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生活クラブ「国内自給 まかない亭」プロジェクト高橋メアリージュンさんが特別講師として登場!東京家政学院中学校・高等学校の高校1年生へ出前授業を実施 ~「生活クラブ」の食料自給率向上をめざす取組み~

PR TIMES / 2024年5月28日 15時31分

高橋メアリージュンさん:「みなさんがこれからの世界・未来を変えてくれると思っているので応援しています。よろしくお願いします、これからの日本を!」

生活クラブ事業連合生活協同組合連合会(本部:東京都新宿区、会長 村上彰一、以下生活クラブ)は、農林水産省が発表した令和4年度における日本のカロリーベースの食料自給率がわずか38%※1であり、国内で消費される食品の多くを輸入に頼っていることを受け、より多くの人たちが日本の食料自給率について考え、「共感(自分ごと化)」できる機会を創出すべく、「国内自給 まかない亭」プロジェクトをスタートしました。
本プロジェクトでは、「国内自給 まかない亭」を体現したWEB動画や特設サイトの公開にあわせ、SDGsをテーマとした探究活動を様々な形で実施されている東京家政学院中学校・高等学校と共同で、同校1年生の生徒81名を対象に、生活クラブの「国内自給 まかない亭」出前授業を5月27日(月)に実施しました。



出前授業は通常授業の5時限目を活用して行なわれ、東京家政学院中学校・高等学校の鷹谷恵子教諭から、「世界を考え、足下から行動する」実践的なSDGsプログラムについてのご説明や、生活クラブの福住洋美理事による「日本の食料自給率の現状と生活クラブ生協の取組み」についての授業が行なわれました。
そして特別講師として、ファッションモデル・俳優としてご活躍しながら、オーガニック・サステイナブル・SDGsの行動を日々実践されている高橋メアリージュンさんをお迎えし、ご自身の食に関するこだわりやSDGsへの関わりなど、体験談を交えてお話しいただきました。
また、生活クラブのスペシャル動画「国内自給 まかない亭」のお披露目、そして生徒達とのクイズ大会や質疑応答、記念撮影なども授業の中で行なわれました。
※1 農林水産省「日本の食料自給率」より出典:https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/zikyu_ritu/012.html
[画像1: https://prtimes.jp/i/2456/635/resize/d2456-635-a9a5cff695c28910f429-5.jpg ]

■東京家政学院中学校・高等学校 生徒指導係主任 鷹谷恵子教諭より学内のSDGsプログラムについてご説明
[画像2: https://prtimes.jp/i/2456/635/resize/d2456-635-fbc3cbf82d037d562c58-0.jpg ]

「国内自給 まかない亭」出前授業では、鷹谷教諭より「『世界を考え、足下から行動する』実践的なSDGsプログラムについて」をテーマにご登壇いただき、「SDGsの幕開けです。私たちがこれから向かう先は、生活と密接にかかわる衣・食・住をめぐる社会課題を調査、探究し、豊かな生活を送るための施策を考察していくことです。」と、お話しいただきました。

■生活クラブ事業連合生活協同組合連合会 福住洋美理事より特別授業
[画像3: https://prtimes.jp/i/2456/635/resize/d2456-635-733a8b550b9331633d77-3.jpg ]

今回のイベントの主催者となる生活クラブの福住理事からは、「日本の食料自給率の現状と生活クラブ生協の取組みについて」の特別授業を行いました。「2023年度の日本の食料自給率は38%。裏を返せば62%が海外に頼っている状況です。同じくらいの国土面積のイタリアや、九州と同じくらいの面積のスイスの食料自給率よりも日本の食料自給率は低く、低下しつづけています。」と、現状を話しました。
また、生活クラブの国内の食料自給率アップの取組みとして、トマトジュース用に国産の加工用トマトの定植や収穫に参画していることや、家畜のエサも国産にしていることなども紹介。最後に、「こうした一つひとつの取組みの積み重ねで、日本の食料自給率を維持し、向上させていきたいと思っています。」と締めくくりました。

■特別講師 高橋メアリージュンさんによる実体験に基づいた特別授業
[画像4: https://prtimes.jp/i/2456/635/resize/d2456-635-78f2f43c23be0f073795-1.jpg ]

明るい太陽のようなオレンジ色の衣装を身に纏い、生徒たちからの盛大な拍手で迎えられた高橋メアリージュンさんは、「みなさんこんにちは!高橋メアリージュンです!」と生徒たちに挨拶をしながらステージに登壇されました。
MCから今回の衣装について聞かれると「オシャレに楽しく農作業、がテーマです。」にこやかな笑顔で答えていただきました。
またオーガニック・サステイナブル・SDGsの行動を日々実践されている高橋さんは、その具体的な活動内容として「約2年前、規格外野菜のマルシェを知ったことがきっかけで活動をはじめました。生産者さんのお話を聞いているうちに、最低限の知識をつけたいと思い、社会人向けの農業の学校で学びました。植物は強く育ってくれるので、人間はお手伝いをするだけ。仕事で忙しい時でも畑に行くと自然のエネルギーをもらえます。」と話され、SDGsやフードロス削減などに非常に高い関心を抱いていることが伝わってきました。
授業を受ける生徒たちの眼差しも真剣そのもので、高橋さんの言葉を聞き逃すまいと集中して聞き入っていました。

