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新CEOにアンソニー・カプアーノ、新社長にステファニー・リナーツが就任

PR TIMES / 2021年2月26日 11時15分



 世界最大のホテルチェーンであるマリオット・インターナショナル(本社:米国 メリーランド州)は、前社長兼最高経営責任者 アーン・ソレンソンが2021年2月15日に逝去したことに伴い、2月23日の取締役会において、同日付でアンソニー・カプアーノが最高経営責任者(CEO)に、ステファニー・リナーツが社長に就任したことをお知らせいたします。

【マリオット・インターナショナル最高経営責任者(CEO):アンソニー・カプアーノ氏が就任】

[画像1: https://prtimes.jp/i/11305/674/resize/d11305-674-361654-0.jpg ]

 これまで国際事業を統括するグループ・プレジデントを務めたカプアーノは、グローバルデベロップメントとデザイン&オペレーション部門を主に牽引し、当グループのホテル軒数を2009年度初頭の約3,200軒から2020年度末には7,600軒以上へと拡大、2020年12月31日現在の開業予定ホテルの客室数においては49万8,000室を達成しており、その半数以上が米国外のホテルとなります。さらに、新型コロナウイルス感染症対策として、「Commitment to Cleanliness(清潔な環境作りへの取り組み)」を主導し、清掃手順を一段と強化することで、旅行者の皆様に安心をお届けして参りました。

 「カプアーノは、過去10年間、マリオットの成長に重要な役割を担ってきた素晴らしいリーダーです。これまでは、オーナー様やフランチャイズ加盟者の皆様と密なる関係で協力関係を構築し、マリオットホテルが誇る卓越したオペレーションと質の高い顧客サービスを、提供して参りました。今後も何千人ものスタッフに信頼を置き、マリオット文化を継承する優れた指導者として、未曾有の新型コロナウイルス感染症に対応しつつ、同時に、成長戦略を推し進めてくれることを期待しております。社長に就任したステファニー、そして経営チームの他の優れたメンバーとともに、マリオットの経営陣として、彼以外に相応しいCEOは存在しないと確信しております。」(マリオット・インターナショナル エグゼクティブ・チェアマン兼取締役会長、J.W.ビル・マリオット・ジュニアのコメント)

 「マリオットの舵取りを任されたことを大変光栄に思います。また同時に、悲しい思いもございます。アーンが率いた経営チームの中では、アーンは指導者であるのと同時に、大切な友人でもありました。彼の努力を継承し、今後も成長、従業員への機会の提供、オーナー様やフランチャイズ加盟者様との建設的な関係維持、お客様に安全で革新的な体験をお届けすること、株主の皆様にとっての価値の構築に焦点を絞った戦略を、私たちチーム一団となって、共に推し進めて参ります。」(マリオット・インターナショナル 新最高経営責任者、カプアーノのコメント)

【マリオット・インターナショナル社長:ステファニー・リナーツが就任】

[画像2: https://prtimes.jp/i/11305/674/resize/d11305-674-363342-1.jpg ]

 リナーツは今後、社長としてブランド、マーケティング、セールス、レベニューマネージメント、カスタマーエンゲージメント、デジタル、IT、新規事業、ロイヤルティ事業を含めた、コンシューマー戦略をグローバル規模で牽引し、マリオットが展開する30に上るホテルブランドの戦略的成長を担うグローバル開発組織、グローバルデザインおよびオペレーションサービス機能を統括して参ります。さらに、テクノロジーとホスピタリティの融合、ロイヤルティプログラムMarriott Bonvoy(マリオット・ボンヴォイ)の継続的な成長に加えて、環境への持続可能性などのテーマについても指揮を執ります。

 リナーツはこれまでコンシューマー事業、テクノロジーおよび新規事業のグループプレジデントを務め、両氏ともに当社における重要なポストを歴任して参りました。マリオットがスターウッド・ホテルズ&リゾーツを買収した際、極めて重要な役割を果たし、予約、プロパティ管理、レベニューマネージメント、ロイヤルティなど、ビジネスに不可欠なシステムの統合を指揮しております。2019年には、リナーツの指導のもと、マリオットとスターウッドのロイヤルティプログラムを統合し、世界最大のホスピタリティ・ロイヤルティ・プログラムであるMarriott Bonvoyを新設、同プログラムは現在、全世界で1億4,700万人以上の会員を擁しています。

