JR 東日本グループにおける『ダブルリサイクルループ』の推進について
PR TIMES / 2024年10月24日 15時0分
~食品廃棄物を「電力」と「農業」でリサイクルする資源循環を実現~
JR 東日本グループは、グループ経営ビジョン「変革 2027」で掲げる「ESG 経営の実践」の一環として、サーキュラーエコノミー(循環型経済)に取り組んでいます。駅ビルやエキナカ等から排出される食品廃棄物を、株式会社 J バイオフードリサイクル(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:蔭山 佳秀、以下、「J バイオ」)にて資源循環する取り組みを推進しています。
○ このたび、株式会社 JR 東日本クロスステーション(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:西野 史尚、以下、「JR-Cross」)は運営する施設において、J バイオで生み出された電力を利用する「電力リサイクルループ」に取り組むとともに、J バイオの発酵残渣由来の肥料で生育した農作物を東京駅において販売・提供することで「農業リサイクルループ」に取り組みます。
○ JR東日本グループでは、事業活動で排出される食品廃棄物を「電力」と「農業」でリサイクルする『ダブルリサイクルループ』の取り組みを拡大し、持続可能なサーキュラーエコノミーを推進していきます。
(JR 東日本が目指すサーキュラーエコノミーについて:https://www.jreast.co.jp/press/2024/20240704_ho03.pdf )
■『ダブルリサイクルループ』推進に向けた JR-Cross の取り組み
1.「電力リサイクルループ」の取り組み
JR-Cross が運営する「マーチエキュート神田万世橋」、「リエール藤沢」では、かねてより施設から排出される食品廃棄物処理を J バイオに委託し、100%リサイクルを行ってきました。また、LED 照明の導入や、エネルギー効率の高い空調設備への切り替えを行うなど、環境に配慮した施設運営に取り組んでいます。
2024 年 12 月からは、施設で使用する電力を自社で排出した食品廃棄物から創られたバイオガス由来の電力を含む実質再エネ(※) 電力に切り替えることで、「電力リサイクルループ」を実現します。今回の取り組みにより、年間約 873tの CO2を削減できる見込みです。
(※)食品廃棄物由来以外の電力も含め実質再エネ 100%
2.「農業リサイクルループ」の取り組み
JR-Cross は、J バイオで生産した肥料で生育した野菜を、東京駅において、販売・提供します。
(1) 「LOOP de マルシェ」での販売
日時:2024 年 10 月 31 日(木)~11 月 2 日(土)
営業時間:10 時~20 時(全日)
場所:東京駅 地下 1 階改札内 グランスタ東京
「chikakita(チカキタ)」(地下北口改札内)
内容:
1「やさいの秋葉」スタッフによる野菜の販売
2『ダブルリサイクルループ』の紹介
(2) 「LOOP de ベジタブル」での料理の提供
日程:2024 年 12 月 1 日(日)~3 週間程度
場所:東京駅レストラン店舗 「THE CENTRAL」
地下 1 階改札内グランスタ東京スクエア ゼロエリア
内容:季節の野菜を活用したサラダなどの提供
「やさいの秋葉」について
・神奈川県藤沢市に約9ha の農場を持つ農家
・年間 120 品目以上を栽培、土壌や品種などこだわりをもって栽培し、環境にやさしい農業を目指す
・J バイオで作られた肥料を利用した季節の野菜を栽培。東京駅にて、マルシェやレストランメニューとして野菜を販売・提供
■『ダブルリサイクルループ』(イメージ)
JR-Cross が運営している施設や店舗から排出している食品廃棄物を、J バイオにて資源循環し、電気や
農作物にリサイクルしています。お客さまのもとへ、施設の照明やレストランの料理としてお届けする『ダブルリサイクルループ』を確立しました。
今後も環境にやさしい取り組みとして、『ダブルリサイクルループ』を推進します。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/82978/706/82978-706-722129b701753b363f77ebbccd5d3449-2376x1364.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
■『ダブルリサイクルループ』各社の役割
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/82978/706/82978-706-73afa187487a1a9a479be712dc25cc3a-1341x636.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
■資源循環事業コンセプト『UPCYCLING CIRCULAR』
JR 東日本グループではグループから発生する廃棄物を、グループ会社などと連携し、回収、収集・運搬、リサイクル、再資源化に取り組んでいます。『ダブルリサイクルループ』はリサイクル、再資源化して生み出した電力や農作物を JR 東日本グループ内で利活用することにより、持続可能なサーキュラーエコノミーを推進する『UPCYCLING CIRCULAR』の取り組みです。
2024 年 4 月より J バイオで発電した環境にやさしい電力を、株式会社 JR 東日本商事(本社:東京都渋
谷区、代表取締役社長:大西 秀麿)が、食品廃棄物の排出元であるグループ施設に供給する「電力リサイクルループ」の取り組みを開始しています。また、J バイオでは、食品リサイクルの過程で発生する発酵残渣を肥料として農家に提供し、この肥料で生産した農作物を食品廃棄物の排出事業者の飲食店等で食材として利用、その後発生した廃棄物を再びJバイオに持ち込み肥料原料とする取り組み(「農業リサイクルループ」)を推進しています。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/82978/706/82978-706-77bf82cdcf0df170e5ebf9f2c57d16f5-1701x1843.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
【明日開催】“食品ロス問題”解決する、サーキュラー・アップサイクル技術が多数出展<食の資源循環フェア 11/20(水)~>
PR TIMES / 2024年11月19日 17時15分
-
【玉川高島屋S・C】SDGsに向けた活動 循環先を選択できる回収BOXや廃棄物を可視化できるごみ分別施設を設置 ~循環型社会実現に向けた“参加型”の取り組みを推進~
Digital PR Platform / 2024年11月7日 11時0分
-
バリューチェーン全体でのGHG排出量削減に向け、ステークホルダーと連携しScope3の取り組みを強化
PR TIMES / 2024年11月2日 0時40分
-
循環経済・自然資本等推進ファンド運営事業者の決定について
PR TIMES / 2024年10月30日 17時15分
-
JR東日本グループにおける『ダブルリサイクルループ』の推進について~食品廃棄物を「電力」と「農業」でリサイクルする資源循環を実現~
PR TIMES / 2024年10月24日 16時45分
ランキング
-
1クリスマスケーキに異変…『卵』の価格高騰止まらず 夏の猛暑の影響で今後は鳥インフルエンザによる卵不足の恐れも
東海テレビ / 2024年11月21日 21時22分
-
2クシュタールの会長「セブン&アイとの統合で小売業のチャンピオンに」…敵対的買収は「考えていない」
読売新聞 / 2024年11月22日 9時5分
-
3北欧電池企業が破産法申請 EV販売鈍化、経営圧迫
共同通信 / 2024年11月22日 7時24分
-
4米司法省、グーグルにクローム売却要求 検索市場独占の是正で
ロイター / 2024年11月22日 7時53分
-
5「富裕層向けビジネスで優位性がある」高島屋の"金融サービス"がメガバンクや証券会社の脅威になりうるワケ
プレジデントオンライン / 2024年11月22日 8時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください