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「大地に耳をすます 気配と手ざわり」展 関連プログラムのお知らせ

PR TIMES / 2024年7月17日 19時15分

自然に深く関わり制作をつづける現代作家5人――榎本裕一、川村喜一、倉科光子、ふるさかはるか、ミロコマチコ――をご紹介する「大地に耳をすます 気配と手ざわり」展。本展では様々な関連プログラムを実施します



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自然に深く関わり制作をつづける現代作家5人――榎本裕一、川村喜一、倉科光子、ふるさかはるか、ミロコマチコ――をご紹介する「大地に耳をすます 気配と手ざわり」展。本展では様々な関連プログラムを実施します。制作の様子や作品について出品作家からお聞きするアーティストトークのほか、作品の背景をひもとく対談、東京都美術館で活動するアート・コミュニケータ(とびラー)と一緒に作品世界を楽しむ鑑賞プログラムなど、会期を通じて本展を多角的に味わうためのプログラムをラインアップしています。

関連プログラム一覧(開催日程順)
●アーティスト・トーク 川村喜一・ふるさかはるか 開催日: 7月20日(土)
●アーティスト・トーク 倉科光子  開催日:開催日:8月4日(日)
●トークイベント 漆・藍・土 自然と「ともに」つくる木版画  開催日:8月24日(土)
●キッズ+U18デー 開催日:8月26日(月) 
●トークイベント 倉科光子 × 平吹喜彦 開催日:8月31日(土)
●ダイアローグ・ナイトwithとびラー 開催日: 8月30日(金)、9月6日(金)、9月13日(金)
●ダイアローグ・デイwithとびラー 開催日: 9月4日(水)、9月11日(水)
●トークイベント 川村喜一に聞く 知床の暮らしと制作 開催日:9月22日(日)
※各プログラムの詳細は「関連プログラム詳細(開催日程順)」をご覧ください。

展覧会開催概要
展覧会名 大地に耳をすます 気配と手ざわり 
      The Whispering Land: Artists in Correspondence with Nature
●会  期 2024年7月20日(土)~10月9日(水)
●会  場 東京都美術館 ギャラリーA・B・C
●休 室 日 月曜日、9月17日(火)、9月24日(火)
※ただし、8月12日(月・休)、9月16日(月・祝)、9月23日(月・休)は開室
●開室時間 9:30~17:30、金曜日は9:30~20:00 *入室は閉室の30分前まで
●観 覧 料 一般 1,100円、大学生・専門学校生 700円、 65歳以上 800円、高校生以下無料
※[サマーナイトミュージアム割引]など観覧料に関するの詳細は展覧会公式サイトをご覧ください。 
●主  催 公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都美術館
●特別協力 株式会社ツガワ
●協  力 合同会社 北暦、株式会社ミシマ社、Gallery Camellia、
      青森公立大学 国際芸術センター青森
●問合せ先 東京都美術館 03-3823-6921

最新情報は展覧会公式サイトをご覧ください https://www.tobikan.jp/daichinimimi


関連プログラム詳細(開催日程順)

●アーティスト・トーク 川村喜一・ふるさかはるか
展覧会会場にて、出品作家から制作の様子や作品についてお話をうかがいます。
日時・講師:7月20日(土)14:00~川村喜一(出品作家)  14:25~ふるさかはるか(出品作家)
会場:東京都美術館 ギャラリーC
※事前申込不要
※聴講無料。ただし、本展観覧券が必要です。直接会場にお集まりください。
※手話通訳あり

●アーティスト・トーク 倉科光子
展覧会会場にて、出品作家から制作の様子や作品についてお話をうかがいます。
日時:8月4日(日)11:00~11:40
講師:倉科光子(出品作家)
会場:東京都美術館 ギャラリーB
※事前申込不要
※聴講無料。ただし、本展観覧券が必要です。直接会場にお集まりください。
※手話通訳あり

●トークイベント 漆・藍・土 自然と「ともに」つくる木版画
木版画を自然と関わる手段と考える、ふるさかはるか。本展には青森での取材から生まれた新作を出品します。新しい素材に挑戦する制作過程や自然素材とのやりとりのなかで感じたことなどお話をうかがいます。
イベント終了後、昨年出版された、ふるさかの作品集『ことづての声/ソマの舟』のサイン会を開催します。
日時:8月24日(土)10:30~12:00
講師:ふるさかはるか(出品作家) 聞き手 大橋菜都子(東京都美術館 本展担当学芸員)
会場:東京都美術館 アートスタディルーム(交流棟2階)
定員:50名
※事前申込制(先着順で定員に達し次第申込締切)
※聴講無料
※手話通訳あり

●キッズ+U18デー
小中高校生や乳幼児をお連れの保護者の皆様のために、閉室日を特別に無料でオープンします。夏休みの1日を涼しい美術館で楽しみませんか?
日時:8月26日(月) 10:00~15:00(入室は14:30まで)
対象:高校3年生以下とその保護者
・小学校3年生以下は保護者同伴での入室をお願いします。
・大人(大学生以上)のみでの入室はできません。
※事前申込不要 
※参加費無料(観覧料も無料)

●トークイベント 倉科光子 × 平吹喜彦 
東日本大震災の津波と復興がもたらす植生の変化を捉えつづける倉科光子。観察に基づき描く「tsunami plants」(ツナミプランツ)のシリーズには、その土地の歴史が刻まれています。仙台市新浜地区を拠点に人の営みと密接にかかわる「海岸エコトーン」(海と陸、川が出合う境界領域)の調査・保全に携わられてきた平吹喜彦氏をお招きし、震災後、里浜で何が起きてきたのか、倉科が描いた景色が生まれた背景をひもといてゆきます。
日時:8月31日(土)14:00~15:30
講師:倉科光子(出品作家)、平吹喜彦(東北学院大学地域総合学部地域コミュニティ学科 教授)
会場:東京都美術館 講堂
定員:220名
※事前申込不要。13:30より受付開始、定員になり次第受付終了
※聴講無料
※手話通訳あり

