準生活必需品シェアリングサービスの実証実験開始について
PR TIMES / 2020年1月31日 12時35分
~第一弾として、「下北線路街 空き地」にて実証実験を実施~
住友商事株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員CEO:兵頭 誠之、以下「住友商事」)は、株式会社博報堂(以下「博報堂」)と共に、生活者同士のシェア、共助、共創が生まれるスマートシティ開発・運営を目的に、準生活必需品(注1)のシェアリングサービス(以下「本サービス」)の実証実験を開始します。第一弾として、2020年2月1日から4月中旬までの期間、小田急電鉄株式会社が運営する「下北線路街 空き地」にて、実証実験(以下「本実験」)を行います。
近年、スマートシティの開発・運営において、生活者が快適で豊かな生活を過ごすことができるサービス・コミュニティが求められています。特に、街を中心とし、生活者同士が交流できるための機会の創出が必要とされています。
本サービスは、生活者の繋がりの創出を目的に、レジャー用品や玩具など共有できると便利なモノを、街や地域などの特定コミュニティ内でシェアできるサービスです。街中の公園や空き地などのパブリックスペース、団地やマンションの共有部に設置する共有コンテナを介して、生活者同士のモノの貸し借りを可能にします。
本実験では、下北沢駅から徒歩5分、敷地面積1,400平方メートルの「下北線路街 空き地」に共有コンテナを1台設置します。「下北線路街 空き地」は、レンタルスペースや飲食エリアを有し、多様な人々が集う地域に開かれた場所です。住友商事と博報堂が約50品目の物品を用意し、モノを使用したい借主に貸し出すことで、貸し出し需要の高いモノや利用率などのデータを収集します。さらに、生活者同士の貸し借りが生まれるかも検証し、利用者にとっての利便性や効率性、サービスとしての安全性や事業性を検証します。
住友商事は、高まるシェアリングサービスの需要を背景に本サービスを展開することで、モノの貸し借りを起点として、街や地域における生活者同士の交流や共助の実現、コミュニケーションを促進します。また、国内展開のみならず、住友商事がベトナムのハノイ市北部で手掛けるスマートシティ案件などへの海外展開も視野に入れ、事業化を目指します。
住友商事は博報堂と共に、本実験を皮切りに、モノのシェアリングサービスに関する知見やノウハウを蓄積し、生活サービスが拡充された快適で心躍る街づくりに貢献していきます。
(注1)生活に必ずしも欠かせないものではないが、時々使用できると便利なもの。
<参考資料>
■実証実験概要
(1)実施機関 : 2020年2月1日~4月中旬(予定)
(2)実施エリア : 下北線路街 空き地(東京都 世田谷区)
https://senrogai.com/akichi/
(3)実験内容 : 準生活必需品シェアリングサービスの技術実証
■サービスイメージ
[画像1: https://prtimes.jp/i/726/682/resize/d726-682-461768-0.png ]
■写真
【共有コンテナ設置の様子 】
[画像2: https://prtimes.jp/i/726/682/resize/d726-682-894977-2.jpg ]
■住友商事のマテリアリティ(重要課題)
住友商事グループは『社会とともに持続的に成長するための6つのマテリアリティ(重要課題)』を、事業戦略の策定や個々のビジネスの意思決定プロセスにおける重要な要素と位置付け、事業活動を通じて課題を解決することで持続的な成長を図っていきます。本事業は、特に「地域と産業の発展への貢献」「快適で心躍る暮らしの基盤づくり」「多様なアクセスの構築」に資する事業です。
[画像3: https://prtimes.jp/i/726/682/resize/d726-682-671231-1.png ]
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