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創業者ヨーゼフ・クリュッグの夢を継承したワイナリープロジェクト 創業者の名を冠した新たなワイナリー「Joseph」がクロ・ダンボネに誕生

PR TIMES / 2024年5月28日 11時35分

プレステージ シャンパーニュメゾン クリュッグの新たな挑戦

MHD モエ ヘネシー ディアジオ株式会社(東京都千代田区神田神保町)が取り扱うプレステージ シャンパーニュメゾン クリュッグは、「気候に左右されることなく毎年最高のシャンパーニュを世に送り出す」という創業者、ヨーゼフ・クリュッグの夢を継承すべく、2017年より新たなワイナリープロジェクトをスタートさせました。この度、7年がかりで推し進められたプロジェクトが結実し、4月22日にアンボネイ村のクロ・ダンボネに、より環境に配慮した新生産拠点「Joseph(ヨーゼフ)」がオープンしたことを発表いたします。



[画像1: https://prtimes.jp/i/6986/704/resize/d6986-704-f778720942663c8e5dde-0.jpg ]

創業者ヨーゼフ・クリュッグの夢の継承した新たなワイナリー「Joseph」


1843年、妥協を許さない哲学と先見の明を持ったヨーゼフ・クリュッグによってランスの地で創業したメゾン クリュッグ。シャンパーニュの本質は歓びであるという信念のもと、「どんな気候にも左右されず、最高品質のシャンパーニュを毎年世に送り出す」という、創業者が生涯を通じて抱き続けた夢を6世代にわたり受け継ぎ、唯一無二のプレステージ シャンパーニュを生み出し続けています。

そしてこのたび、気候変動という将来の課題に立ち向かうために必要な変革に着手しながらも、170余年の長きにわたり連綿と受け継がれてきた妥協のない企業価値を維持すべく、2017年に新たなワイナリープロジェクト「Joseph」が発足しました。総床面積は約9,500平方メートル、新たに建造されたワイナリーは、8つの独立したセラーと5つの地下ワイナリー、330のタンクを擁し、圧搾された果汁の受け入れからティラージュまで、醸造作業の一元化が実現されました。これは、環境のみならずメゾンで働くスタッフにとっても、ワイン造りにおける理想的な条件を備えるものだといいます。


「ヨーゼフ・クリュッグの夢を未来に引き継ぐということは、今日そしてこれからの技術と資源をもって、彼の理念を尊重し続けることに繋がります」
―メゾン クリュッグ セラーマスター ジュリー・カヴィル


シャンパーニュ地方随一のピノ・ノワールの産地 クロ・タンボネという必然性


[画像2: https://prtimes.jp/i/6986/704/resize/d6986-704-f1f4e5afb56de1cd3f81-1.jpg ]

創業者の名を冠する新たなワイナリーの建設地に選ばれたのは、アンボネイ村のクロ・ダンボネ。シャンパーニュ地方の中でも最高品質のピノ・ノワール種の産地として知られているアンボネイ村は、メゾンの創業以来、クリュッグ シャンパーニュの主要な供給地とされてきました。中でも、村はずれにあるクロ・ダンボネと呼ばれる小さな区画は、5代目当主のアンリと弟レミによって購入され、単一畑のピノ・ノワールのみを使ってつくられる傑出したシャンパーニュを誕生させた地でもあることから、メゾンの歴史を語る上で欠くことができない特別な存在の一つとなっています。こうしてクロ・ダンボネに誕生したワイナリーは、メゾンのシャンパーニュ造りにおける新たなインスピレーションの源となることも期待されています。


「メゾン クリュッグの創業以来、クリュッグ グランド・キュヴェのすべてのエディションにアンボネイのワインが使われています」
― クリュッグ家6代目当主 / メゾン クリュッグ ディレクター オリヴィエ・クリュッグ