■福住理事・高橋メアリージュンさんのトークセッション
[画像5: https://prtimes.jp/i/2456/635/resize/d2456-635-1d1b81615e268927f4f6-2.jpg ]

日本の食料自給率について考え、「共感(自分ごと化)」できる機会を創出すべく制作された「国内自給 まかない亭」動画を全員で視聴した後、生活クラブの福住理事と高橋さんとのトークセッションが行なわれました。福住理事からは「食料自給率が38%と聞いても、具体的なイメージがつきにくいかと思います。そこで今回の動画では食料自給率をお料理にして“見える化”しました。そして国産を大切にしている生活クラブにも興味を持ってほしいという思いで制作しました。」と動画の解説がありました。食料自給率を反映し、不完全な姿となった食品サンプルを目にした高橋さんも「すごい!特にオムライス!卵は国産が多いと思っていたのに、ほぼチキンライス.ですね・・・」と驚きの表情。また動画をふまえ、今後の食料自給率の向上についても「自分ができることから、たとえば自分の買い物も投票であるという気持ちで選んでいきたいです。毎日継続していきたい。そして私ができることは発信すること。素晴らしい取組みがあることなどを伝えていきたい。」と意気込みを語ってくださいました。

■生徒たちと一緒にクイズ大会!
最後に生徒のみなさんたちに「生活クラブ 国内自給まかない亭クイズ」が出題されました。生徒たちは最初少々不安げな表情でしたが、高橋メアリージュンさんからの明るい口調の出題でリラックスモードに。シンプルな○×クイズですが、「外国で生まれたヒナを日本で育てたら、その鶏肉は、国産である。○か×か?」など、少々難しめの「食料自給率」にまつわるクイズが読み上げられると、生徒たちは「え!どっちだろう!?」と顔を見合わせる姿も。最後には3問全て正解した生徒に高橋さんからも大きな拍手が贈られました。

【クイズ(問題と回答)】
Q1.日本の食料自給率は『68%』である。(答え:× 正解はカロリーベースで38%)
Q2.外国で生まれたヒナを日本で育てたら、その鶏肉は、国産である。(答え:○)
Q3.輸入した飼料(エサ)を食べて日本で育てた豚肉は、国産である。(答え:○)
[画像6: https://prtimes.jp/i/2456/635/resize/d2456-635-d5e7bbeb147d175f0593-4.jpg ]


■質疑応答
クイズを終え落ち着いたところで、本日の「国内自給まかない亭」出前授業の振り返りとして質疑応答が行なわれました。「なぜ農業を始めようと思ったのですか?」という生徒からの質問に対し、高橋さんは「あるサステイナブル系ファッションブランドのファッションショーを見に行った時に規格外野菜(一般流通の規格に合わずに廃棄されてしまう野菜)のマルシェを行なっていたんです。そこで提供されていたスープの試飲をしたときにすごくおいしく、そして野菜もかわいくて。これが捨てられてしまうと思ったら悲しくなって、SNSで発信したんです。その時をきっかけに生産者をまわり、話を聞くうちにもっと知りたいと思って、農業の学校に入りました。」と回答されました。
授業の最後に、福住理事は「わたしが大切にしているのは、思いを馳せること。こんなことをしたら、相手はどう思うかな?これを選んだら社会はどうなるだろう。この食べ物は誰がどのようにつくったのだろう。そんなことを思いながら行動をすると、世の中が変わると思います。」と話しました。また高橋さんからは「SDGsの活動は特別なこと、難しいことだと思いがちですが、食も地球環境も健康もつながっています。私たちと無関係にはできない。結局は自分に返ってくるので、自分のためと思って楽しく日々の買い物などでも選んでもらいたいです。みなさんがこれからの世界・未来を変えてくれると思っているので応援しています。よろしくおねがいします、これからの日本を!」と生徒に向けたエールをいただきました。
特別授業に動画視聴、そしてクイズを交え「食料自給率」を学んだ生徒たちは、充実感漂う雰囲気の中、授業を終えました。

■生活クラブについて
生活クラブは組合員数約42万人の21都道府県、33の地域生協で組織される生活協同組合です。事業高は約1千億円。
提携する生産者とともに国産素材を中心に、添加物や農薬をできる限り減らした食品や生活用品をつくっており、扱う品物の約8割が生活クラブのオリジナルです。
また、プラスチック削減や石けんの利用推進、再生可能エネルギーの発電所設立や利用などの環境問題や、子ども・障がい者・高齢者・生活困窮者の支援などの福祉事業にも取り組んでいます。意志ある生産者など生活クラブとかかわるすべての人々と協力し、地域や世代をこえ、循環と共生の輪を広げる「つながるローカルSDGs」を推進しています。この取組みによって食(F)、エネルギー(E)、福祉(C)を自給し循環させるサステイナブルな社会の実現をめざします。
[画像7: https://prtimes.jp/i/2456/635/resize/d2456-635-0e3294fe48b3c4ddd0bd-6.jpg ]

‣ホームページ: https://seikatsuclub.coop/
‣加入・資料請求はこちらから:https://welcome-seikatsuclub.coop/lp/















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