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「アイデンティティシステム 1945年以降 西ドイツのリブランディング」展を京都dddギャラリーで2024年10月24日~2025年1月13日に開催

PR TIMES / 2024年9月22日 23時40分

公益財団法人DNP文化振興財団は、京都dddギャラリー(京都市下京区)にて、2024年10月24日(木)~2025年1月13日(月・祝)に、「アイデンティティシステム 1945年以降 西ドイツのリブランディング」展を開催します。
西ドイツのコーポレートデザインの代表的なポスターやビジュアルアイデンティティの使用例、企業などの独自のコンセプトが示された貴重なデザインマニュアルなどを紹介します。



[画像1: https://prtimes.jp/i/69194/678/resize/d69194-678-234014b06cef875e8920-0.jpg ]

20世紀初め、ペーター・ベーレンスをはじめとするドイツのデザイナーたちは、後にコーポレートデザインとして知られることになる例を世界で初めてつくり、それに続くバウハウスも、システマティックなデザイン手法をカリキュラムに含めました。第二次世界大戦の終戦から数年後、西ドイツは、それまで切り開いてきたデザインの原則を再びたどり、デザイン教育機関として強い影響力を持っていたウルム造形大学や多くの若いグラフィックデザイナーたちが、1960年代初めにシステマティックなデザインの新たな解釈を生み出しました。それらは、ルフトハンザ航空や1972年のミュンヘンオリンピック、その他多数の企業や組織、イベントのためのビジュアルアイデンティティに結実しました。民主主義に復帰し、経済的に発展した西ドイツは、日常を視覚的にかたちづくるデザイン手法の体系的な発展によって、ドイツのイメージを一変させました。
本展では、コンセプトスケッチや印刷サンプルといった貴重な一次資料を通して、手作業で仕上げた質の高いデザインを展示します。

【開催概要】
○会期 : 2024年10月24日(木)~2025年1月13日(月・祝)
○開館時間 : 火~金 11:00-19:00、土日祝 11:00-18:00
○会場 : 京都dddギャラリー(https://www.dnpfcp.jp/gallery/ddd/access/map.html
(京都府京都市下京区烏丸通四条下ル水銀屋町620 COCON烏丸3F)
○休館日 : 月曜日(祝日・振替休日の場合はその翌日)、祝日の翌日(土日にあたる場合は開館)
年末年始2024年12月29日(日)~2025年1月3日(金)
○入館料 : 無料
○主催 : 公益財団法人DNP文化振興財団
○後援 : 大阪・神戸ドイツ連邦共和国総領事館、ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川
○協力 : A5コレクション デュッセルドルフ、スミ&ニコール・シュミット
○企画/展示デザイン/グラフィックデザイン : イェンス・ミュラー、カタリーナ・ズセック(vista)
○日本語レイアウト : ニコール・シュミット

■オープニング・レセプション
○2024年10月24日(木)17:30~19:00(京都dddギャラリー内・入場自由)

■同時開催
○会場 : 西宮市大谷記念美術館
○展覧会名 : 戦後西ドイツのグラフィックデザイン展 モダニズム再発見
Back to Modern: Graphic Design from West Germany
○日時 : 2024年10月26日(土)~2025年2月24日(月・祝)

■関連イベント
○講演会 : 「Back to Modern: The Reinvention of Graphic Design in West Germany」
○日時 : 10月27日(日)14:00~(16:30終了予定)
○会場 : 西宮市大谷記念美術館
○講師 : イェンス・ミュラー(vista主宰) *日英逐次通訳(講演は英語で行います)
○定員 : 100名(中学生以上)
○参加料 : 無料
○申し込み方法 : 9月27日(金)9:00より電話0798-33-0164にて受付(先着順)
講演会への参加は無料ですが、入館料が必要となります。
○主催 : 公益財団法人西宮市大谷記念美術館
○共催 : 公益財団法人DNP文化振興財団

【本展協力のA5コレクション デュッセルドルフについて】
ドイツのデュッセルドルフを拠点とするA5コレクションは、グラフィックデザイナーで教育者のイェンス・ミュラーが運営する出版事業と深く関わっています。コレクションには、グラフィックデザイン叢書「A5シリーズ」のほか、ミュラーが出版した多くの本の収録作品が多数含まれます。コレクションは新たな書籍プロジェクトごとに拡大し、同時に、コレクション活動から新たな書籍プロジェクトが生まれることもあります。コレクションの収集対象は、ドイツのグラフィックデザインの多面的な歴史にとどまらず、ロゴやコーポレートデザインの国際的な進化にも及びます。デザイン史の文献と原本および実物といった一次資料を組み合わせることで、グラフィックデザイン史研究における新たな知見を生み出しています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/69194/678/resize/d69194-678-cfa9ae295f1c7830809d-1.jpg ]

01:1964・Otl Aicher, E5/HfG Ulm・Visual Identity of Lufthansa・Folder
02:1978・Stankowski+Duschek・Visual Identity of Deutsche Bank・Design manual
03:1976・Helmut Schmid, ARE Düsseldorf・Continue working on the German model (SPD)・Poster
04:1977・Celestino Piatti・Basic Law for the Federal Republic of Germany (dtv)・Book cover
05:1974・Anonymous・WM 74, Football World Cup Germany 1974・Ticket purse
06:1987・Anonymous・Visual Identity of Daimler-Benz AG・Design manual

※記載された内容などは発表日現在のものです。今後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

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