ASUSが最新のデータセンターのパフォーマンスと価値を高める新シリーズ「AMD EPYC 7003シリーズサーバー」を発表
PR TIMES / 2021年4月14日 16時45分
新シリーズの各サーバーは、SPEC CPU2017ベンチマークのデュアルソケット部門でNo.1の性能を獲得するなど、多数の世界記録を達成
キーポイント
· AMD EPYC 7003ベースのサーバーポートフォリオ:データセンター、HPC、AI向け4U、2U、1Uデュアルソケットサーバーおよびシングルソケットサーバー
· SPEC.orgにより検証された記録的なパフォーマンス: RS720A-E11はSPEC CPU2017のベンチマークのデュアルソケットサーバー部門で最高評価を獲得
· 新しいアーキテクチャ、シャーシ、モジュラー設計:構成を容易にスケールアップし、データセンターのワークロードの増加に対応
サーバーシステム、サーバーマザーボード、ワークステーションの大手IT企業であるASUSは、最新のAMD EPYC™ 7003シリーズプロセッサをベースにした包括的なサーバーポートフォリオの新製品を発表しました。
新製品は、4U、2U、1Uシャーシのデュアルソケットサーバーとシングルソケットサーバーの両方を取り揃えています。新しいアーキテクチャ、シャーシ、モジュラー設計により、システムの柔軟性と拡張性を向上します。また、最新の PCI Express(R) (PCIe(R))4.0、OCP 3.0、BMCテクノロジーをサポートし、優れたサーバーパフォーマンスで業界トップの性能とTCOの向上を実現します。
AMD EPYC 7003ベースのサーバーポートフォリオ
ASUS RS720A、RS700A、RS520AおよびRS500A-E11は、デュアルソケットおよびシングルソケットのAMD EPYC 7003シリーズプロセッサをベースにリニューアルされた新しいサーバーシリーズです。また、ASUSは、前世代のEPYC 7002プロセッサをベースとしたESC4000A-E10、RS620SA-E10-RS12、RS500A-E10シリーズのサーバーを有効にするBIOSアップデートも公開しています。これにより、前世代のサーバーも最新世代サーバーの全機能を活用することができ、パフォーマンスの向上と安定を実現するとともに、最新のAMDプラットフォームとの互換性を確保できます。
新シリーズは、今後展開されるASUS ESC シリーズ※1の4UシャーシのGPUサーバーでさらに強化され、システムあたりで最大8枚のNVIDIA GPUまたはXilinx FPGAアクセラレータカードをサポートします。さらに、AI、ディープラーニング、HPCワークロード向けに最適化されます。 ASUSサーバー製品の全リストは、こちらhttps://www.asus.com/jp/Networking-IoT-Servers/Servers/All-series/をご覧ください。
新しいシリーズでは、ファームウェアレジリエンスのプラットフォームRoot-of-TrustソリューションとしてPFR FPGA※2を統合し、定期的にファームウェアの脅威を検知することで、サイバー攻撃から防御・復旧することで、サーバーとインフラストラクチャのセキュリティを強化します。
最新のAMD EPYC 7003シリーズプロセッサは、驚異的な性能を提供し、最新のデータセンターに対応するため、継続的にレベル向上を目指しています。Zen 3コアアーキテクチャをベースにした最新のAMD EPYCプロセッサは、企業が結果を出すまでの時間を短縮するのに貢献し、世代間で最大2桁のパフォーマンス向上を見込んでいます。EPYC 7003シリーズのCPUは、企業がソフトウェア投資のメリットを最大限に活用するのに役立ち、データセンターにとって魅力的なROI効果をもたらします。
SPEC.orgによって証明された記録的なパフォーマンス
AMD EPYC 7003プロセッサのコンピュート・リーダーシップ・パフォーマンスを活用した新しいASUS RS720A-E11サーバーは、デュアルAMD EPYC 7763プロセッサの性能評価でNo.1を達成しました。整数レート、浮動小数点レート、整数速度、コンピューティング集約型アプリケーションの浮動小数点数など、SPEC CPU2017の全ベンチマークでトップランクを獲得しています。
この結果は、新しいAMD EPYCプロセッサを備えたRS720A-E11により、ASUSが引き続きリーダーシップを発揮し、サーバー業界に優れたパフォーマンスを提供することを示しています。
CPUバランスに優れたASUSのアーキテクチャ
新しいAMD EPYC 7003シリーズプロセッサは、デュアルソケットとシングルソケットの両方のプラットフォームに充実した機能を提供します。新しいASUSサーバーは、セキュアで最適なCPUパフォーマンス効率を実現するために、CPUバランスに優れたアーキテクチャを導入しました。このアーキテクチャは、デュアルCPU構成またはシングルCPU構成に全帯域幅を拡張し、計算能力とコンピューティング集中型ワークロードの全体的な電力効率を飛躍的に向上させます。また、デュアルCPUアーキテクチャの帯域幅を単一のCPUで最大限に活用できる一方で、2つ目のCPUを後ほど追加してアップグレードできる柔軟性を実現します。
