動画配信サービスの利用経験は過去最高の8割超、総合満足度は「Netflix」が2年連続首位(VOD STREAM調べ)
PR TIMES / 2025年1月27日 11時45分
~動画配信サービスの利用状況に関する最新レポート~
ナイル株式会社(本社:東京都品川区、 代表取締役社長:高橋飛翔、 以下ナイル)が運営するエンタメ情報メディア「VOD STREAM」では15~59歳の男女1,014人を対象に、2025年1月2日~1月9日の期間、動画配信サービスの利用状況に関する調査を実施しました。
■アンケート調査結果
レポート詳細:https://vod.app-liv.jp/archive/153810/
- 動画配信サービスを利用中の人は71.1%
- 利用したことがあるサービス最多は「Amazonプライム・ビデオ」が3年連続首位
- 幅広い世代に支持されているのは「TVer」と「Amazonプライム・ビデオ」
- 年代間で利用率の差が大きいのは「DMM TV」と「dアニメストア」
- 評価項目別満足度は「Netflix」が3部門で首位に
- 総合満足度TOP3は「Netflix」、「dアニメストア」、「Amazonプライム・ビデオ」
※本調査の対象動画配信サービスは、VOD STREAM編集部独自の基準で選定しています
■動画配信サービスを利用中の人は71.1%
2025年1月2日~9日の期間で15歳から59歳の男女1,014人を対象に動画配信サービスの利用状況を調査したところ、「現在利用している」が71.1%、「過去に利用経験あり」が(9.7%)、「利用したことがない」が19.2%という結果でした。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/55900/559/55900-559-12fffdf2549466cc54833676e079b76d-1920x1080.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「現在利用している」「過去に利用経験あり」を合わせると、動画配信サービスを利用したことがある人は全体の80.8%を占めています。VODサービスが多くの人の生活に定着しつつあることが伺える結果となりました。
さらに年代別に見ると、現在利用中の割合は10代が75.0%と最も高い一方で、年代が上がるほど少なくなる傾向があり、50代では62.6%でした。年代によるばらつきはありますが、全年代で半数以上の人が利用していることを踏まえると、VODサービスは幅広い世代に広がっているといえるのではないでしょうか。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/55900/559/55900-559-d565aadb3fce6ac9b98eb80a61ee8082-1920x1080.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
■利用したことがあるサービス最多は「Amazonプライム・ビデオ」が3年連続首位
動画配信サービスを「現在利用している」「過去に利用したことがある」と回答した819人に利用経験のあるサービスを尋ねると、1位は「Amazonプライム・ビデオ」で492人、2位は「TVer」で331人、3位は「Netflix」で237人でした。2023年と2024年に行ったナイルによる同様の調査でも「Amazonプライム・ビデオ」は利用経験のあるサービスでトップに輝いており、3年連続1位という結果に。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/55900/559/55900-559-561dbd7e5a10bac362ebb5445defeca5-1920x1080.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
1位の「Amazonプライム・ビデオ」と回答した割合は、動画配信サービスの利用経験者の60.1%を占めています。月額600円というコスパの良さや名作のカバー率の高さに加え、最新映画をレンタルできる手軽さなどが評価されていると考えられます。Amazonプライム会員であれば追加料金なしでAmazonプライム・ビデオを利用できる点も大きいでしょう。
2位に選ばれたのは民放公式テレビ配信サービス「TVer」です。人気ドラマやバラエティ・アニメなどの見逃し配信のほか、過去番組の配信や、リアルタイム配信・ライブ配信を完全無料で視聴できます。テレビの代わりにインターネットで視聴する人も多いのではないでしょうか。
