ユーグレナマレーシアとリバネスマレーシア、モナッシュ大学マレーシアが「国際藻類学会 Global Algae Summit 2024」を開催しました
PR TIMES / 2024年9月27日 17時15分
株式会社ユーグレナ(本社:東京都港区、代表取締役社長:出雲充)は、Euglena Malaysia Sdn. Bhd.(ユーグレナマレーシア)とLeave a Nest Malaysia Sdn. Bhd.(リバネスマレーシア)、Monash University Malaysia(モナッシュ大学マレーシア)の3者が共同で、マレーシアにおいて「国際藻類学会Global Algae Summit 2024 (GAS 2024)」(https://global.lne.st/gas2024/)を2024年8月15日に開催したことをお知らせします。
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「国際藻類学会Global Algae Summit 2024 (GAS 2024)」の様子
「国際藻類学会Global Algae Summit」は、マレーシアをはじめ東南アジアの藻類を研究している大学や企業、政府関係者が集い、お互いにネットワークを広げる場を創出することを目的とし、基調講演やパネルディスカッション、ポスタープレゼンテーション、藻類の最新の研究と技術を紹介する展示が行われる学会です。2023年に初めて「国際藻類学会Global Algae Summit 2023 (GAS 2023) 」を開催し※1、今年は「東南アジアにおける藻類の力を解き放つ」をテーマに、第2回にあたる「国際藻類学会Global Algae Summit 2024 (GAS 2024) 」を開催しました。
本サミットでは、「東南アジアにおける藻類の力を解き放つ」というテーマに沿って、藻類研究の分野での先駆者であるマレーシア・トレンガヌ大学のYusuf Chisti教授がキーノートスピーカーとして登壇しました。Yusuf Chisti教授の研究は、バイオ燃料の開発から、環境浄化や食品・化粧品産業における藻類の利用に至るまで幅広い分野にわたり、特に藻類の産業応用と環境保護に関する研究で世界的に高く評価されています。なかでも、藻類を利用した持続可能なエネルギー源の開発に関する業績は、エネルギー問題に対する革新的な解決策を提供しており、多くの学術論文や技術書でその成果が紹介されています。今回、Yusuf Chisti教授は、先進的な研究成果やビジョンを共有、藻類が持つ可能性について講演を行いました。
※1 2023年8月18日ニュースリリース「ユーグレナは、Euglena Malaysia Sdn. Bhd.、Leave a Nest Malaysia Sdn. Bhd.、マレーシア工科大学と共同でマレーシアにて国際藻類学会を開催しました」https://www.euglena.jp/news/20230818-2/
「国際藻類学会Global Algae Summit 2024 (GAS 2024) 」詳細は以下です。
国際藻類学会 Global Algae Summit 2024 (GAS 2024)
●開催日時:2024年8月15日
●場所:モナッシュ大学マレーシア校
●主催: Leave a Nest Malaysia Sdn. Bhd.
●共催:Euglena Malaysia Sdn. Bhd.、Monash University Malaysia
●セッションパートナー:株式会社ガルデリア、株式会社MoBiol藻類研究所、株式会社イノカ
●戦略的パートナー:Monash Carbon Capture and Conversion
●大学パートナー:National University of Malaysia(UKM)、Universiti Watan Kita
●サポーティングパートナー:IKA、PT. ALGA BIOTEKNOLOGI INDONESIA
●参加人数:182人
●参加国:日本、マレーシア、タイ、シンガポール、インドネシア
●参加団体内訳:企業13社、大学8校、研究機関3機関(計24団体)
●主な題目
・藻類ベースの食品、飼料
・藻類ベースのバイオ燃料、化学薬品
・藻類ベースの医薬品、栄養補助食品
・藻類の培養、回収
・藻類ベースの廃水処理、バイオレメディエーション※2
・藻類ベースの二酸化炭素吸収、利用 など
※2 バイオレメディエーション:微生物や菌類、植物等の働きを利用して汚染物質を分解等することによって土壌地下水等の環境汚染の浄化を図る技術のこと
今後も本学会を継続的に開催し、マレーシアおよび東南アジアの国々とともに、さらなる研究開発の推進を目指していきます。
Euglena Malaysia Sdn. Bhd.について
Euglena Malaysia(ユーグレナマレーシア)は、株式会社ユーグレナのマレーシアにおける現地活動拠点として2022年に設立されました。2023年にはR&D部門を開設し、マレーシア工科大学(UTM)クアラルンプールキャンパス内に構えたラボ(Euglena-UTM satellite lab)にて、ユーグレナ・グループの熱帯バイオマス技術研究所として、ユーグレナなどの微細藻類、その他の藻類や植物など、バイオ燃料原料用途のバイオマス生産・利用の最大化・最適化を中心とする研究を実施するほか、マレーシアを含むSoutheast Asia圏におけるバイオマス関連の研究開発の推進を目指します。
Leave a Nest Malaysia Sdn. Bhd.について
Leave a Nest Malaysia(リバネスマレーシア)は、「科学技術の発展と地球貢献を実現する」という理念のもと知識製造を行う株式会社リバネスの海外子会社として2013年にマレーシアに設立されました。株式会社リバネスは日本本社の他、シンガポール、マレーシア、フィリピン、イギリス、アメリカに子会社を持ち、グローバルに展開しています。リバネスマレーシアは「Synergizing Unique Diverse Cultures & Technologies to solve Deep Issues in Malaysia and Beyond」を理念とし、知識と技術をマレーシアに適応させることで、経済成長を加速させ、人々の生活を向上させることを目指しています。
Monash University Malaysiaについて
1998 年に設立されたMonash University Malaysia(モナシュ大学マレーシア校)は、オーストラリア最大の大学の中で 3 番目に大きいキャンパスであり、マレーシア初の海外の大学キャンパスです。本校は、2024 年の QS 世界大学ランキングで世界のトップ 50 大学にランクされているオーストラリアの研究集中型の一流大学であり、オーストラリアの権威あるグループ オブ 8 (Go8) のメンバーです。モナシュ大学は、最新のタイムズ・ハイヤー・エデュケーション世界大学ランキングでも54位にランクされています。当校は、79 か国から約 9,300 人の学生が集まり、際立って国際的で文化的に豊かな環境を提供しています。モナシュ大学マレーシア校は、ジェフリー・チア医学・健康科学大学院を含め、2020年よりモナシュ大学が全額所有し、運営しています。
<株式会社ユーグレナについて>
2005年に世界で初めて微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食用屋外大量培養技術の確立に成功。「Sustainability First(サステナビリティ・ファースト)」をユーグレナ・フィロソフィーと定義し、微細藻類ユーグレナ、クロレラなどを活用した食品、化粧品等の開発・販売、バイオ燃料の製造開発、遺伝子解析サービスの提供、未利用資源等を活用したサステナブルアグリテック領域などの事業を展開。2014年より、バングラデシュの子どもたちに豊富な栄養素を持つユーグレナクッキーを届ける「ユーグレナGENKIプログラム」を、継続的に実施している。https://euglena.jp
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