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「昭和27年再版 HA1型ミシン標準図面」が国立科学博物館の重要科学技術史資料に登録

PR TIMES / 2023年9月6日 15時45分

ブラザー工業株式会社(社長:佐々木一郎)は、保管している「昭和27年再版 HA1型ミシン標準図面」が、独立行政法人国立科学博物館により、2023年度 重要科学技術史資料(愛称:未来技術遺産)に登録されたと発表した。



[画像1: https://prtimes.jp/i/11621/613/resize/d11621-613-5f887eded6de5473b39c-0.jpg ]

[画像2: https://prtimes.jp/i/11621/613/resize/d11621-613-60534da575d9dae72c4b-1.jpg ]


重要科学技術史資料への登録制度は、国立科学博物館が、「科学技術の発達史上重要な成果を示し、次世代に継承していく上で重要な意義を持つ科学技術史資料」および、「国民生活、経済、社会、文化の在り方に顕著な影響を与えた科学技術史資料」の保存と活用を図るため、2008年度から実施している。

戦前、日本のミシンメーカー各社は、米国シンガー社製を参考にしたミシンを製造していたが、昭和22(1947)年に「ミシン製造会」(1948年から「日本ミシン工業会」)が各社協力のもとでミシンの規格統一を行い、「HA1型ミシン標準図面」が作成された。
規格統一は、戦後の資材不足により品質の悪いミシンが市場に多く出回っていた問題に対応するために行われており、「HA1型ミシン標準図面」は戦後の国産ミシンの性能や品質向上および量産化に大きく寄与したと評価され、重要な資料と判断された。
原図は現時点で保管されていることが確認できておらず、ブラザーが保管していた昭和27(1952)年再版の図面が最古の資料として、重要科学技術史資料に登録された。

■HA1型ミシンの展示について (ブラザーミュージアム)
ブラザー製品の展示館であるブラザーミュージアムのミシンゾーンでは、1800年代に作られた世界の歴史的なミシンやブラザーの代表的なミシンを展示しており、ブラザーが戦後初めて製造し1947年に出荷した家庭用ミシン「HA1-B2型」と、同年に政府機関である貿易庁(当時)の指定に上海に輸出した「HA1-B3型」を見ることができる。また、アメリカのアイザック・シンガーが初めて米国特許を取得したミシン「シンガー1号機 (1851年)」やブラザー初の家庭用ミシン「15種70型(1932年)」も見られるほか、ミシンの進化やメカニズムについての展示、ミシンパーツの分解展示、刺しゅうミシンによる作品展示などがある。
[画像3: https://prtimes.jp/i/11621/613/resize/d11621-613-d44ff9abcfdb14d37a9e-2.jpg ]


■施設情報
名称: ブラザーミュージアム
住所: 名古屋市瑞穂区塩入町5-15
開館時間: 10:00-17:00
休館日: 土曜・日曜・祝日・ゴールデンウィーク・夏季連休・年末年始
料金: 無料
予約: 必要(ブラザーミュージアムのホームページから予約)
駐車場: 大型バス3台または乗用車11台まで収容可能
(詳細および最新情報は公式サイトから https://global.brother/ja/corporate/museum/

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