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労働市場は完全な売り手市場に!選考中の「辞退経験者」は43.5% 辞退理由「ほかに条件の良い仕事が見つかったから」が多数

PR TIMES / 2019年1月21日 12時40分

~アルバイト・パート3,000人 選考中の辞退について調査~

総合求人情報サイトを運営するディップ株式会社(本社:東京都港区代表取締役社長 兼 CEO:冨田英揮、以下 ディップ)のディップ総合研究所(https://www.baitoru.com/dipsouken/)は、1年以内にアルバイト・パートに応募をした経験のある、15~69歳の男女に対して「アルバイト・パートの選考プロセスにおける辞退についてのアンケート調査」を実施しました。



 近年、人手不足は常態化しており、有効求人倍率も1.63倍(2018年11月時点)と高水準を維持しています。加えて、採用活動をしている企業の悩みとして、選考中における求職者の選考辞退があります。それらの課題を背景に、この度ディップ総合研究所では、辞退をする求職者の実態を明らかにするべく、アルバイト・パート3,000人を対象に、応募後の辞退の発生箇所や要因について調査しました。
 本調査により、求職者は複数の採用決定済みのお仕事から実際に働くお仕事を選んでおり、そのことが選考中における求職者の辞退の要因の1つになっていることが明らかになりました。
調査期間:2018年9月6日~2018年9月10日

【調査結果】
1.辞退経験者の割合
◆アルバイト・パートの応募者のうち、43.5%もの人が「応募後、初出社までの間に辞退の経験がある」
※アルバイト・パート23,429人が回答
[画像1: https://prtimes.jp/i/2302/648/resize/d2302-648-505780-0.png ]


アルバイト・パート23,429人に対し、「応募後の辞退経験の有無」についてアンケート調査をしたところ、43.5%にあたる10,200人が「応募後、初出社までの間に辞退の経験がある」ことが明らかになりました。
※辞退有無については23,429人、詳細な辞退箇所や辞退理由については3,061人を対象に調査。


2.選考プロセスにおける辞退箇所
◆求職者の辞退発生箇所は、「初回コンタクト前」が45.2%と最も多い
※「辞退したことがある」43.5%と回答した10,200人のうち、3,061人が回答。複数の辞退経験がある場合には、複数回答として抽出。
[画像2: https://prtimes.jp/i/2302/648/resize/d2302-648-891665-1.png ]

続いて、「辞退したことがある」43.5%と回答した10,200人のうち、3,061人に対して「辞退した箇所」や「辞退理由」などを尋ねました。さらに求職者の応募後のプロセスを5つに分け、辞退経験のあるプロセスを複数回答可で尋ねたところ、「応募先からの連絡前」45.2%が最も多く、「面接日程調整中」24.5%、「面接日程調整後」22.5%、「面接実施中」7.8%、「面接実施後」33.6%となりました。これらの結果から、5つのプロセス全てにおいて求職者の辞退は発生していることがわかりました。

3.辞退理由
◆ほとんどの選考プロセスにおいて「ほかに条件の良い仕事が見つかったから」が辞退理由1位


各プロセスにおける辞退理由1位
【応募先からの連絡前】 「ほかに条件の良い仕事が見つかったから」43.1%
【面接日程調整中】 「ほかに条件の良い仕事が見つかったから」31.6%
【面接日程調整後】 「ほかに条件の良い仕事が見つかったから」44.1%
【面接実施中】 「面接で聞いた条件や仕事内容が、自分の希望とは合わなかったから」66.4%
【面接実施後】 「ほかに条件の良い仕事が見つかったから」42.1%

 求職者の辞退理由について、面接実施中以外のほとんどの選考プロセスにおいて、「ほかに条件の良い仕事が見つかったから」が辞退理由の1位となりました。選考過程における求職者の動きとして、複数の仕事を比較しながら仕事探しを進めたいと考えていることが分かります。


 その他、各工程別のトピックスを記事本編(https://www.baitoru.com/dipsouken/all/detail/id=249)でも公開中です。採用企業が応募後の歩留まりを改善するための処方箋としてお役立てください。