3位はアメリカの大手動画配信サービス「Netflix」で、ナイルが2023年から行っている本調査(※1)において3年連続トップ3入りしています。邦画・洋画、海外ドラマ、アニメが充実しているほか、ここでしか観られないオリジナル作品が強み。2020年からの約4年間で日本の会員数が約2倍の1000万人を超えたとのデータ(※2)もあり、日本国内での契約者を伸ばしています。
※1 定額制動画配信サービス利用状況調査(2023)https://vod.app-liv.jp/archive/140331/
※2 日経新聞(2024/12/4)https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN030T30T01C24A2000000/
利用したことがある人が多い上位11サービス(10位が同数のため11サービスを選出)における年代別内訳を見ると、平均利用率は10代(16.7%)、20代(27.0%)、30代(25.4%)、40代(18.2%)、50代(12.7%)であることから、20代と30代が特に高く、動画配信サービスを最もよく利用する世代だといえます。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/55900/559/55900-559-5aeefed2519c148a9b6c099ddd6ecb81-1920x1080.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
年代間で利用率の開きが少なく、どの世代でも比較的まんべんなく利用されていたのが「TVer」と「Amazonプライム・ビデオ」でした。
一方、年代間で利用率の差が大きかったのは「DMM TV」と「dアニメストア」。ボリュームゾーンにあたる20代が37.2%と「DMM TV」の利用率が最も高いのに対し、60代では6.4%と大きな開きが出ました。「dアニメストア」も同様に、20代が33.8%と最も利用率が高いのに対し、60代では5.2%と約6.5倍もの差がありました。
■評価項目別満足度はNetflixが3部門で首位に
利用経験のある人が多かった上位11サービスについて、動画配信サービスの利用経験者に「料金」「配信作品数・ラインナップ」「オリジナル番組・作品」「使いやすさ」の計4項目別に5段階の評価をつけてもらい、満足度を算出しました。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/55900/559/55900-559-c1da210fb1c5ef61f8a1cc092aa86111-1920x1080.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
※非常に満足=5点、満足=4点、普通=3点、不満=2点、非常に不満=1点とし、平均点を算出。
※料金部門において無料プランのみの「TVer」は除外
<料金部門>
料金部門で1位に選ばれたのは「dアニメストア」でした。NTTドコモが提供しているアニメ専門の動画配信サービスで、月額料金が安く、アニメ配信数はトップクラス。アニメだけを視聴したいユーザーにとっては、月額550円という安価な利用料で豊富なラインナップの中からアニメを楽しめる点が支持されていると見受けられます。
続く2位の「Amazonプライム・ビデオ」も、月額600円とコスパの良さが魅力となっています。すでにAmazonプライム会員であれば追加料金は発生しないため、他のプライム特典も同時に利用できることが満足度の高さにつながっているのでしょう。
3位の「Netflix」は3種類の料金プランを展開し、広告の有無、画質(フルHD、UHD 4K)、同時視聴可能数で料金が変わります。動画配信サービスの多くは料金プランが1種類なのに対し、ユーザー自身で選べる点が評価されていると考えられます。
<配信作品数・ラインナップ部門>
配信作品数・ラインナップ部門の1位は「Netflix」と「dアニメストア」。「Netflix」の配信数は非公開なものの、オリジナル作品が充実し、海外ドラマ、韓流・アジア、国内ドラマ、アニメ、バラエティ、ドキュメンタリー、映画などさまざまなジャンルのコンテンツがすべて見放題で楽しめる点が満足度の高さにつながっていることが伺えます。
一方の「dアニメストア」はアニメに特化したサービスで、アニメ配信数はトップクラス。古い作品のカバー率が高いことなども支持につながっていると考えられます。
3位に選ばれたのは「U-NEXT」で、見放題の対象作品は32万本以上と、国内の動画配信サービスの中で圧倒的。映画・ドラマ・アニメ、韓流、音楽ライブ、バラエティ、舞台、スポーツと多彩な作品を取り揃えています。2024年には、ワーナー・ブラザース・ディスカバリーと独占パートナー契約し、同社が展開する動画配信サービス「Max」の作品が見放題に加わりました。こうしたコンテンツの拡充も、ユーザーからの支持を集めている所以でしょう。
