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日本の文化を未来に継承する「綴プロジェクト」にて国宝「風神雷神図屏風」の高精細複製品を京都府の建仁寺へ奉納

PR TIMES / 2021年11月5日 12時15分

特定非営利活動法人 京都文化協会(以下「京都文化協会」)とキヤノン株式会社(以下「キヤノン」)が共同で取り組んでいる「綴(つづり)プロジェクト」(正式名称:文化財未来継承プロジェクト)の第14期作品として、国宝「風神雷神図屏風」(俵屋宗達筆)の高精細複製品を制作し、2021年11月5日に京都府の臨済宗大本山建仁寺(※)(以下「建仁寺」)へ奉納します。



[画像: https://prtimes.jp/i/13980/716/resize/d13980-716-0797e9edb745cb7bf692-0.jpg ]




国宝「風神雷神図屏風」の高精細複製品を最新技術・機材にて制作

建仁寺が所蔵する国宝「風神雷神図屏風」は、琳派(りんぱ)の祖、俵屋宗達の最高傑作と言われ、日本を代表する文化財のひとつです。作品保護の観点から、現在は京都国立博物館に寄託されており、一般公開される機会が限られています。
本作品の複製制作は、綴プロジェクト第4期でも手掛けており、2011年に建仁寺へ奉納した高精細複製品は、これまで国内外の多くの方々に鑑賞されてきました。今期では、この10年間で進化した最新技術を用いて、オリジナル文化財をより忠実に再現した高精細複製品を新たに制作しています。
制作にあたっては、オリジナル文化財を高性能フルサイズミラーレスカメラ「EOS R5」で撮影し、総画素数約42億画素の高解像度データの取得を実現しました。こうしたキヤノンの最新デジタルイメージング技術と京都伝統工芸の匠(たくみ)の技の融合により、金地に墨の濃淡で表現される黒雲や顔料の粒子、細線などの細部に至るまで忠実に再現しています。さらに、独自開発のカラーマッチングシステムの精度を向上させることで、短時間で高精度な色合わせを実現し、オリジナル文化財への負担を可能な限り低減しながら、より忠実な高精細複製品を制作しました。


建仁寺に奉納し常設展示

最新技術を用いて制作した高精細複製品は、2021年11月5日に建仁寺へ奉納します。奉納作品は、建仁寺にて展示され、参拝者は随時、鑑賞できます(拝観料は別途必要)。

綴プロジェクトでは、鑑賞の機会が限られるオリジナル文化財をより良い環境で保存しながら、高精細複製品を通して多くの方々が日本の文化財に触れる機会を創出してまいります。

※ 建仁寺の詳細は、こちらをご覧ください。建仁寺ホームページ:https://www.kenninji.jp/

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