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台湾文化センター「台湾カルチャーフェスティバル」の第2弾企画トーク・イベント「台湾語ポップス黄金時代のSP盤を蓄音機で聴こう!」開催決定

PR TIMES / 2016年5月18日 13時44分

日本最大の音楽専門チャンネル スペースシャワーTVをはし゛め、音楽総合エンタテイメント事業を展開する株式会社スペースシャワーネットワーク(代表取締役社長:清水英明、本社:東京都港区、以下スペースシャワー)は、台北駐日経済文化代表処台湾文化センターの虎ノ門新設1周年記念行事として執り行う「台湾カルチャーフェスティバル」のオープニング゛企画、 「台湾の音楽フェスに行こう!」に続き、第2弾企画として、「台湾語ポップス黄金時代のSP盤を蓄音機で聴こう!」と題したトーク・イベントを2016年6月14日(火)に開催いたします。



[画像1: http://prtimes.jp/i/2929/687/resize/d2929-687-185244-1.jpg ]



発明王エジソンが蓄音機を発明したのが1877年。最初レコードは筒型でしたが、その後、エミール・ベルリナーというドイツ系アメリカ人が円盤型のレコードを発明し、一挙に大量生産が可能になりました。それがSP盤といわれるものです。同時にポピュラー音楽が生まれ、世界に広まっていきました。

台湾のポップスの第1号といわれるのが1929年の「烏猫行進曲」、32年には、上海映画の宣伝曲が台湾の隅々まで鳴り響きました。そして当時日本のレコード会社、コロムビアを初め様々な会社が台湾に支社を置き、これらSP盤を発売してゆき、台湾語ポップスは黄金時代を迎えることになります。

この、日本統治時代である1930年代を中心とした台湾語のポップスからは、台湾人の素晴らしい創造性が感じられます。今回は、その時代の音楽の貴重なSP盤を蓄音機で聴きながら、台湾の音楽学者・林太崴氏と、著名なミュージシャンであり、この時代の楽曲をカヴァーもしている朱頭皮氏のお話を楽しんでいただきます。

徐々に台湾のポップスが日本で知られるようになり、スペースシャワーでも今の台湾ポップス・シーンを担うアーティストたちを積極的に支援していますが、それと並行して、あまり知られていない台湾のポップス史も、折にふれて紹介していきたいと考えています。今回は、台湾と日本が共に作った最初のポップスの素晴らしさを知っていただくとともに、日常めったに聴くことができないSP盤と蓄音機の、おそらく想像以上に素晴らしいサウンドをたっぷり味わっていただきたいと思います。

【イベントタイトル】トーク・イベント「台湾語ポップス黄金時代のSP盤を蓄音機で聴こう!」
【開催日程】2016年6月14日(火) 19:00~21:00
【開催場所】台北駐日経済文化代表処台湾文化センター
〒105-0001 東京都港区虎ノ門1-1-12 虎ノ門ビル2階
【入場料】無料
【観覧方法】台湾文化センターのサイトをご覧ください。
URL:http://jp.taiwan.culture.tw/
【ゲスト・スピーカー】
朱頭皮(ミュージシャン)
林太崴(音楽学者/台湾SPレコード収集家)
【蓄音機提供・ゲスト】
桑原茂一(選曲家)
【ナビゲーター】関谷元子(音楽評論家)
【主催】台北駐日経済文化代表処台湾文化センター
【企画制作】関谷元子/株式会社スペースシャワーネットワーク
【協力】チャイナ エアライン


プロフィール
【ゲスト・スピーカー】
朱頭皮(ツー・トーピー)

[画像2: http://prtimes.jp/i/2929/687/resize/d2929-687-309166-2.jpg ]

台南出身のミュージシャン。
台湾大学大気科学系、大気科学研究所卒業。本名:朱約信。
1991年にファースト・アルバム『朱約信的音楽』をリリース後、1994年に、小林旭の「自動車唱歌」をカヴァーした曲を含む、『豬頭皮的笑魁唸歌-我是神經病』をリリース、社会現象・問題を面白おかしく風刺したヴォーカルで、一躍有名に。現在まで10枚のアルバムをリリース、今年2月には台北のレガシーでライヴを行なった。
音楽家以外にも多彩な面を持ち合わせ、テレビ・ラジオの司会、音楽史やレコード史の専門家、日本でも公開された映画『靴に恋する人魚』(2005)、『人間万事塞翁が犬』(2012)では俳優としてユニークな存在感を示すなど、マルチエンタテイナーとして長いキャリアを持つ。

林太崴(リン・タイウェイ)

[画像3: http://prtimes.jp/i/2929/687/resize/d2929-687-551971-3.jpg ]

台北出身の音楽学者。
台湾大学音楽学系卒業、台湾大学音楽学研究所所属。
日本統治時代の音楽文化が専門、若手研究者の第一人者。当時の蓄音機、SP盤(1960年代にLPに替わるまで作られていたレコード)の収集家としても有名で、1,000枚以上を所有する。SP盤の収集は15年以上にわたり、台湾初めてのSP「大開門」や台湾最初の禁止された曲「街頭的流浪」など、貴重な台湾の音楽資料を所蔵している。
2015年には、日本統治時代=台湾語のポピュラー音楽が花開いた時代をまとめた本『玩樂老臺灣(昔の台湾の音楽を楽しもう)』を上梓した。「聲音光年 1932」(音楽文化を紹介する資料館)副館長。

【蓄音機提供・ゲスト】
桑原茂一(くわはらもいち)

[画像4: http://prtimes.jp/i/2929/687/resize/d2929-687-996387-4.jpg ]

今年28年目のfree paper dictionaryは現在は、株式会社桑原茂一事務所で発行しています。その編集を中心に活動してます。また選曲家の初代として選曲する音楽の魅力を求道する日々です。
                                       桑原 茂→
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【ナビゲーター】
関谷元子(せきやもとこ)

[画像5: http://prtimes.jp/i/2929/687/resize/d2929-687-365356-5.jpg ]

音楽評論家。
桐朋学園大学音楽学部作曲理論学科音楽学専攻卒業。CBSソニー(現・ソニーミュージック・エンタテインメント)入社。その後フリーランスの音楽評論家に。ラテン、アジアなどワールド・ミュージックを専門としてきたが、90年前後から主に台湾をはじめ中華圏のポップスが中心。NHK-BS『真夜中の王国』出演、NHK-FM『ASIA POPS WIND』DJ、『POP ASIA』編集長、などを通し、アジアの音楽文化を紹介してきた。
現在は、Inter FM『World Music Cruise』DJ、国士舘大学非常勤講師、アジア・日本研究センター研究員、文化庁芸術選奨大衆芸能部門の推薦委員、新聞・雑誌への執筆など。

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