<オリジナル番組・作品部門>
「オリジナル番組・作品」の1位は「Netflix」。オリジナル作品のクオリティも高く、国内外で話題を集める作品が多いことが、評価につながっているのではないでしょうか。
2位の「Disney+(ディズニープラス)」は、ディズニー作品が見放題の唯一のサービスです。ほかにもマーベルやスター・ウォーズなどのオリジナル作品が配信されており、ディズニープラスでしか見られない作品が評価されているようです。
3位の「ABEMA プレミアム」は、ニュース、ドラマ、バラエティなど、さまざまなジャンルのオリジナル番組を配信しています。特に、バラエティ番組や恋愛リアリティーショーの人気が高く、上位にランクインする結果となりました。
<使いやすさ部門>
使いやすさで1位に選ばれたのは「Netflix」、続いて「dアニメストア」、「Amazon プライム・ビデオ」でした。「Netflix」は、パーソナライズ化された独自のレコメンド機能を備えており、膨大な作品の中からユーザーが自分好みの作品を見つけやすいことや、視聴速度の調整、OP・EDのスキップ機能、字幕の設定など、視聴スタイルにあわせてカスタマイズできる点が評価されていると考えられます。
2位の「dアニメストア」は、検索方法が充実しており、ジャンル、50音順、声優やキャラクター名などから検索することが可能です。また、検索結果の並び順も、再生数、製作年度や気になる登録数順など細かく設定できるため、多くのユーザーが使いやすいと感じているのではないでしょうか。
3位に選ばれた「Amazon プライム・ビデオ」は、プライム会員向けの特典が豊富にあることから、動画配信サービス以外にもショッピング、音楽、電子書籍など幅広く楽しみたい人にとって、使い勝手の良いサービスである点が高い評価を得ている理由だと思われます。
■動画配信サービス総合満足度TOP3は「Netflix」、「dアニメストア」、「Amazonプライム・ビデオ」
利用経験のある人が多かった上位11サービスについて、総合的な満足度を5段階で評価してもらったところ、1位「Netflix」(4.06)、2位「dアニメストア」(3.82)、3位「Amazon プライム・ビデオ」(3.71)の結果となりました。
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/55900/559/55900-559-187accff922e201f6b6fd08b138cf8e4-2400x2000.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
※非常に満足=5点、満足=4点、普通=3点、不満=2点、非常に不満=1点とし、平均点を算出。
1位の「Netflix」は評価項目4部門中3部門で首位に輝いており、配信ジャンルの幅をはじめ、オリジナル作品の質や本数、選べる料金プラン、使い勝手の良さなどが総合的に評価された結果と考えられます。昨年の本調査(※3)における総合満足度2位から順位を上げ、1位に選ばれました。
※3 定額制動画配信サービス利用状況調査(2024)https://vod.app-liv.jp/archive/149665/
2位は、アニメにジャンル特化した「dアニメストア」。アニメのみを視聴したい層から、配信作品数・ラインナップに加えて使いやすさも支持され、昨年5位から順位を3つ上げて2位となりました。11サービスの中で、特定の1ジャンルのみを扱う動画配信サービスは「dアニメストア」のみです。
「Amazon プライム・ビデオ」は昨年に引き続き総合3位となりました。項目別評価(料金部門)で2位だった利用料は11サービスの中で2番目に安く、プライム会員にとっては追加料金なしに見放題作品を楽しめる点は他にない大きなメリットだと考えられます。
■VOD STREAMとは
VOD STREAMでは、独自視点のエンタメニュースや作品解説記事を扱うほか、動画配信サービスの無料お試し期間の有無や料金、見放題の作品数、作品ラインナップの豊富さなどを編集部の独自調査に基づき解説しています。動画配信サービス(VOD)の乗り換えを検討している方、新しいサービスを追加で試してみたい方など、ぜひ参考にしてみてください。
関連記事:https://vod.app-liv.jp/archive/83805/
■調査概要
調査方法:インターネット調査
調査期間:2025年1月2日~1月9日
調査委託先:株式会社ジャストシステム
