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スリランカ 洪水 地滑りなどで30万人以上が被災 【プレスリリース】

PR TIMES / 2016年5月25日 15時37分

ユニセフ、水と衛生の支援を早急に実施



[画像: http://prtimes.jp/i/5176/686/resize/d5176-686-918957-1.jpg ]



※本信は、ユニセフ本部の発信情報を元に、日本ユニセフ協会が翻訳、編集しています。

【2016年5月24日 ジュネーブ/カトマンズ/スリランカ発】
スリランカでは、猛烈な風を伴うサイクロン「ロアヌ(Roanu)」の影響で、国内の25地域のうち22の地域で地滑りや大雨が発生、女性や子どもを含む30万人以上が被災しています。ケーガッラでは、地滑りによって82人が死亡、118人が行方不明と報告されています。

現在、被災した人々は、学校や公共の建物に一時的に避難しています。ユニセフは、水を媒介する感染症のリスクが水源の汚染によって高まっていることを受け、塩素粉末12トンや安全な飲み水を確保するための浄水剤50万錠を提供するなど、支援活動を行っています。

「今後数日間にさらに多くの雨が予想されることから、子どもたちやその家族の窮状が非常に懸念されます」と、ユニセフ・スリランカ事務所代表のウナ・マッコーリーは述べています。人道支援機関は、洪水による緊急事態下で、10万人以上の子どもたちが甚大な影響を受けていると推計しています。

「安全な水の提供は、喫緊のニーズであると同時に、被災した家族が生き延び生活を維持し続けるために必要な、長期的課題でもあります」(マッコーリー代表)

早期回復の段階で非常に重要である、暫定的な水供給および水源の復旧への対応として、ユニセフは、スリランカ上下水道庁を通じて被災地域に水を供給するために、水タンクと給水ポンプを調達しました。水と衛生の対応のために追加の支援物資の調達が行なわれている一方で、被害のあった衛生施設や汚水処理管理システムへの緊急の対応が必要とされています。

主な優先事項は以下の通りです。

水タンクと安全な水の提供
井戸の清掃と復旧、処理施設の設置
学校や避難キャンプでの衛生教育支援
被災地域における衛生・清掃活動
汚水処理管理システムの復旧
現地での水質検査、処理、公衆衛生のための新たな技術


ユニセフは、被災したすべての子どもたちの保護と安全を確保するため、スリランカの子どもの保護庁や教育省と緊密に協力しています。また、スリランカ政府や援助機関、国連、政府間組織、NGOとともに、迅速なニーズ調査や全体の救援活動の調整を支援しています。

* * *

■ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進するために活動する国連機関です。現在190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子どもたちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのために活動しています。(http://www.unicef.org/
※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する34の国と地域を含みます
※ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの任意拠出金で支えられています

■日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国34の国と地域にあるユニセフ国内委員会のひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。 (http://www.unicef.or.jp/

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