貝印株式会社がアミタ株式会社と鉄鋼メーカーと共同でこれからの資源循環社会に向けた再資源化プロジェクトを実施
PR TIMES / 2024年11月25日 13時45分
~廃棄物として処理されていた刃物を再びステンレスへ~
グローバル刃物メーカーの貝印株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長兼COO:遠藤 浩彰)は、処分予定の在庫や返品、及びお客様が使用後に回収した包丁やハサミを再資源化する取り組みをアミタ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:岡田 健一)と鉄鋼メーカーと行いました。
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従来のリサイクル方法では、金属だけの刃物はスクラップとして引き取られ再度ステンレスや鉄になりますが、ハンドルが樹脂の刃物やパッケージに入っている刃物は埋め立てや焼却されることが多く、資源循環に課題がある状態でした。
これからの資源循環社会に向けて、刃物に使用されているステンレスを再度ステンレスにする為に、サステナブル経営コンサルタントであるアミタ株式会社と鋼材の製造メーカーと共同し、自社の廃棄物を再資源化し、再び社内で資源として循環利用する取り組み「刃物回収再資源化プロジェクト」を始めました。昨年実験を行い、2024年6月から毎月150kg程度の樹脂付きのステンレス刃物鋼を鉄鋼メーカーの電気炉でステンレスに再資源化し、貝印で材料として使用しています。
今後は工場から排出される樹脂付きのステンレス刃物廃材や店頭等での回収も視野にいれて取り組みを進めて参ります。
刃物回収から再資源化の流れ
流通センターにて発生した刃物(返品された商品や廃番品、業務用包丁の使用後の引き取り品など)を鉄鋼メーカーにて再資源化します。
まず、バスケットに対象物を投入します。その後、バスケットから電気炉に投入し溶解し、ステンレス鋼材などに再資源化します。
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以前は廃棄物として処理されていた刃物(返品された商品や廃番品、業務用包丁の使用後の引き取り品など)が、再資源化により製品の材料となるステンレスに生まれ変わることにより、消費者は資源循環の一翼を担うことができるようになります。
また、貝印や鉄鋼メーカーにも、環境への貢献やCO2の削減、素材の入手といったメリットがあります。
今後の取り組みについて
刃物回収再資源化プロジェクトは、昨年の実験後、2024年6月から毎月150kg程度実施しています。ECサイトでの回収品や業務用向けの使用済み包丁は、再資源化の継続を予定しています。
ホームセンターの引き取りキャンペーンにつきましては、従来は産業廃棄物として処理していましたが、今期からは本プロジェクトの一部として再資源化していきます。また、kai shop等の店頭回収も今後の視野に入れています。
資源循環社会に向けて、本プロジェクトをこれからも継続していきたいと考えております。
貝印株式会社
1908年、刃物の町として有名な岐阜県関市に創業。カミソリやツメキリなどの身だしなみを整えるツールやビューティーツール、包丁をはじめとする調理器具や製菓用品、医療用刃物など、生活に密着した刃物を中心に1万アイテムにもおよぶ商品を展開。商品の企画、開発から生産、販売、物流までの一連を行っているグローバル刃物メーカー。
本社:東京都千代田区岩本町3-9-5
代表取締役社長兼COO 遠藤 浩彰 https://www.kai-group.com
本件に関する読者の皆様からのお問い合わせ先
貝印株式会社 お客様相談室
〒101-8586 東京都千代田区岩本町3-9-5
TEL:0120-016-410 (フリーアクセス・ひかりワイド)
https://www.kai-group.com
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