オプト、GRCSと協業開始 個人情報データの管理及びプライバシー保護の体制構築を支援
PR TIMES / 2020年7月14日 15時40分
マーケティング活動における個人データ活用について進む法整備
デジタルシフトをリードする Innovation Agency 株式会社オプト(本社:東京都千代田区、代表取締役社長CEO:金澤 大輔、以下オプト)は、企業のガバナンスおよびコンプライアンス管理の観点から株式会社GRCS(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:佐々木 慈和、以下GRCS)と、個人情報データの管理及びプライバシー保護の体制構築において協業することに合意しました。
[画像: https://prtimes.jp/i/14848/694/resize/d14848-694-322320-0.png ]
■背景
企業などの個人情報の取り扱いを規定した改正個人情報保護法が2020年6月5日(金)、参議院本会議で可決・成立しました。すでに海外では「GDPR(EU一般データ保護規則)」(※1)や「CCPA(カリフォルニア州消費者プライバシー法)」(※2)など、具体的な法整備と対策が講じられていますが、日本でもこれを機に、Cookie(クッキー)(※3)と呼ばれるWebページを訪問したユーザーの情報を一時的に記録する仕組みについて、取り扱いに関する規制強化が進む見通しです。
この流れを受け、データを活用した高度なデジタルマーケティング(※4)を推進する企業が増える一方で、個人のプライバシー保護に対する意識の高まりから、企業にはマーケティング活動を通じて取得する個人データ等の適切な取り扱いが求められています。そのため、今後も引き続きデータを活用したマーケティング活動の発展による企業の成長と、個人のプライバシー保護を両立させるためには、データの取り扱いにおける透明性、および、安全なデータ管理体制の確立がさらに必要となっていきます。
■協業による取り組み
オプトはこれまで数多くの企業のマーケティング活動を支援し、その中で多様なデータを取り扱ってまいりました。企業のWebサイト構築や、アプリ開発、プロモーションにおいてデータの利用を明示するといったユーザーのプライバシーに配慮した設計を行い、またCDP(カスタマーデータプラットフォーム)(※5)の構築によるCookieに依存しないデータ活用基盤の整備など、今後国内でもCookieの取り扱いに規制が入ることを想定しながら、企業が継続的にマーケティング活動を実施できるよう総合的なソリューションを提供しております。
一方、GRC(ガバナンス・リスクマネジメント・コンプライアンス)、およびS(セキュリティ)領域で事業を展開しているGRCSは、2018年にプライバシー保護ソフトウェアにおいてリーダー企業であるOneTrust社の日本初のコンサルティングパートナーとなり、各国のプライバシー規制に対応した同社製品の「OneTrust」およびCookie同意管理ツール「CookiePro」の提供により、数多くの企業に対してGDPRをはじめとする規制への準拠を支援しています。
この度の協業によって、オプトとGRCSは相互の知見を持ち寄り、企業のマーケティング活動における適切なデータ管理の確立を推進してまいります。また、データの取り扱いにおける透明性、および、より安全なデータ管理体制の確立を支援し、国内におけるCookie規制の本格化を見越した、新しいデジタルマーケティングの発展に寄与してまいります。
※「GRCS」は、GRCS社の登録商標です(登録番号第6027290号)
※1 GDPR(General Data Protection Regulationの略:EU一般データ保護規則)は、EU(欧州連合)EUにおける個人データ保護に関する法律のことで、欧州議会・欧州理事会および欧州委員会がEU 内の全ての個人のためにデータ保護を強化していくためのものです。
※2 CCPA(California Consumer Privacy Act の略:カリフォルニア州消費者プライバシー法)カリフォルニア州の住民を対象とした個人データの保護に関する法律で、2020年1月に施行。年間の総収入が2,500万ドル以上、5万人以上のカリフォルニア州民の個人データを処理、カリフォルニア州民の情報を販売することで年間収入の50%を得ている組織が対象となり、位置情報、インターネットの閲覧履歴、検索履歴、ショッピング履歴なども個人データとして扱われる。
※3 cookieとは、サイトへアクセスした際に、Webサーバーからユーザーのwebブラウザに送られる、ユーザーデータを保存しておくためのファイルで、一定期間ユーザーのブラウザに保存され、ユーザーが再度Webページを訪れた時に、サイト訪問回数や前回のサイト内での行動の情報をサーバーへ渡す。
