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温暖化対策へ幅広い意見の反映を 議員会館で緊急集会

PR TIMES / 2025年1月17日 17時45分

「ワタシのミライ」政府意見交換とリレートーク



パルシステム連合会(本部:新宿区大久保、理事長:大信政一)が実行委員団体として参加する「ワタシのミライ」は1月16日(木)、東京都千代田区の衆議院第1議員会館で緊急集会「緊急開催!こんな結論でいいの?気候危機と日本の責任」を開きました。「第7次エネルギー基本計画」とパリ協定に基づき策定する次期NDC(温室効果ガス国別排出削減目標)について、経産省、環境省の担当者を招いて意見交換し、実効性のある地球温暖化対策の必要性を訴えました。

対策目標プロセスへの疑問も
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/6976/697/6976-697-463d4714e8bfb270f2d983aea3961c0a-3900x2208.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


緊急集会には、会場参加100人とオンライン参加300人の計400人が参加しました。政府担当者との質疑では「現在募集しているパブリックコメントはどう扱うのですか」「第7次エネルギー基本計画案で『原発依存度の可能な限りの低減』方針が削除されたのはなぜですか」などの質問が寄せられ、政府から説明がありました。

なかでも、パリ協定で目標として定められた産業革命以前に比べて気温上昇を1.5度以内に抑えるため、2月までに国連への再提出が求められている次期NDCについて質問が集まりました。政府案で設定した「2035年に2013年度比60%削減」の根拠や、合意形成のプロセスについて疑問が集まり、国際社会での責任ある役割の発揮を求めました。
「農地の変化に恐怖感じる」鳥居さん
質疑後は、研究者や地方議員、復興支援関係者などの参加者によるリレートークが行われました。農業生産者として発言した有限会社ジョイファーム小田原の鳥居啓宣(ひろのぶ)さんは「農業を始めて45年になります。この3年ほどカやハチなどの生物がいなくなり、その異常さを肌で感じています。都市に生活する人にも、この恐怖が伝わってほしいです」と体験を交えて温暖化の実態を語ってくれました。


[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/6976/697/6976-697-762de159232e4d47ab2577e07ea44691-3176x1798.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
ジョイファーム小田原の鳥居さん

政府の地球温暖化対策計画案を検討する小委員会に委員として参加したハチドリ電力の池田将太代表は「提出した意見書が黙殺され議論が不十分だと感じています。委員会でも計画案に異論を唱える意見が少なくとも7人から発せられていました。政府案の目標とパリ協定の整合性など、再議論を求める声を上げていきましょう」と呼びかけました。

そのほか発言者からは「『結論ありき』の審議は非民主的に感じます」「科学的知見を無視した一部の意見だけ反映されていてショックを受けました」「酒やみそなどの発酵食品工場で大きな影響が出ています」など、それぞれの立場から意見や現状報告がありました。

最後に大島堅一・龍谷大学教授が「地球温暖化対策と再生可能エネルギーの活用において、第7次エネルギー基本計画は分岐点です。政府は家族会議のような構成で政策を決めようとしており、幅広い人が提起する『新しい国民的議論』が必要です」と語り、現在政府が募集しているパブリックコメントへの投稿などを呼びかけました。

第7次エネルギー基本計画案をめぐり政府は1月26日(日)まで、国民からの意見(パブリックコメント)を広く募集しています。意見は以下のリンクから投稿できます。
https://public-comment.e-gov.go.jp/pcm/detail?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=620224019&Mode

パルシステムの「エネルギー未来アクション」
https://www.pal-system.co.jp/koeteku/energy/
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/6976/697/6976-697-a63561abb0a79a96f344ac520fc1dd5d-774x507.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]パルシステム生活協同組合連合会
所在地:東京都新宿区大久保2-2-6 、理事長:大信政一
13会員・統一事業システム利用会員総事業高2,541億円/組合員総数173.5万人(2024年3月末現在)
会員生協:パルシステム東京、パルシステム神奈川、パルシステム千葉、パルシステム埼玉、パルシステム茨城 栃木、パルシステム山梨 長野、パルシステム群馬、パルシステム福島、パルシステム静岡、パルシステム新潟ときめき、パルシステム共済連、埼玉県勤労者生協、あいコープみやぎ
HP:https://www.pal-system.co.jp/

[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/6976/697/6976-697-2209535ee6797cfd5a16e41722cd49a2-1104x351.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
2025年は国際協同組合年です


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