TIS、ニッセン・クレジットサービスの新基幹システムを構築
PR TIMES / 2019年7月4日 4時40分
コンポーネント型ソフトウェア「CreditCube」の活用で、14ヵ月の短納期で新システムへの移行を支援
TISインテックグループのTIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役会長兼社長:桑野 徹、以下TIS)は、ニッセン・クレジットサービス株式会社(本社:京都府京都市 代表取締役社長:竹本 理行 以下:ニッセン・クレジットサービス)のクレジットカード業務を支える新基幹システムを構築したことを発表します。
本プロジェクトでは、TISのコンポーネント型ソフトウェア「CreditCube(クレジットキューブ)」を活用し、ニッセン・クレジットサービスの協力のもと、標準コンポーネントに個社対応部分を追加していく方法で、要件定義開始から14ヵ月の短納期でシステム構築し、新基幹システムへの移行を支援しました。
また、新基幹システムはクレジットカード会社として準拠が必要なPCI DSS(Payment Card Industry Data Security Standard)にも対応しており、「PCI DSS準拠」も実現しています。
ニッセン・クレジットサービスの新基幹システムは、2019年3月より本稼働を開始しています。
<「CreditCube」による新基幹システム構築イメージ>
[画像: https://prtimes.jp/i/11650/643/resize/d11650-643-590133-0.png ]
今回のニッセン・クレジットサービスの新基幹システムへの移行プロジェクトでは、クレジット基幹システム(CreditCube)のほか、オーソリ(共用FEP)、EDIサービス(TEDIOSII)、CIC(信用情報センター)接続サービスの構築をTISが担当しました。
TISは、今後もニッセン・クレジットサービスの事業戦略・施策に応じたシステムを提供していきます。
また、新基幹システムへの移行やPCI DSS準拠に課題を持つ、クレジットカード会社や今後のクレジットカード業務への参入を検討している事業者向けにも「CreditCube」を活用した低コストかつ短納期での新システム構築を支援していきます。
■背景
ニッセン・クレジットサービスでは利用していたASP型のクレジット基幹システムのサービス終了に伴い、次期システムの検討を開始しました。納期・コスト・品質・実績の観点で検討を進める中で、以下の理由から新基幹システムの構築にTISによる「CreditCube」を活用した構築を選定しました。
<TISと「CreditCube」の選定理由>
クレジット基幹業務に必要な新システムを要件定義工程の開始から14か月間(2019年3月末までに)の短納期でリリースできること
PCI DSSに準拠したシステムが構築できること
「CreditCube」は国内で既に3社の導入実績があり各社ともに安定稼働していること
<短納期プロジェクトの成功要因>
・明確な基本方針に基づくプロジェクト推進
短納期での実現に向けて、「カスタマイズ範囲に対して選択と集中」と「システムに合わせた業務プロセス構築」という明確な基本方針を、TISとニッセン・クレジットサービスの両社で合意しました。この基本方針を、ニッセン・クレジットサービスの各ユーザー部門/システム部門とTIS、およびサブベンダー※を含めたチーム全体で徹底した結果、各現場レベルで高い目的意識と素早い課題対応サイクルを一貫して継続でき、これが大きな成功要因となりました。
※今回のプロジェクトは、新基幹システムに加え、債権管理システムおよび会員WEBも同時に移行対象となるマルチベンダー体制でした
・遅延発生リスクを低減する工程の最適化
上記の「システムに業務を合わせる」の基本方針のもとで、標準コンポーネントを最大限活用し、個社対応部分も、サブシステム横断で機能重複のある要件を先行で製造/テスト完了まで対応しました。その後、機能重複のない他の要件の開発を行うという順序とすることで、開発作業を並走し、遅延発生リスクを低減しました。これにより要件定義時のマスタースケジュールの変更がなくプロジェクトを推進できた点も成功要因の一つとなりました。
◆「CreditCube」について
「CreditCube」は、標準コンポーネントに個社対応部分を追加していくことで、低コスト・短納期での機能追加が可能なコンポーネント型のソフトウェアです。カード商品/決済サービスの多様化に対応でき、標準コンポーネントのみで基本的なクレジット基幹業務機能(会員管理/債権管理(ポイント管理)/加盟店管理)を網羅しています。
■ニッセン・クレジットサービス株式会社について
ニッセン・クレジットサービスは、ニッセンが通信販売で培ったマーケティングやコールセンターなどのビジネス・ノウハウと、リテールバンキングの分野で先進的な商品・サービスを提供してきた新生銀行グループの幅広い経験が融合した合弁企業です。ニッセン通販のお客様を中心に、これまで300万人以上の会員様に様々な商品やサービスを提供してまいりました。詳細は以下をご参照ください。
https://www.nissen-ncs.jp/WEB/corporation/
TIS株式会社について
TISインテックグループの TIS は、SI・受託開発に加え、データセンターやクラウドなどサービス型の IT ソリューションを多数用意しています。同時に、中国・ASEAN 地域を中心としたグローバルサポート体制も整え、金融、製造、流通/サービス、公共、通信など様々な業界で 3000社以上のビジネスパートナーとして、お客様の事業の成長に貢献しています。詳細は以下をご参照ください。https://www.tis.co.jp/
TISインテックグループについて
TISインテックグループはグループ会社約60社、2万人が一体となって、それぞれの強みを活かし、日本国内および海外の金融・製造・サービス・公共など多くのお客さまのビジネスを支えるITサービスをご提供します。
※ 記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
※ 記載されている情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。
【本件に関するお問合わせ先】
TIS株式会社 サービス事業統括本部
デジタルフォーメーション営業企画ユニット PAYCIERGE(ペイシェルジュ)総合窓口
E-mail:paycierge@ml.tis.co.jp
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