駅で回収したペットボトルを活用した『えきPET吸音材』を開発!~環境に配慮した技術開発でサステナブルな社会の実現に貢献します~
PR TIMES / 2023年9月19日 19時15分
[画像1: https://prtimes.jp/i/17557/671/resize/d17557-671-a24976bd755e9bfbd885-0.png ]
[表: https://prtimes.jp/data/corp/17557/table/671_1_2c9a668d84ce54c4230a3422e212ffb8.jpg ]
1. 『えきPET吸音材』の概要
・ 駅で回収したペットボトルをリサイクルした吸音材を開発し、鉄道設備で活用します。
・ 駅で回収するペットボトルのトレーサビリティを明確化することで、鉄道設備におけるリサイクルを推進し、サステナブルな社会の実現に取り組みます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/17557/671/resize/d17557-671-ec9920943e3a24ae8867-1.png ]
※1:吸音材の重量比で算出
※2:100%石油由来原料で製造した場合と比較
2. 『えきPET吸音材』の特長
・ 回収したペットボトルの処理フローは多様であり、繊維化に適したフローは定まっていないなど、課題がありました。処理フローを見直すことで、トレーサビリティを明確化し、鉄道利用に向けたリサイクルが可能となりました。
・ リサイクル原料比を25%から50%に向上しました。
(吸音板1枚につきペットボトル約35本分を含有※3)
・ リサイクル由来の原料比率向上によって、製造時のCO2排出を5%※4低減しました。
[画像3: https://prtimes.jp/i/17557/671/resize/d17557-671-7387b23af98b8cb8290c-2.png ]
[画像4: https://prtimes.jp/i/17557/671/resize/d17557-671-9b22525c593a24654f74-3.png ]
※3:サイズ3000mm×980mm×50mm
500mL用PETボトル(1本22g)として算出
※4:100%石油由来原料で製造した場合と比較
3. 導入予定箇所
東北新幹線 盛岡・新青森間速度向上に伴う環境対策(2023年12月以降予定)
[画像5: https://prtimes.jp/i/17557/671/resize/d17557-671-e1f10a1bd3c707af207e-4.png ]
4. 今後の開発について
吸音材に関する原料削減技術を開発し、CO2排出のさらなる低減に取り組みます。
【3社にて特許出願中:特願2023-107599】
〇繊維構造の中空化に関する取り組みについて
・吸音性能を維持したまま、使用原料を削減し、生産時のCO2排出量を35%低減※5することを目指し開発中。
※5:100%石油由来原料で製造した場合と比較
[画像6: https://prtimes.jp/i/17557/671/resize/d17557-671-9943e1e249ac2be53490-5.png ]
5. 4社の役割について
・ 東日本旅客鉄道株式会社 :取り組みの統括、吸音材の活用
・ 株式会社JR東日本環境アクセス :駅でのペットボトル回収、分別
・ 株式会社ビーエステクノ :吸音板の販売
・ 三井化学株式会社 :吸音材の製造
<参考>
■JR東日本グループにおけるゼロカーボン・チャレンジ2050
[画像7: https://prtimes.jp/i/17557/671/resize/d17557-671-512eb3adf4b94a146103-17.jpg ]
JR東日本グループは、将来にわたり環境優位性を向上し、社会に新たな価値を創造する企業グループであり続けるために、2050 年度の CO2排出量「実質ゼロ」をJR東日本グループ全体の長期目標としています。エネルギーを「つくる」から「使う」までのすべてのフェイズで CO2排出量「実質ゼロ」に向けたチャレンジを行っています。
URL: https://www.jreast.co.jp/eco/
■株式会社JR東日本環境アクセス
JR東日本環境アクセスは、首都圏の駅・駅ビルを中心に、清掃や廃棄物の収集運搬・リサイクル等を行っています。JR東日本東京資源循環センターでのペットボトルリサイクル推進の他、廃プラスチックリサイクルのケミカルリサイクルへの取り組みや食品リサイクル事業への参画など、リサイクルを通じてCO2排出量削減やSDGsの達成に向けJR東日本グループや社会に貢献します。
URL: https://www.jea.co.jp/
[画像8: https://prtimes.jp/i/17557/671/resize/d17557-671-a544cc1309adf543d529-7.png ]
■株式会社ビーエステクノ
[画像9: https://prtimes.jp/i/17557/671/resize/d17557-671-f295211c9387b00e4a9c-8.png ]
ビーエステクノは、ゴム・樹脂、鉄鋼製品の製造・販売に携わるリーディングカンパニーとして、環境保護と持続可能性に真剣に取り組んでいます。事業の中心に3R活動(Reduce, Reuse, Recycle)を据え、製品のライフサイクル全体で環境負荷を最小限に抑えながら、鉄道沿線の環境対策製品のデベロップメント、ソリューションを積極的に行っております。鉄道社会全体への貢献を目指しています。
URL: https://bstechno.co.jp/
■三井化学株式会社
[画像10: https://prtimes.jp/i/17557/671/resize/d17557-671-d9b6391f04f49ac0d097-9.png ]
三井化学は、100年以上の歴史を有する日本を代表する総合化学メーカーであり、卓越したソリューションと製品を通じ、環境負荷低減とQOL向上に貢献してまいります。また、三井化学の不織布事業は10月より旭化成の不織布事業と統合し、エム・エー ライフマテリアルズ株式会社に生まれ変わります。引き続きご期待ください。
URL:https://jp.mitsuichemicals.com/jp/
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
ペットリファインテクノロジー:製造・販売する再生PET樹脂にブランド名「HELIX(TM)」を冠しコーポレートロゴも刷新
PR TIMES / 2024年8月2日 17時40分
-
キリンビバレッジと遊園地「よみうりランド」が協同し、ペットボトルの「ボトルtoボトル」水平リサイクルを開始
PR TIMES / 2024年8月2日 15時40分
-
水素・バイオガス・多様な再生可能エネルギーを活用したヒト・街・地球に優しいまちづくりTAKANAWA GATEWAY CITY
PR TIMES / 2024年7月30日 16時15分
-
水平リサイクルのための使用済みペットボトルの供給に向けた基本合意の締結について
PR TIMES / 2024年7月24日 18時40分
-
JEPLANと日立造船、混紡繊維の熱分解ガス化に向けた共同実証および事業化検討に関する基本合意書を締結
PR TIMES / 2024年7月18日 15時45分
ランキング
-
1「給料を下げさせてほしい」と頭を下げた日があった…スーパー「アキダイ」名物社長を動かした"従業員の一言"
プレジデントオンライン / 2024年8月13日 16時15分
-
2【速報】小林製薬 新たに11件分の死亡事例を発表 厚生労働省に報告漏れ「紅麹サプリ」巡る健康被害問題 会社側「取扱いが徹底できていなかった」
MBSニュース / 2024年8月13日 16時35分
-
3【速報】「プッチンプリン」販売再開を江崎グリコ発表 8月13日以降、順次店頭に「お帰りなさい」「夢に見るほど待っていました」SNSに再開を喜ぶ声も
MBSニュース / 2024年8月13日 12時15分
-
4斉藤寛さん死去=菓子のシャトレーゼ創業者
時事通信 / 2024年8月13日 16時56分
-
5【東海道新幹線・在来線】8月16日(金)~17日(土)“計画運休や運転見合わせの可能性”を発表 台風7号接近で
CBCテレビ / 2024年8月13日 18時51分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)