイメージで語られてきたイスラム世界の後宮・ハレム。その「禁じられた空間」では、実際に何が行われていたのか。奴隷として連れてこられた女官たちは、いかにして愛妾、夫人、母后へと昇りつめていったのか。ハレムを支配する黒人宦官と、内廷を管理する白人宦官は、どのように権力を手にしていったのか。600年にわたりオスマン帝国を支えたハイスペックな官僚組織の実態を、最新研究を駆使して描く。
■著者紹介
1974年、北海道生まれ。青山学院大学文学部史学科卒業。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。2013年から九州大学大学院人文科学研究院イスラム文明学講座准教授。専門はオスマン帝国史およびトルコ共和国史。主な著書に『イスラーム世界における王朝起源論の生成と変容』(刀水書房)、『オスマン帝国』(中公新書、樫山純三賞受賞)、『オスマン帝国英傑列伝』(幻冬舎新書)など。
■書籍データ
【タイトル】ハレム 女官と宦官たちの世界
【著者名】小笠原弘幸
【発売日】2022年3月24日(木)
【造本】新潮選書(四六判変型ソフトカバー)
【本体定価】1,815円(税込)
【ISBN】978-4-10-603877-8
【URL】https://www.shinchosha.co.jp/book/603877/
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