 「ステファニーは優れた指導者として実績を持ち、当社の中核となる宿泊ビジネス戦略、トラベルプラットフォーム、ロイヤルティ戦略を連携させて成長を加速するビジョンが明確です。当社が展開するビジネス全般において、彼女は豊富な経験を有しており、オーナー様やフランチャイズ加盟者様との連携をはじめ、お客様のために革新的なサービスを提供し、スタッフには新たな機会提供を実現してくれると確信しております。トニー(カプアーノ)とステファニーは、今後の回復と成長に向けて必要なCEOであり、社長です。」(マリオットのコメント)

 「経営チームの全員が、アーンの死を受けて、深い喪失感を感じております。彼は私たちの友人であり、リーダーであっただけでなく、ホスピタリティ業界の道標でもありました。アーンを追悼する最善の方法は会社を前進させ続けることだと信じております。社長に就任し、トニーをはじめとする経営陣と協力して、スムーズな移行を実現し、戦略を成功へと導くことに邁進して参ります。」(マリオット・インターナショナル 新社長、リナーツのコメント)


【参考資料】

アンソニー・カプアーノ氏 - 略歴 -
1995年にマリオットに入社後、マーケット・プランニングおよび事業化チームに配属。1997年から2005年までは、米国西部およびカナダにおけるマリオットのフルサービス開発を指揮。2005年から2008年までは、北米のフルサービス開発担当シニア・バイスプレジデントを務め、2008年には、米国およびカナダ全域、カリブ海諸国およびラテンアメリカも担当する。2009年にはエグゼクティブ・バイスプレジデント兼グローバル・チーフ・デベロップメント・オフィサーに就任。マリオット入社前は、ボストンに拠点を置く Laventhol and Horwath の Leisure Time Advisory Group に入社。その後、ロサンゼルスのKenneth Leventhal and Companyのホスピタリティ・コンサルティング・グループに入社。コーネル大学でホテル経営学の学士号を取得。コーネル・ホテル・ソサエティの現役会員であり、コーネル大学ホテル経営学部長諮問委員会のメンバー。また、アメリカン・ホテル&ロッジング協会の業界不動産財務諮問委員会のメンバーでもある。

ステファニー・リナーツ氏  - 略歴 -
1997年にマリオットに入社。2013年から2019年までグローバル・チーフ・コマーシャル・オフィサー、2009年から2013年までセールス&レベニューマネージメント担当グローバル・オフィサー、2008年から2009年までグローバル・セールス担当シニア・バイスプレジデント、2005年から2008年までセールス&マーケティング・プランニング&サポート担当シニア・バイスプレジデントを務める。それ以前はマリオットの財務・事業開発部の様々な任務を経験。現在、世界最大のホームセンター小売業者であるThe Home Depotの取締役も務める他、評議員会のメンバーも務める。ホーリークロス大学で政治学と行政学の学士号を取得。ウィリアム・アンド・メアリー大学で経営学修士号を取得。


マリオット・インターナショナルについて
マリオット・インターナショナル(NASDAQ: MAR、本社: 米国メリーランド州ベセスダ)は、133の国と地域に30ブランド、 合わせて7,600軒以上の宿泊施設を擁するホスピタリティ企業です。世界中でホテルの運営およびフランチャイズや、リ ゾートのオーナーシップ・プログラムを展開しています。当社は、受賞歴を誇る旅行プログラム、Marriott Bonvoy™ (マリオット ボンヴォイ)を提供しています。詳しい情報は、www.marriott.co.jp をご覧ください。また最新の企業ニュースは、www.marriottnewscenter.com をご覧ください。Facebookや@MarriottIntlにてTwitterとInstagramでも情報発信しています。

将来予想に係る記述に関する注意点
本プレスリリースに記載されている記述はすべて2021年2月23日現在のものです。当社は、新たな情報、将来の事象、その他の結果にかかわらず、これらの記述を公式に更新または修正する義務を負いません。このプレスリリースには、当社の戦略、成長の見通し、開業予定ホテル、Marriott Bonvoyロイヤルティ プラットフォームの成長、経営陣の交代、過去の事実ではない将来の予想される出来事や期待に関する記述など、連邦証券法に規定される「将来予想に係る記述」が含まれています。これらの記述は将来の業績を保証するものではなく、当社が証券取引委員会(SEC)に提出するフォーム10-Kの最新の年次報告書を含む文書に記載されている当社が正確に予測または評価できない多くのリスクや不確実性の影響を受ける可能性があることにご留意ください。

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