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「ブラザーの森 郡上」、OECMとして国際データベースに登録

PR TIMES / 2024年8月30日 18時45分

ブラザー工業株式会社が2008年から環境保全の取り組みを行ってきた「ブラザーの森 郡上」が、OECM*1として国連環境計画世界自然保護モニタリングセンター(UNEP-WCMC)が管理する国際データベースに登録された。



[画像1: https://prtimes.jp/i/11621/711/resize/d11621-711-699b02df7e0aed8d85ff-0.png ]


[画像2: https://prtimes.jp/i/11621/711/resize/d11621-711-eafa93005ce05e4d10bf-0.jpg ]


ブラザー工業は、2008年に岐阜県および郡上市とともに、郡上市白鳥町、美並町、八幡町のスキー場跡地など計3カ所のエリアを対象に、森林の復元や保全を目指す協定を締結し、継続して環境保全に取り組んでいる。協定を締結したエリアは「ブラザーの森 郡上」として、これまでに毎年春と秋の年2回*2、従業員とその家族を中心に植樹活動が行われてきた。また、2014年からは名古屋大学大学院環境学研究科の支援を受け、産・官・学の三位一体の活動として、学術的な側面も含めた環境保全活動へと発展させている。白鳥町では生物の活動場所のゾーニング*3の他、土壌に合った苗木の植樹や森林全体の環境整備などを行ったことで、固有種であるギフチョウをはじめとした希少種の生息が確認されるようになり、森林全体の生態系の回復という成果へとつながっているという。こうした「ブラザーの森 郡上」における生物多様性を目指した区域の管理・保全効果など、継続的な取り組みの効果が評価されたことにより、2023年10月には環境省による「令和5年度 自然共生サイト(前期)」に認定されており、この度の登録となった。

ブラザーでは、「ブラザーグループ 環境ビジョン2050」の中で、生物多様性保全をグループが取り組む重要課題の一つとし、「グループ全体で事業活動が生態系へ与える環境負荷を最小化し、環境負荷を上回る修復・保全活動をしている」をありたい姿として定められている。その中で、「ブラザーの森 郡上」は、ブラザーグループの生物多様性保全に対する取り組みの象徴的な拠点となっている。担当者は、「ブラザーの森 郡上における生物多様性保全活動および環境保全啓発の新たなコミュニケーション活動に取り組み、企業活動のあらゆる面においても地球環境の配慮に前向きで継続的な取り組みを行っていきます」と語った。

「ブラザーの森 郡上」の登録内容はこちら→ https://www.protectedplanet.net/555781386
(英語のサイトになります)        


*1:Other effective area-based conservation measuresの頭文字をとったもので、国立公園等の保護区ではないものの、生物多様性を効果的に保全しうる地域のこと
*2:新型コロナウイルス感染症予防の観点から2020年度および2021年度、2022年度春は未実施
*3:森林のさまざまな機能を十分に発揮するために区分して整備計画を立てること

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