多様なモジュール設計
新しいモジュール設計を導入した最新のASUSサーバーは、構成を容易にスケールアップでき、増え続けるデータセンターのワークロードに対応します。たとえば、オンボードのLANモジュール設計では、デフォルトとして背面パネルにあるLANポートを最大4つの1Gbまたは2つの10Gb LANポートに置き換えることができます。また、背面パネルにある1つのPCIe 4.0スロットはOCP 3.0モジュールに切り替えることができ、データセンターに最適な最大200 GB/秒の高速転送を実現します。
スケーラブルなストレージソリューション
新しいAMD EPYC 7003シリーズプロセッサをベースにしたASUSサーバーは、スケーラブルなストレージソリューションを備えており、データセンターの柔軟性を最大限に高めます。また、業界標準であるSAS/SATA/NVMeにBroadcom Tri-Mode RAIDアダプターを介して接続することで、接続性とセキュリティを強化します。前面パネルには、大容量のストレージと高スループットのパフォーマンスを実現する柔軟性に優れたNVMeドライブを搭載し、中・背面パネルには、さらに容量を拡張できる追加のストレージを配置できます。
ITインフラストラクチャのリモート管理
ASUSは、また、新たに展開される新世代のサーバーに、最新のAMDプラットフォームをサポートする新サーバー管理ソリューション「ASMB10-iKVM」を導入しています。すべてのASUSサーバーに搭載された「ASMB10-iKVM」ソリューションは、最新のAMI MegaRAC SP-X上で実行されるASPEED 2600チップセットをベースにしており、2500チップセットと比較して最大39%の高速BMCブート時間を実現し、BMCネットワークパフォーマンスを強化します。これにより、WebGUI、インテリジェントプラットフォームマネージメントインターフェイス(IPMI)およびRedfish(R)APIを介した帯域外のサーバー管理が可能になります。また、サーバー管理用ITソフトウェア「ASUS Control Center (ACC)」も付属しており、リモートBIOSアップデート、モバイルデバイス経由での複数のシステムの監視に加え、ソフトウェアのアップデートやディスパッチをワンクリックで行うことができ、あらゆるITインフラストラクチャのサーバーを容易に管理することが可能になります。
ASUSサーバーシリーズについて
ASUS RS720A-E11シリーズは、最大32台のDIMM、4つのデュアルスロットGPU、24個のNVMeドライブ、9つのPCIe 4.0スロット、2つのM.2を1つのシステムでサポートする高性能デュアルソケット2Uサーバーで、HPC、AIトレーニング、データ分析に最適です。
ASUS RS700A-E11シリーズは、最大32個のDIMM、1つのデュアルスロットGPU、12個のNVMeドライブ、3つのPCIe 4.0スロットをコンパクトな1Uシャーシに搭載した高性能デュアルソケットサーバーです。HCI、クラウド、仮想化環境に最適です。
ASUS RS520A-E11シリーズは、2つのデュアルソケットGPUサポート、24個のNVMeドライブ、7つの PCIe 4.0スロットなど、非常に高いパフォーマンスを備えた主力の2Uシングルソケットシステムです。エンタープライズおよびデータセンター向けに設計されています。
最後にご紹介するのは、ASUS RS500A-E11 シリーズです。同シリーズは、16 個の DIMM、12 個の NVMe ドライブ、4 つの PCIe スロットをサポートするシングルソケットCPU を備えており、エッジ サーバーまたは SMB アプリケーションに最適です。
■ ウェビナー情報
[画像: https://prtimes.jp/i/17808/595/resize/d17808-595-331392-0.jpg ]
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・日時 : 2021年4月21日(水)14:00 ~ 15:00
・登録サイト : http://www.asus-event.com/pdf/event/webinar/epyc.html
・共催 : ASUS Japan株式会社、日本AMD株式会社
・参加費 : 無料
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※1 ESCシリーズサーバーは、2021年第3四半期にご利用可能となる予定です。
※2 PFRモジュールはオプション部品であるため、購入時にご相談ください。
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