●ダイアローグ・ナイトwithとびラー
金曜日の夜間開室の時間に、東京都美術館で活動するアート・コミュニケータ(とびラー)と一緒に、ゆったり展覧会を巡りませんか?お話ししながら、作品世界を楽しむ鑑賞プログラムです。
日時:1.8月30日(金)18:45~19:15
2.9月6日(金)18:45~19:15
3.9月13日(金)18:45~19:15 ※手話通訳あり
対象:中学生以上
会場:東京都美術館 ギャラリーA・B・C
定員:各回15名程度
※事前申込制(先着順で定員に達し次第申込締切)
※参加費無料。ただし、本展観覧券が必要です。

●ダイアローグ・デイwithとびラー
水曜日の午前中に、東京都美術館で活動するアート・コミュニケータ(とびラー)と一緒に、ゆったり展覧会を巡りませんか?お話ししながら、作品世界を楽しむ鑑賞プログラムです。
日時:1.9月4日(水)11:15~11:45※手話通訳あり
2.9月11日(水)11:15~11:45
対象:どなたでも
会場:東京都美術館 ギャラリーA・B・C
定員:各回15名程度
※事前申込制(先着順で定員に達し次第申込締切)
※参加費無料。ただし、本展観覧券が必要です。

●トークイベント 川村喜一に聞く 知床の暮らしと制作
2017年に「自然と表現、生命と生活」を学び直すため、北海道・知床に移住した川村喜一(写真家・美術家)。アイヌ犬ウパシを家族に迎え、狩猟免許を取得し、知床に根を下ろした、いまの暮らしと制作についてお話をうかがいます。
日時:9月22日(日)14:00~15:30
講師:川村喜一(出品作家) 聞き手 大橋菜都子(東京都美術館 本展担当学芸員)
会場:東京都美術館 アートスタディルーム(交流棟2階)
定員:50名
※事前申込制(先着順で定員に達し次第申込締切)
※聴講無料
※手話通訳あり


作家紹介(展示順)
●川村喜一(かわむら きいち) / 移住者から生活者へ、知床に根を下ろしてゆく日々を撮る
1990年東京生まれ。写真家・美術家。東京藝術大学大学院美術研究科終了後、2017年に「自然と表現、生命と生活」を学び直すため、北海道・知床に移住した。新たに家族となったアイヌ犬・ウパシとの暮らしや、知床の風景や野生動物を新鮮なまなざしで撮影しつづけ、2020年に写真集『アイヌ犬・ウパシと知床の暮らし』(玄光社)を出版。狩猟免許を取得してしだいに生活者となるなか、実感を伴った生命の循環をインスタレーションで発表している。

●ふるさかはるか / 素材を育て、採集し、自然と生きる人に取材した木版画
1976年大阪府生まれ。美術家・木版画家。フィンランド、ノルウェーなど北欧での滞在制作を経て、2017年からは青森で自然とともに生きる人々に取材を重ねながら制作に取り組んでいる。自ら採集した土、自ら育てた藍から絵具をつくり、木のかたちや木目を生かして版木をつくるなど、自然と関わる手しごととしての木版画にこだわりをもつ。近年は取材地で出合った漆に注目し、その樹木を版木に、樹液を絵具に取り入れた作品を試みている。2023年、青森での取材をまとめた作品集『ことづての声/ソマの舟』(信陽堂)を出版。


●ミロコマチコ / 奄美で体感した、いきものの気配と生命の煌めき
1981年大阪府生まれ。画家・絵本作家。本の装丁や展覧会、ライブペインティングなど幅広い活動を行う。2019年、「生きる」ことに軸を置き、絵を描きたいと奄美大島に移住。自然と生活の密接なつながりを感じながら、いきものの気配や生命の煌めきが濃厚に漂う作品を生み出している。移住後の作品には、身近ないきものに加え、精霊や竜など目に見えない存在が捉えられている。2023年、4年ぶりとなる新作絵本『みえないりゅう』を発表。


●倉科光子(くらしな みつこ) / 東日本大震災の津波による変化を追いつづける植物画
1961年青森県生まれ、東京都在住。2001年から植物画を始める。2013年から東日本大震災の被災地に足を運び、浜辺や津波の浸水域に生えた植物を描きつづけている。津波により、内陸の植物が浜に根を下ろしたり、何十年も地中にあった種が芽生えたりした様子に加え、近年では復興事業で変わりゆく植生にも目を向ける。人と植物の時間スケールの違いが意識させられる一方、植物と目を合わせるかのような低い視点から描かれる植物には、被災した人々の営みも重ねられている。

●榎本裕一(えのもと ゆういち) / 根室の自然に美を見出し、翻訳する
1974年東京都生まれ。2018年より北海道・根室にもアトリエを構える。花の色彩に注目した作品を多く手がけていたが、根室では冬の景色に魅了されたという。近年は、アトリエの近くの景色や自然が偶然に生み出すかたちに着想した作品を制作している。一見すると抽象のような油彩画は、目を凝らすと風景が浮かび上がる。暗い森の静寂と生命の気配を感じさせ、鑑賞者に自らの体験を想起させる余白をもつ。本展のために、雪の湖面を表す新作に取り組んでいる。


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