<読者約1,800名の“BL(ボーイズ・ラブ)”に関する意識調査を発表>巣ごもり期間にBL販売冊数が154%上昇!BL読者80%が“リフレッシュ/ストレス発散”したい時にBLを読んでいる!
PR TIMES / 2021年3月29日 17時51分
大日本印刷株式会社(DNP)が株式会社丸善ジュンク堂書店、株式会社文教堂及び株式会社トゥ・ディファクトと共同で運営するハイブリッド型総合書店「honto(https://honto.jp/)」は、「BL(ボーイズラブ)ジャンル」商品を購入したhonto会員約1,800名を対象に『BL(ボーイズラブ)に関する意識調査』を実施しました。「honto」での2019年、2020年のBL書籍販売動向と合わせて発表いたします。
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BL(ボーイズラブ)に関する意識調査特設ページ:https://honto.jp/article/bl-attitude-survey.html
【書籍販売動向・調査結果サマリー】
1.巣ごもりの2020年はBL漫画の販売冊数が紙・電子合計で前年比131%、電子のみは154%に増加(※1)
2.人気のBLジャンルは「幼馴染」と「オメガバース(※2)」。何れも約半数のBLファンが選択!
3.8割以上が “リフレッシュ・ストレス発散” したいときにBLを読んでいると回答
4.BLを読む頻度は、毎日が4割越え、週1回以上が8割越え
5.BLを好きになったきっかけは “書店での出会い” が最多
※1 2019年と2020年の当社販売冊数比。漫画・コミック全体の増減率は紙・電子合計、電子のみ共に122%。
※2「オメガバース」とは、生物学的な性として男女のほかにα(アルファ)、β(ベータ)、Ω(オメガ)という3つの性があるという特殊設定と、それを題材にした作品群のこと。海外の二次創作から生まれたものと言われているが明確な発案者は定かではなく、作り手によって様々な解釈やアレンジがなされ、BLの人気ジャンルの一つになっている。
(本リリースの調査結果・グラフをご利用いただく際は「ハイブリッド型総合書店honto調べ」と記載願います)
1.2020年はBLコミックの販売冊数が紙・電子合計で前年比131%、電子のみは154%に増加
2020年は、販売冊数が前年比で紙・電子合計が131%、電子のみが154%に伸長し、巣ごもり期間にBLコミックの需要が大きく増加しました。
更にコミックジャンル全体と比較してもBLコミックの増減率は、紙・電子合計が9%、電子のみでは32%上回り、コミック全体の中でも特に読まれたジャンルとなりました。
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2. 8割以上が “リフレッシュ/ストレス発散” したいときにBLを読んでいると回答
巣ごもり期間の2020年に多く買われたBLですが、どんな時に読みたくなるのかと聞いたところ8割以上が『リフレッシュ/ストレス発散したい時』、続いて4割の方が『元気になりたい時』と回答しました。このことから、巣ごもり期間のリフレッシュにBLが一役買ったと言えるのではないでしょうか。
また、その他の回答では、『自分の時間があればいつでも』『息をするように読む』といった声も多く、BLが日常になくてはならない存在となっていることがうかがえました。
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3.BLを読む頻度は、毎日が4割越え、週1回以上が8割越え
BL読者の4割以上が毎日、8割以上が週1回はBLを読んでいることがわかりました。2のその他の回答を裏付けるように、BLは一度ハマったら毎日でも読みたくなる魅力&中毒性の高いコンテンツと言えそうです。
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4.人気のBLジャンルは「幼馴染」と「オメガバース」
BLと一言にいっても、幅広いジャンルがありますよね。その中でもよく読むジャンルについて聞いたところ、「幼馴染」が半数以上の票を獲得し一番人気となりました!
