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【サムスン電子】KDDI、仮想化RANによるオープンRANの日本展開にSamsungを選定

PR TIMES / 2024年10月25日 10時45分

~KDDIのオープンRANネットワーク推進のため、長年の協業関係を深め、SamsungのvRANソリューション展開を拡大~



[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/30942/672/30942-672-8d93af3f1f7e89fb62be81b1e9f88c32-1000x563.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


 サムスン電子(韓国本社、以下 Samsung)は2024年10月、KDDIが日本で展開するオープンRANにおいて、4Gおよび5GのO-RANに準拠した仮想化無線アクセスネットワーク(vRAN)ソリューションを提供する主要ベンダーとして選定されたことを発表しました。最先端のネットワーク技術を採用するというKDDIのビジョンに沿って、両社は今後数年間でオープンRANの範囲を拡大していく予定です。

 2025年以降KDDIは、Samsung vRANによる完全分離型ソフトウェアベースのアーキテクチャの利点を活用し、オープンRANの展開を拡大していく予定です。KDDIのオープンRANネットワークは、エネルギー効率の改善、パフォーマンスの最適化、インテリジェントな自動化のための機能強化を特徴としています。

 KDDIの吉村和幸コア技術統括本部長(CTO)は「KDDIは、次世代ネットワークの特定と準備に注力しており、Samsungのような業界をリードする企業と、オープンRANに関する数多くの技術検証やフィジビリティスタディを行ってきました。今回の発表は、KDDIが革新的な技術を日本に提供することに全力を注いできたことを示すものであり、最先端かつ信頼性の高い無線アクセスネットワークを提供できることを誇りに思います。」と述べました。

 また、サムスン電子ネットワーク事業部戦略チーム長兼副社長Junehee Lee氏は「Samsungは、揺るぎない革新的精神をもって、常に率先して最新のモバイル技術を開発・採用しています。KDDIとともに、この重要なステップを踏み出し、日本でのプレゼンスを強化できることを嬉しく思います。我々は、KDDIの品質基準を上回るクラス最高のソリューションを提供することで、ネットワークの卓越性に向けたKDDIの先駆的な取り組みをサポートします。」と語りました。

 今回の協業拡大にあたり、SamsungはvRAN 3.0ソリューション、先進的なMassive MIMO無線機やサードパーティの無線機統合サポートを含む、ローバンドおよびミッドバンドをサポートするO-RAN準拠の無線機フルスイートに至る包括的なネットワークソリューションを提供します。また、大規模vRAN構築のライフサイクル管理を自動化するインテリジェントなソリューションであるSamsung CognitiV Networks Operations Suite(NOS)の主要機能も提供します。この機能により、導入、展開、運用のプロセスが合理化され、KDDIは広範なネットワークを効率的に変革することができるようになります。
 Samsungは、業界をリードするパートナーとそのソリューションで構成される強固なエコシステムを活用し、KDDIのネットワーク展開を強化していきます。また、Hewlett Packard Enterprise社 (サーバー)、Intel社 (プロセッサー)、Red Hat社 (クラウドプラットフォーム) との緊密な協業により、KDDIのネットワーク展開を強化していきます。

 KDDIとSamsungは2021年からvRANとオープンRANで協業しています。長年にわたり、両社はオープンRANとvRANの分野で世界的なリーダーシップを確立し、東京圏における世界初の商用5GスタンドアロンオープンRANサイトや、大阪における商用オープンRANサイトの立ち上げなどのマイルストーンを達成してきました。このオープンRANの展開を支えているのは、Samsungの幅広い専門知識(大規模なロールアウトの実体験に基づく)です。

 2020年に完全に仮想化された5G RANを発表して以来、SamsungはOmdia社やDell'Oro社といった世界的なアナリスト企業から、常にオープンRANおよびvRANの主要ベンダーとして認められています。

 Omdia社主席アナリストRemy Pascal氏は「オープンRANとvRANは、モバイルネットワークの革新と変革の中核をなすものであり、Samsungはこの分野で常にリーダーシップを発揮してきました。これらの技術は徹底的に検証されており、SamsungによるKDDIのオープンRANの拡張は、KDDIが日本の顧客に一流のサービスを提供し続け、その進化するニーズに応えることを可能にするだけでなく、より効率的で自動化された、将来に備えたネットワークを構築することを可能にします。」と語りました。

 Samsungは、チップセット、無線、コアを含む5Gエンドツーエンドソリューションの提供を成功に導いたパイオニアです。継続的な研究開発を通じて、vRAN 3.0、オープンRAN、コアからプライベート・ネットワーク・ソリューション、AIを活用した自動化ツールまで、市場をリードする製品ポートフォリオで業界を牽引し、5Gネットワークを進化させています。Samsungは現在、モバイル事業者に革新的なネットワークソリューションを提供し、世界中の何億人ものユーザーに無限の接続性を提供しています。

●「Galaxy」はSamsung Electronics Co., Ltdの商標または登録商標です。
●その他、記載されている会社名、商品名、サービス名称等は、各社の商標または登録商標です。


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