建築家やエンジニア、職人など、多くの個性と技術を集結させることで結実


「Joseph」は、クリュッグの才能あるスタッフのほか、建築家やエンジニア、多くの職人たちが、各々の個性と技術を集結、それらを融合させることで結実させたプロジェクトです。同時に、多くの人々の才能が集い、このプロジェクトを推し進めることで、日々の業務の見直しや習慣の改善、制約の克服など、シャンパーニュ造りの最適化のためのあらゆる要素を再検討する、またとない機会を得ることができたとも言えます。さらに、ワイン醸造において豊富な経験を有するマネジメントチームと作業グループが両輪となり、プロジェクトを推し進めたことで、業務の快適性や安全性の向上だけではなく、ワイナリーで働くすべてのスタッフのウェルビーイングにも配慮した、前例のないシステムを導入することにも成功したのです。


「私たちが最優先するものは卓越性であり、この驚異的なプロジェクトを達成するために協力したすべての人々の情熱のおかげで実現しました」
―メゾン クリュッグ社長 / CEO  マニュエル・レマン

「このプロジェクトの中心は人です。この施設は、使う人たちの手によって、使う人たちのために設計されています」
―メゾン クリュッグ セラーマスター ジュリー・カヴィル


ワインの卓越性を追求した新施設


クリュッグの卓越した技術の礎には、個性を重んじる理念が存在しています。創業以来、各区画で収穫されたブドウの特性を十分に引き出すことで、個性的なワインに仕上げるという、アートのような独自のアプローチ方法を採用。クリュッグは、何世代にもわたり連綿と受け継がれているサヴォアフェールにより、年ごとにクリュッグ グランド・キュヴェの新しいエディションを生み出し、単一年のワインでは実現不可能な風味とアロマの豊かさを世の中に提供し続けています。

「Joseph」では、リザーヴワインのタンクやセラーなど、シャンパーニュの製造過程におけるすべてを最適な状態で保管・醸造するための理想的な環境を備えています。これは、最高品質のピノ・ノワールを生み出すシャンパーニュ地方とそのテロワール、そしてワインメーカーの多様性を称えるとともに、さまざまな個性を尊重するために欠かせないものでもあります。セラーマスターのジュリー・カヴィルは、クリュッグと深い関わりを持ち続けてきた音楽に例えて、新施設「Joseph」を以下のように表現しています。


「このプロジェクトは、ワインを試すことができる理想的な音響のコンサートホールをつくるようなものです。音楽とそれを奏でる人々にとって完璧な場所なのです!」
―メゾン クリュッグ セラーマスター ジュリー・カヴィル

[画像3: https://prtimes.jp/i/6986/704/resize/d6986-704-c6e83d36e5f7030a6894-5.jpg ]

[画像4: https://prtimes.jp/i/6986/704/resize/d6986-704-9b4a3d81552b3cb6def1-6.jpg ]













環境面での配慮にもこだわりを見せた施設づくり


[画像5: https://prtimes.jp/i/6986/704/resize/d6986-704-cbb456307bcb3f7464c5-3.jpg ]

メゾンは、新ワイナリー建設に先立ち、低環境負荷の事業所であることを宣言する憲章に署名。廃棄物の再利用や低炭素素材を採用し、解体可能なサステイナブル素材を使用したダイナミックな現場設計を行うことを正式に約束しました。騒音や視覚的な障害が生じる現場作業は、それらを軽減させるための特別な措置がとられ、地域の環境と生態系の静穏が保たれるよう配慮もなされました。

また、シャンパーニュ造りにおいて効率的な温度調節が不可欠であることを踏まえ、メゾンは水とエネルギーの消費量を厳格に管理。効率的な熱伝導性を持つ素材を採用することで、非常に優れた断熱性を発揮しています。加えて、自然な「フリークーリング」システムの採用や雨水回収システムの整備、すべての蛇口と照明に人感センサーを設置することで、環境負荷をできうる限り排除しています。