続いて人気の高かった「オメガバース」は、生物学的な性として男女のほかにα(アルファ)、β(ベータ)、Ω(オメガ)という3つの性があるという特殊設定を元に、作り手によって様々な解釈やアレンジがなされているのが特徴です。その懐の深さからか多種多様な作品がつくられ、人気が定着したようです。また、最近では9番目にランクインした「人外、獣人」ジャンルも人気を上げているように感じます。
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5.BLを好きになったきっかけは “書店での出会い” が最多
『書店で見かけて興味が沸いて』『偶然買ったものがBLだった/勘違い購入した』が約半数(44.1%)と、書店での出会いがきっかけでBLを読み始めた方が最多となりました。書店での棚展開を見て、興味を持つ方が多いようです。続いて知人友人らの薦めで読み始めた方も2割強と、BL読者が新たな読者を生み出しているようです。その他の回答では、好きな作家・声優の作品きっかけや、二次創作に興味を持ってという意見もありました。
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6. BLの一番の魅力は “性別、年齢、立場を超えて楽しめる”
BLの魅力についての質問では、『性別、年齢、立場を超えて楽しめる』が6割と最も多く、次に『現実逃避ができる』が5割強という結果となりました。その他の回答でも『自分(女性)キャラがあまり出てこない』『自分とまったく無関係のファンタジーとして読める』『妄想が形となる』など、自分の性別や現実を忘れて、理想のファンタジーとして楽しめる点が大きな魅力のようです。
さらに、『絵が綺麗』の回答が41.52%あることと、その他の回答で『ストーリーが秀逸』という意見が多いことから、クオリティの高い作品が生み出されていることも想像できます。
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7.好きなBL作品のトーンは “あまあま”
BL作品のトーンで最も人気だったのは『あまあま』でした。切ないストーリーやシリアスな展開もBLの魅力の一つですが、王道の『あまあま』はなくてはならない要素のようです。その他の回答でも『ハッピーエンド』『溺愛』など、BLカップルの幸せな展開を求めている読者が多い印象でした。
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8.BLを買い始めた年齢は10代からが半数
BLを買い始めた年齢は10代という人が約半数で最多となり、10代から読み始めている読者が圧倒的に多く、現在もBLを読んでいる20代以上の読者は若いうちからBLを手に取り、ライフワークとしてBLを楽しんでいるようです。逆に40代、50代でBLを買い始めた読者も一定数いることから、BLは何歳からでもハマることのできるコンテンツと言えるのではないでしょうか。
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[表4: https://prtimes.jp/data/corp/9424/table/622_4.jpg ]
honto BL専門フロア「すわんぷ」
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hontoでは、BL専門フロア「すわんぷ」を展開しています。
BLジャンル読者の高い関心・購買意欲を満たす、欲しい情報と充実したアイテムが満載の“BLの沼”のような専門フロアです。BLジャンルのヘビー読者の方にはもちろん、これまでBLにあまり触れてこなかった層にもお楽しみいただけるサービスを推進してまいります。
≪honto BL専門フロア「すわんぷ」公式サイト:https://honto.jp/swamp.html≫
■ハイブリッド型総合書店「honto」について
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「honto」は、ネット書店(本の通販ストア、電子書籍ストア)と、丸善、ジュンク堂書店、文教堂などのリアル書店を連携させた総合書店として2012年5月にサービスを開始しました。「読みたい本を、読みたい時に、読みたい形で」提供するサービスで本を愛する人をサポートし、2020年10月には会員数600万人を突破しました。2021年3月現在、hontoサイトと共通で利用できるhontoポイントサービスは約180店舗で展開しています。
≪ハイブリッド型総合書店「honto」公式サイト:https://honto.jp/≫
<大日本印刷株式会社 会社概要>
・会社名:大日本印刷株式会社(Dai Nippon Printing Co., Ltd.) https://www.dnp.co.jp/
・社長:北島 義斉
・所在地:〒162-8001 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号
<株式会社トゥ・ディファクト 会社概要>
・会社名:株式会社トゥ・ディファクト(2Dfacto, Inc.) https://www.2dfacto.co.jp/
・社長:田宮 幸彦
・株主:大日本印刷株式会社
・所在地:〒141-8001 東京都品川区西五反田3-5-20
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