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パレスチナ-イスラエル 暴力の連鎖を止める行動を ユニセフ事務局長表明 【プレスリリース】

PR TIMES / 2015年10月13日 16時0分



[画像: http://prtimes.jp/i/5176/575/resize/d5176-575-285447-1.jpg ]



※ 本信は、ユニセフ本部が発信した情報をもとに、日本ユニセフ協会が編集・翻訳したものです。
※ 原文は、http://www.unicef.org/media/media_85793.htmlからご覧いただけます。

【2015年10月10日 ニューヨーク発】
パレスチナとイスラエルの間で暴力が激化していることを受け、ユニセフ事務局長のアンソニー・レークは10日、以下の声明を発表しました。

「パレスチナとイスラエルの人々の最善の利益を心から考えている人は皆、この地域で激化する暴力にさらに不安を感じているはずです。

何よりもまず懸念するのは、破壊された、あるいは打ち砕かれた命です。最近起きた暴力により、少なくとも8人が死亡し、多数が負傷しました。その中には、撃たれて殺害されたパレスチナ人の児童や、刺されて負傷したイスラエル人の幼児も含まれています

そしてさらに、これらの激化する暴力の連鎖は制御不能に陥っており、さらに多くの罪のない子どもや家族の生活や将来を脅かしているのです。

以前にも、我々はこうした状況を目にしてきました。2000年にパレスチナで起こり、何年もの間続いたインティファーダ(民衆蜂起)では、何千もの人々が死傷し、若者たちの命は憎悪と恐怖によって傷つけられました。その経験は、すべての当事者が戦闘から一歩身を引いて自制心を働かせ、これ以上の攻撃や反撃を防ぎ、子どもたちを守ることが何にも増して喫緊であることを示しています。

さもなければ、危機下における新たな個々の悲劇以上に、これからの世代がこのような暴力は日常的で当たり前のものと信じ、暴力が問題への解決手段だと信じて成長していくのを、私たちは目の当たりにすることになるでしょう。彼らはそれ故に、これらの暴力を真似、実行していく可能性が高くなります。世代を超えた破壊の連鎖は、だれの助けにもならず、すべての人々への危害となります。

命と未来が危ぶまれている子どもたちのために、この連鎖は繰り返されてはなりません。それは同様に、私たち人類すべてのためでもあるのです」

* * *

■ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進するために活動する国連機関です。現在190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子どもたちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのために活動しています。(www.unicef.org)
※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する36の国と地域を含みます
※ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの任意拠出金で支えられています

■日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国36の国と地域にあるユニセフ国内委員会のひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。 (www.unicef.or.jp)

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