米国の培養魚肉製造スタートアップBlueNalu社への出資について
PR TIMES / 2020年5月29日 17時5分
住友商事株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員 CEO:兵頭誠之)は、米州住友商事会社(本社:米国ニューヨーク州、代表:中島正樹)(以下総称して「住友商事グループ」)を通じて、米国の培養魚肉製造スタートアップBlueNalu(本社:米国カリフォルニア州、CEO:Lou Cooperhouse)に出資しました。
世界人口や所得の増大に伴い、魚を中心とする水産資源の消費量は、2050年には現在の約2倍に到達すると言われています。この需要増加に応えるため、BlueNaluは、魚の生体から取り出した細胞の培養による魚肉生産を目指しています。住友商事が参画した出資ラウンドにより、BlueNaluはサンディエゴでのパイロット工場建設、人員増強、グローバル販売チャネル整備等、販売開始に向けた体制を強化します。
住友商事グループは、食料分野において、青果・食肉などの生鮮流通事業、穀物・油脂、砂糖などの基礎食料事業を推進しています。また近年では、テクノロジーの急速な発展により、産業構造が大きく変化するビジネス環境下において、社内各組織の業界知見に新技術を掛け合わせて既存ビジネスの高度化、新規ビジネスの創出、ビジネスモデルのイノベーションを推進しています。本件は、食料分野におけるイノベーションの一例であり、住友商事のマテリアリティ(注)や安全性の観点からBlueNaluの理念と技術を高く評価し、同社製品を新たな選択肢として消費者に安定提供すべく参画したものです。住友商事グループは、今後も食料分野における優れた新技術を生かした商品開発・サービス創出に取り組み、持続可能な社会の実現に貢献していきます。
【会社概要】
会社名称 :BlueNalu
本社所在地:米国カリフォルニア州サンディエゴ市
代表者 :Lou Cooperhouse
設立時期 :2017年
事業内容 :培養魚肉の開発・製造
従業員 :18名
(注)
■住友商事のマテリアリティ(重要課題)
住友商事グループは『社会とともに持続的に成長するための6つのマテリアリティ(重要課題)』を、事業戦略の策定や個々のビジネスの意思決定プロセスにおける重要な要素と位置付け、事業活動を通じて課題を解決することで持続的な成長を図っていきます。本事業は、特に「地球環境との共生」「地域と産業の発展への貢献」および「快適で心躍る暮らしの基盤づくり」に資する事業です。
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