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日本IBM、FinOpsの実践を通じたクラウドコストの最適化とビジネス価値の最大化を目指し、FinOps Foundation Japan Chapterに参加

PR TIMES / 2024年11月15日 15時45分



[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/46783/568/46783-568-f3799bf92b397735ea9ab4534e6414b5-1920x720.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


日本アイ・ビー・エム株式会社(本社:東京都港区、以下:日本IBM)は、日本国内でのFinOpsの普及とクラウド・コスト管理能力の向上を目指し、11月15日に設立されたFinOps Foundation Japan Chapterに参加しました。日本IBMは参加企業の1社として、国内の企業や技術者コミュニティーと連携し、最新のクラウド管理技術やベスト・プラクティスの提供を通じて日本市場におけるクラウド運用の高度化を支援し、複雑なクラウド環境での効果的なコスト管理と運用の最適化を実現する取り組みを加速します。

近年、複数のクラウド・プロバイダーを適材適所で同時に活用するマルチクラウド環境が浸透しており、今後はよりデジタル・トランスフォーメーション(DX)や生成AIの活用が加速することも予測されています。クラウドの利用は年20%程度の伸び[1]を続け、今後もマルチクラウド環境が浸透することが見込まれる中、複数のプロバイダーやサービスを横断的に管理する必要性が叫ばれています。特にクラウド環境における複雑な運用に対し、従来の手法とは異なる効果的なコスト管理やリソースの最適化は、緊急度の高い大きな課題となっており、クラウドのビジネス価値を最大化するフレームワークおよび文化的なプラクティクスであるFinOpsの実践が注目を集めています。

IBMは、長年にわたりお客様のITコストの効率化と成長を支援しています。日本市場におけるクラウド運用の高度化をさらに加速させるため、日本IBMも戦略的なクラウド管理ソリューションにFinOpsの理念を取り入れ、複雑なクラウド環境での効果的なコスト管理と運用の最適化を実現する取り組みを推進しています。現在、以下のようなFinOps関連製品およびサービスを日本のお客様に向け、提供しています。
- Cloudability: クラウド・コストの可視化と管理を可能にするプラットフォームで、複数のクラウドプロバイダーにわたるコストの最適化を支援します。これにより、企業はクラウド支出の透明性を高め、効率的なコスト管理を実現できます。
- Turbonomic: AIによるアプリケーションリソース管理を提供し、リアルタイムでのリソース最適化をサポートします。これにより、アプリケーションのパフォーマンスを維持しながら、クラウドコストの削減を図ることが可能です。
- Kubecost: Kubernetes環境に特化したコスト管理ツールで、コンテナ化されたアプリケーションのコストの分析と最適化を支援します。マルチクラウド環境においても、効果的なリソース管理を実現します。
- Nordcloud: クラウドインフラと管理サービスを提供するNordcloudは、企業がクラウドの導入と運用を迅速かつ効率的に進めるためのコンサルティングとサポートを提供しています。専門的な知見に基づき、クラウド戦略の立案から運用まで一貫した支援を行います。


FinOps Foundation Japan Chapter概要
米国で2020年に設立されたFinOps Foundationは、クラウド・リソースの活用におけるコスト管理を最適化し、組織のビジネス価値を最大化するための方法論の確立に向け、10,000社以上の企業から参加する23,000人以上の活気あるコミュニティーと共に展開しています。そして今回、FinOps Foundationの日本支部として、日本IBMを含むFinOps実践企業が中心なり、日本国内でのFinOpsの普及とクラウド・コスト管理能力の向上を目指す「Japan Chapter」が2024年11月に正式に設立されました。(FinOps Foundation Japan Chapterによる発表はこちら

日本IBMは、FinOps Foundation Japan Chapterへの参加を通じ、日本国内のFinOpsの普及とクラウド・コスト管理の重要性を訴求し、企業の持続的なデジタル・インフラ運用の支援とデジタル・トランスフォーメーションの加速を目指します。また、AIを活用した運用効率化のための自動化ツールや、リアルタイムのコスト分析ダッシュボードの導入支援を行い、FinOpsが日本のお客様にとって重要な経営資源となるよう推進します。このような取り組みにより、今後も日本企業がクラウドを戦略的なビジネス要素として活用できるよう、日本IBMはクラウド活用の新たな可能性を切り拓き、デジタル・インフラの強化を目指す国内企業の成功に向け、貢献していきます。

※参考:FinOps Foundationへ参加しているIBMのFinOps関連製品およびサービス:
https://www.finops.org/about/members/

※IBMによるFinOpsに関する記事もご参照ください:FinOpsとは

[1] https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r05/html/nd248200.html

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