マリン・エコラベル認証の真ほっけ開き 漁獲制限などで資源管理 1月13日(月)注文開始
PR TIMES / 2025年1月13日 17時45分
日本最北端船泊漁協の資源管理型漁業を発信
パルシステム連合会(本部:新宿区大久保、理事長:大信政一)は1月13日(月)から、商品包材にマリン・エコラベル認証マークを表示したオリジナル商品「礼文島船泊の産直・旬の真ほっけ開き」の注文受付を開始します。原料のホッケは水産産直提携を結ぶ船泊漁業協同組合(北海道礼文郡、大石康雄組合長)が、取り過ぎずに育てる資源管理型漁業を実践し漁獲しています。
育てる漁業10年越しの成果
船泊漁協は2022年に水産エコラベル認証である「MEL(マリン・エコラベル)認証」を取得しました。商品へのマーク表示に必要である、原料を分別管理して流通加工させる「CoC認証」を2023年9月に取得しています。パルシステムではこれを受けオリジナル商品の包材へのマーク表示を準備し、このたび商品供給が実現します。
船泊漁協では2010年代、ホッケ漁獲量が最盛期の3割程度にまで減少したことで、資源管理型漁業へと舵を切りました。ホッケ産卵期である秋冬漁の自主規制や未成魚がかからないよう網目サイズを大きくするなど、10年以上にわたり対策を進め、漁獲量の回復とMEL認証取得に至りました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/6976/679/6976-679-5d4d55a07680b104b426d59e49575208-2067x1378.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
▲船泊漁業協同組合の漁のようす
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/6976/679/6976-679-97ed8b28131f7c5f75a7f79fccad77f6-2067x1377.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
日本初の世界基準「MEL認証」
MEL認証は、持続可能な水産品を認証する日本発の制度です。水産資源の持続的な利用や環境や生態系の保全・管理に取り組む漁業や養殖業が認証されます。国際基準に適したエコラベルかを審査するGSSI(世界水産物持続可能性イニシアチブ)でも承認されており、世界基準の規格としても認められています。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/6976/679/6976-679-fc45e8c2e4e2260cdbf9ed8e9832024c-339x599.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
▲1月から供給される「礼文島船泊の産直・旬の真ほっけ開き」背面にマークを表示
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/6976/679/6976-679-d19d3ad611549353076a583c183e8b80-1000x1000.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
▼礼文島船泊の産直・旬の真ほっけ開き
https://item.pal-system.co.jp/seafood/funadomari-hokke/
▼MEL認証マーク表示を知らせるカタログ「産直365」
https://information.pal-system.co.jp/topics/250113-sanchoku365/
相互理解による持続可能な生産と消費
パルシステム連合会は2019年、船泊漁協と北海道漁業協同組合連合会(札幌市中央区、阿部国雄代表理事会長)の3者で産直提携を締結しました。住民がいる日本最北端の離島である礼文島は、ロシア国境に位置します。領海や排他的経済水域の観点からも、島での漁業操業の存続は国にとっても重要な課題です。
パルシステムは、環境保全、資源管理型漁業を推進する船泊漁協を応援するため、ホッケやタラ、ウニなどの商品取引をはじめ、利用者と漁業者の交流の場を設けるなど島の漁業への理解を深めてきました。漁協のみなさんは礼文島から関東各地の利用者の元を訪れ、「浜の母さん料理教室」として、産地の魚介をおいしく食べる調理法や守り育てる漁業の現状などを伝えています。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/6976/679/6976-679-14d9d468ac2dde8868fdd7b274b2e85e-3861x2408.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
▲2024年度パルシステム神奈川開催
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/6976/679/6976-679-c3f4c319cdd093319e3cadaf9a35da8f-2962x1759.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
▲2023年度パルシステム山梨 長野開催
▼2024年度パルシステム神奈川 「船泊浜の母さん料理教室」を開催しました
https://www.palsystem-kanagawa.coop/event-report/detail/20241029_1/
▼2023年度パルシステム山梨 長野 船泊からやってくる!浜の母さん料理教室(山梨 長野)
https://www.palsystem-yamanashi.coop/blog/event/20231025/?event=past
▼礼文島最北端の漁師の仕事を動画で紹介
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=jo7wW8q4n1Q ]
全国漁業者とのタッグで魚の魅力伝える
パルシステムは2009年、水産方針を策定し、海の環境保全や国内水産業再生を目的に水産業・漁業者と連携して水産の産直を進めてきました。方針には「日本の魚食文化を大切にする」ことも掲げ、漁業者と消費者の相互理解や交流を通じた食育活動も推進してきました。
2024年度は、日本の水産業を応援する「お魚食べよう」キャンペーンを展開し、魚食のアイディアや魚の豆知識、水産業に関わる人たちのメッセージなど伝え、見て、知り、食べ、楽しむ提案をしています。
北海道から沖縄まで、全国15の水産産直産地には、利用者をはじめ配送現場などの職員が訪問し、生産現場の視察や体験、交流を通して水産業の現状を体感しています。生産者もグループ内地域のイベント会場まで足を運び、産地での資源管理型漁業のようすや魚介類の特徴、地元ならではの食べ方などを伝えています。
パルシステムはこれからも、全国の漁業者と利用者とともに持続可能な水産業を目指し、魚食文化を大切にしていきます。
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/6976/679/6976-679-cef927422c7e27897262bd7bd75ccf0c-774x507.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]パルシステム生活協同組合連合会
所在地:東京都新宿区大久保2-2-6 、理事長:大信政一
13会員・統一事業システム利用会員総事業高2,541億円/組合員総数173.5万人(2024年3月末現在)
会員生協:パルシステム東京、パルシステム神奈川、パルシステム千葉、パルシステム埼玉、パルシステム茨城 栃木、パルシステム山梨 長野、パルシステム群馬、パルシステム福島、パルシステム静岡、パルシステム新潟ときめき、パルシステム共済連、埼玉県勤労者生協、あいコープみやぎ
HP:https://www.pal-system.co.jp/
[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/6976/679/6976-679-bf509d5381ef6ccfb2e4970db1a2222d-1341x337.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
2025年は国際協同組合年です
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