各プロセスにおけるその他のトピックス
【応募先からの連絡前】 “応募後はすぐに働き始めたい! やっぱりスピード対応が大事”
・ 応募先からの連絡前の辞退理由は「応募先から初回の連絡が来るのが遅かったから」2割強
・ 応募後は「~1週間くらいで働き始めたい」7割強
・ 初回連絡は「応募から1日以内に欲しい」6割、「半日以内にほしい」3割強
【面接日程調整中】 “面接日程はスムーズに決めたい! 求職者の希望に合わせた柔軟な調整が大切”
・ 面接日程調整中の辞退理由「面接日時の候補が少なかったから」2割
・ 面接日の候補は「2つ~3つほしい」7割強
・ 面接実施の希望は「応募から3日以内」4割
【面接日程調整後】 “面接前の急な変更にも対応してほしい! 細やかな配慮がキャンセルを防ぐカギ”
・ 面接日程調整後の辞退理由は「都合が悪くなったが、事前に日時の変更ができなかったから」2割強
・ 面接場所は「最寄駅からの道のりまで書いて伝えて欲しい」5割


その他、調査の詳細は下記URLにて公開しています。
「アルバイト・パートの応募辞退を防止するために。応募者の辞退理由とその対策とは?~面接率アップ編(前編)~」(https://www.baitoru.com/dipsouken/all/detail/id=249

【調査概要】
調査設計・分析:ディップ総合研究所 ディップレポート編集室 野嵜愛
調査名:ディップ総合研究所「アルバイト・パートの応募後の辞退に関する実態調査」
調査手法:インターネット調査(外部調査機関)
調査対象:47都道府県在住かつ、1年以内にアルバイト・パートに応募をした経験のある、15~69歳の男女
調査実施時期:2018年9月6日(木)~9月10日(月)
有効回収数:3,061サンプル
主な調査項目:辞退発生箇所、辞退発生要因、求職者の希望(採用のスピード、勤務開始タイミングなど)


当調査結果を引用・転載される際は、出典:ディップ総合研究所「アルバイト・パートの応募後の辞退に関する実態調査」(https://www.baitoru.com/dipsouken/all/detail/id=249) と表記をお願いいたします。
※インターネットメディアへご掲載いただく場合、ディップ総合研究所TOPページ(https://www.baitoru.com/dipsouken/)または、
アンケート調査結果ページ(https://www.baitoru.com/dipsouken/all/detail/id=249)のURLを記載ください。


ディップ総合研究所について
 ディップ総合研究所(https://www.baitoru.com/dipsouken/)は、アルバイト・パート・派遣社員・正社員など働く人すべての気持ちや本音・許容や理想を、調査を通して明らかにしてまいります。経営層から人事・採用担当者向けに、“採用活動やその後の育成・定着を成功に導く”実践的なコンテンツを提供することで、「採用された人材が活躍し、働く人と企業がともに輝ける社会」の実現を目指します。2019年1月17日、サービス(働く人のリアルがわかる「ディップ総合研究所」)リリース。

ディップ株式会社について
 ディップ株式会社(https://www.dip-net.co.jp)は、アルバイト・パート求人情報サイト「バイトル(https://www.baitoru.com/)」、総合求人情報サイト「はたらこねっと(https://www.hatarako.net/)」、看護師人材紹介サービス「ナースではたらこ」を通じ、求職者と求人企業双方にとって利便性の高いサービスを提供することで社会を改善する存在となる事を目指しています。2004年5月東証マザーズ上場、2013年12月東証一部上場。2018年2月期売上高380億円。

会社概要
社名:ディップ株式会社
代表:代表取締役社長 兼 CEO 冨田 英揮
本社:東京都港区六本木3-2-1 六本木グランドタワー31F
電話:03-5114-1177(代表)
設立:1997年3月
資本金:1,085百万円 (2018年2月末現在)
従業員数:1,735名(2018年4月1日現在の正社員)※派遣・アルバイト・役員除く
事業内容:求人情報サイトの運営、看護師転職支援サービス他
URL:https://www.dip-net.co.jp

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