メゾンは、自然を尊重しテロワールを守り育てることに妥協しないという姿勢を維持し続けることで、チームやパートナーとの良好な関係を育んできました。 HQE(高環境品質)認証は、環境面での卓越性を優先事項に掲げる「Joseph」のコンセプトが誕生した時点ですでに組み込まれており、プロジェクトマネジメントを推し量るための基本的なツールとなっています。この認証は、プロジェクトにおけるすべてのアクションの長期的な持続可能性を確保するという目的を中心に、エネルギーと水の消費を最小限に抑え、作業現場の廃棄物を再利用・リサイクルし、環境への負荷を最小限にすることによって、建物のカーボンフットプリントを削減するように設計されています。この認証ラベルに準拠した取り組みを推し進めることで、チームのウェルビーイングやテロワールの生物多様性の両方に恩恵をもたらすだけではなく、地域経済を支える持続可能なソリューションにもなり得ると信じています。

村の人々の営みに調和するようにデザインされた、現代的なワイナリー


[画像6: https://prtimes.jp/i/6986/704/resize/d6986-704-b18b2ee66f505446c018-4.jpg ]

新施設は、ワイン醸造プロジェクトのスペシャリストである現地のプロジェクトマネージャーGNATと、2017年にランスのクリュッグファミリーハウスの見事な改修を手がけた建築事務所AW² architecture & interiorsとの相互補完的なコラボレーションにより実現。サステナビリティを中心に景観に溶け込んだ現代建築を目指しながら、アンボネイ村の素晴らしいテロワールに敬意を表したいという願いから、建設にあたっては、ひとつひとつの工程に細心の注意が払われてきました。村の景観と調和するようにデザインされた現代建築は、低層部を繋げることで回遊性を確保した上で、対になる2棟の建物を垂直に配置。占有面積と視覚的影響を最小限に抑えることで、ミニマリスト的な美学を持ちながらも、周囲の景観に調和する有機的な線を持つ設計に仕上げました。セラーを覆うアーチ状の2つの大きな屋根は、クリュッグの樽での醸造技術をイメージし、また村に暮らす人々の営みと調和するようなブロンズカラーに仕上げました。村の原風景と見事な調和を見せる真新しいワイナリーは、豊かな遺産と力強い現代的なエネルギーの架け橋となっています。

レイアウトには、既存の施設の一部を建材として再利用。コンクリートにメゾンの遺産の一部を組み合わせるという革新的なアイデアにより、都市的な面と牧歌的な面を併せ持つワイン生産地域らしい精神を体現させました。視界が開けるように設計されたテラスエリアは、シャンパーニュ造りにおける新たなインスピレーションを与える空間となっています。石組みの壁と再整備された庭との調和により、建物はブドウ畑とエレガントに融合しています。施設内のあらゆる場所で、見事なパノラマの眺望と自然採光を最大限に活かすことが特に考慮されています。

ヨーゼフ・クリュッグの夢を継承するワイナリー「Joseph」は、よりよい自然環境や人間環境を実現すべく、偉大な1歩を踏み出しました。

[表: https://prtimes.jp/data/corp/6986/table/704_1_9acf3ab24fdbfa118564ae6fa91eb552.jpg ]


クリュッグについて


[画像7: https://prtimes.jp/i/6986/704/resize/d6986-704-d2bcce2b5620722b2db7-5.jpg ]

メゾン クリュッグは1843年、ヨーゼフ・クリュッグによってランスで創業。
ヨーゼフは妥協を許さない哲学と先見の明を持った異端児で、歓びこそがシャンパーニュの本質だと理解していました。彼はヴィンテージという概念を超越し、気候の違いに左右されることなく誰もが認める卓越した品質を持つシャンパーニュを毎年提供することに成功しました。ブドウ畑それぞれの区画が持つ個性を重視し、さらにリザーヴワインの広範な「ライブラリ」を確立することで、彼は、プレステージ シャンパーニュだけを造る最初にして唯一のシャンパ
ーニュメゾンを確立するに至ったのです。彼のビジョンと創意工夫は
6世代にわたりクリュッグ家に受け継がれ、高められています。

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