調査対象:全国の15歳~59歳の男女1,014人
◇性別
男性:532人
女性:482人
◇年齢
15~19歳:184人
20~29歳:225人
30~39歳:214人
40~49歳:209人
50~59歳:182人
※本アンケート結果は小数点以下任意の桁を四捨五入しています。合計が100%にならない場合があります。
【VOD STREAMについて】
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/55900/559/55900-559-a92d5254215a3731b4ff41744caaeaa6-640x240.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
今日観たい映画やドラマが必ず見つかる
映画・ドラマ・アニメ・バラエティなど幅広いVOD作品の紹介やニュース、インタビューなど多彩なコンテンツを届けるエンタメ情報メディア。編集部独自の視点で、これまで知らなかった作品との出会いや、新たな楽しみ方を広げる情報を日々発信してまいります。
URL:https://vod.app-liv.jp/
公式SNS:https://www.tiktok.com/@vod_stream0
【ナイル株式会社について】
社名 :ナイル株式会社
事業概要 :自動車産業DX事業、ホリゾンタルDX事業
設立 :2007年1月15日
所在地 :東京都品川区東五反田1丁目24-2 JRE東五反田一丁目ビル 7F
代表者 :代表取締役社長 高橋 飛翔
証券コード:5618(東証グロース市場)
URL : https://nyle.co.jp
【本件に関する取材などのお問い合わせ先】
ナイル株式会社 ホリゾンタルDX事業本部 メディア&ソリューション事業部(担当:中村)
TEL:03-6409-6805
E-mail:vodstream@nyle.co.jp
【本データのご利用に関するお願い】
1 情報の出典元として、「VOD STREAM(ブイオーディーストリーム)」の名前を明記してください。
2 出典元として、以下のURLへのリンクを設置してください。
https://vod.app-liv.jp/archive/153810/
3 調査結果データについて、加工・改変は許可いたしません。
4 当社がふさわしくないと判断した場合には、転載許可を取り消し、掲載の中止を求めることができます。
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
新メディア「宅食グルメ」、宅食カオスマップ2025年版を公開
PR TIMES / 2025年1月21日 12時15分
-
サブスク利用経験TOP2は映像系と音楽、20代が最多|定額制サービスに関する調査
PR TIMES / 2025年1月16日 11時15分
-
TVアニメ「らんま1/2」1月2日は“にぶんのいちの日”! 記念にアイコン100種類プレゼント! プレゼントキャンペーンも開催!!
PR TIMES / 2025年1月4日 16時45分
-
TVアニメ「らんま1/2」アニメ第2期制作決定&第1期配信解禁を記念して、乱馬&らんまが歌う「チャイナからの手紙」のミュージックビデオを公開!
PR TIMES / 2025年1月4日 14時45分
-
冬アニメの注目作を観るならどの動画配信サービスがいい?主要9サービスの配信予告状況を比較
&GP / 2024年12月29日 19時0分
ランキング
-
1フジテレビ会見続く CM差し替え企業からは「会見うけて対応を変更することはない」との反応も
日テレNEWS NNN / 2025年1月27日 19時17分
-
2【最新映像】フジテレビ港社長らが再び記者会見 中居正広さんと女性のトラブルをめぐり(2025年1月27日) | TBS NEWS DIG提供
インフォシーク / 2025年1月27日 15時0分
-
3フジテレビ会見 CM差し替えのスポンサー企業に返金対応の方針明らかに
日テレNEWS NNN / 2025年1月27日 20時21分
-
4「パーカーおじさん」はなぜ生まれた? ちょいワルおやじがビジネスシーンに与えた、無視できない影響
ITmedia ビジネスオンライン / 2025年1月27日 5時55分
-
5にわかには信じがたい「老人ホーム」「介護施設」の惨状…超高齢社会の日本で〈介護報酬引き下げ〉が繰り返された結果
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2025年1月27日 11時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください