凸版印刷、「VRオンライン研修センター」を設立
PR TIMES / 2021年3月22日 12時45分
バーチャル空間上に「トッパン小石川ビル」を再現した「VRオンライン研修センター」を構築 2年連続完全オンラインで実施する2021年度新入社員研修より導入
凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:麿 秀晴、以下 凸版印刷)は、新型コロナウイルスによる社内外への感染拡大抑止と従業員の安全確保のため、2021年度新入社員研修を、昨年に引き続き完全オンラインで実施します。
さらに、昨年度の新入社員研修プログラムの内容を踏襲しつつ、新たなコンテンツとしてバーチャル空間上に「トッパンVRオンライン研修センター」を構築。2021年度新入社員研修のメイン会場として、2021年4月1日(木)より導入を開始します。
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今回設立した「トッパンVRオンライン研修センター」は、トッパン小石川ビル(所在地:東京都文京区)をバーチャル空間上に忠実に再現。「TOPPAN Entrance」、「TOPPAN VR Hall」、「TOPPAN VR Academy」、「TOPPAN HR Mall」から構成される、バーチャルオフィスとして機能します。また、新入社員約20人に1人の割合で配置する先輩社員トレーナーもバーチャル空間上に出社。新入社員の不安を払拭する手厚いサポート体制をバーチャル空間上で整備します。
■ 「トッパンVRオンライン研修センター」の特徴
・TOPPAN Entrance(トッパンエントランス)
案内掲示板や学習コンテンツへの動線といった研修の導入部分として機能する部分です。また、障がいを持つアーティストが描いたアート作品の、オンライン展示会場としても使用します。同時に、2020年11月に実施したVRオンラインアート展示会の舞台である、バーチャル空間上の龍寶山 大徳寺「瑞峯院」(所在地:京都府京都市)にも接続可能です。さらに「リラックスできる呼吸法」の動画を視聴することができるリラックススペースも設置し、オンライン研修における新入社員の疲労軽減を目指します。
・TOPPAN VR Hall(トッパンVRホール)
トッパンホール内を360度VRで見学・体験できるとともに、舞台上にはオリジナルコンテンツ(凸版印刷の歴史、印刷技術に関する動画コンテンツなど)を配置。受講者がいつでも自由に学ぶことができる空間になっています。
・TOPPAN VR Academy(トッパンVRアカデミー)
印刷博物館のプロローグとVRシアターを見学できます。凸版印刷のVR技術やデジタルアーカイブの取り組みに関する動画コンテンツを視聴することができます。
・TOPPAN HR Mall(トッパンHRモール)
全席フリーアドレス制を導入したバーチャルオフィスで、新入社員研修のeラーニングプラットフォームにアクセスでき、そのプラットフォームにてオンライン講義の受講や先輩社員とのコミュニケーションなどを実施することができます。
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■ 2021年度大卒新入社員研修について
2020年度に続いて2年連続完全オンラインで実施します。昨年度の新入社員研修プログラムの内容を踏襲したオンライン研修プログラムに加え、新たに「トッパンVRオンライン研修センター」を導入することにより、新入社員は自宅にいながらデジタルオフィスに出社できます。
今回、新たな研修コンテンツとして、日本の伝統文化をテーマにした「文化教養VR研修」を導入。 奈良・唐招提寺のVR コンテンツをインタラクティブに鑑賞するとともに、同寺僧侶との対話を行い、現代のビジネスに必要な「リベラルアーツ」(※1)を学ぶ姿勢を身に付けます。
また、紙製ヘッドマウントディスプレイ「VRscope(R)」(※2)と、スマートフォンを全新入社員に貸与。凸版印刷が制作した危険体感VRや、福島県の被災地視察VR映像を活用した研修プログラムを実施します。
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■ 今後の目標
凸版印刷は今後、この2021年度新入社員向けの試験導入の実証結果を基に、新入社員研修に留まらず、各階層別研修や選抜リーダープログラムにも活用し、バーチャル施設の増設とコンテンツの拡充を実施します。
また本取り組みを、凸版印刷の持つ最新テクノロジーの実証実験の場として活用していくと同時に、デジタル時代の新たなコミュニケーションプラットフォームとして将来的には外販を目指していきます。
※1 リベラルアーツ
人文科学・社会科学・自然科学にまたがる現代の一般教養のことを指す。自由に、自分の考えや判断で自律的に生きていきながら、周囲の人たちとも前向きな関係を構築するために身に付けるべき必要な技術。幅広く学ぶことで、多角的な視点を養い、思考力・分析力・実行力を身につける学問領域。
※2 VRscope(R)
紙製のヘッドマウントディスプレイです。スマートフォン(iPhone、Android)を挿入。専用コンテンツを表示することでリアリティのある映像を安価に体験できます。「VRscope(R)」の2枚のレンズを使用することで立体視、スマートフォン内蔵の動作検知(ジャイロセンサー)を活用することで、空間を360°見回す事が可能です。なお「VRscope(R)」はボックスタイプ、カードタイプの2種類を提供しています。
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以 上
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