※4 デジタルマーケティングとは、マス広告や実店舗だけではなく、インターネット広告やメール、SNSを活用したアプローチなど、デジタルツールを活用し顧客と接点を作っていく手法のこと。
※5 CDP(カスタマーデータプラットフォーム)とは、顧客一人ひとりの属性や行動データを収集・蓄積・統合するためのデータプラットフォームです。あらゆる顧客接点の情報を顧客IDで統合しマーケティング活用することを目的としています。
【株式会社オプトについて】
オプトは、デジタルマーケティングを軸に個客の未来を実現する「Innovation Agency」です。持続的な成長を志す企業のビジョンやミッションと並走しながら、ビジネスを革新させ、新しい価値を創造していきます。一人一人が、「誠実な野心家であれ。」という理想の姿を追求し、ヒトと社会を豊かにする成長エンジンとなります。
■会社概要
設立年月:2015年4月1日
資本金:1億円 (2019年12月末 現在)
代表者名:代表取締役社長 CEO 金澤 大輔
本社所在地:東京都千代田区四番町6番 東急番町ビル
事業内容:マーケティング事業
URL:https://www.opt.ne.jp/
【株式会社GRCSについて】
GRCSは、企業を取り巻く複合的課題をGRC (Governance、Risk、Complianceの総称)の側面から解決するITサービスパートナーです。コンサルティング及びそのノウハウをベースに開発した独自のIT-GRCソリューションや、最新のセキュリティソリューションを提供し、企業経営における迅速な意思決定を支援します。
■会社概要
設立:2005年3月(2018年3月 商号変更)
資本金:187百万円(2019年11月30日現在)
代表者名:代表取締役社長 佐々木慈和
所在地:〒102-0076 東京都千代田区五番町1-9MG市ヶ谷ビルディング9F
事業内容:GRC・セキュリティ関連ソリューション事業
URL:https://www.grcs.co.jp/
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
【共催Webセミナー】プリンシプル × Priv Tech『【2024年最新版】プライバシー法規制と広告施策の最新動向 ~安全なデータ活用とマーケティング戦略の実践~』5月14日(火)12時開催
PR TIMES / 2024年4月23日 10時45分
-
【国内初!】PIAを核としたガバナンスを実現~「PT Governance」シリーズを4月11日に公開
PR TIMES / 2024年4月12日 17時15分
-
【共催Webセミナー】インフォネット × Priv Tech『上場企業のWeb担当者が知っておきたい個人情報保護の取り組みとポイント』4月24日(水)14時開催
PR TIMES / 2024年4月12日 11時45分
-
Cookieレス対応の全ページヒートマップ&全ページセッションリプレイ付き無料アクセス解析WordPressプラグイン『QA Analytics 4.0』をリリースしました。
PR TIMES / 2024年4月11日 16時4分
-
【共催Webセミナー】アビリブ × Prighter × Priv Tech『インバウンドマーケティングとグローバルプライバシー法対策:ホテル・観光業界の未来を見据える』4月16日(火)14時開催
PR TIMES / 2024年4月10日 18時45分
ランキング
-
1Xがニュース投稿をAIで要約…活用する対話型AIグロックは「間違える可能性もある」
読売新聞 / 2024年5月4日 19時24分
-
2結局、店員が常駐……日本の「もったいないセルフレジ」【小売りヒット記事3選】
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年5月5日 9時0分
-
3【お得で安心】メーカー“公式中古品”の魅力 家電や服、ピアノも『every.気になる!』
日テレNEWS NNN / 2024年5月4日 9時30分
-
4「工程見直しや調達先変更…」円安が中小企業を直撃、工夫も限界に
産経ニュース / 2024年5月4日 18時27分
-
5周りの人にどう思われているか気になります…他人の評価に「一喜一憂」しないためにはどうしたらいいですか?【現役住職の“天晴れ”な答え】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年5月4日 13時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください