環境や人権に配慮した「RSPO認証パーム油」を購入開始 グループの国内工場で2021年7月より
PR TIMES / 2021年7月14日 11時45分
カルビー株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長兼CEO:伊藤 秀二)は、グループの国内工場において、2021年7月より、RSPO認証パーム油(マスバランス方式※1)の購入を順次開始しました。
パーム油は、アブラヤシの果実から採れる油の総称で、食用油のほかマーガリン・ショートニング・石鹸の原料用として、世界で最も生産されている植物油です。パーム農園の開発に起因する、森林伐採や生物多様性の消失などの環境破壊、強制労働や児童労働などの人権侵害が大きな社会問題として指摘されてきました。
カルビーグループは、主に生産のフライ工程などの調理油としてパーム油を使用し、年間約4万トンを調達しています。同時に、認証パーム油を2030年までに100%使用とする目標を掲げ、そのための導入を段階的に進めています。
この施策は、サステナブル経営の重点テーマである「環境に配慮した持続的な調達」に向けた取り組みの一環となります。
・ 2020年1月:RSPO(持続可能なパーム油のための円卓会議)に加盟
(加盟時のリリース:https://www.calbee.co.jp/newsrelease/200305a.php)
・ 2020年5月:ブック・アンド・クレーム方式※2により、国内工場使用量相当の認証クレジットを購入開始
※1 マスバランス方式:認証パーム油が製造・流通過程で他の非認証パーム油と混合される認証モデル。物理的には非認証油も含んでいるが、認証農園から供給された認証パーム油の量は保証されます。
※2 ブック&クレーム方式:認証油のクレジットが生産者と最終製品製造者・販売者との間でオンライン取引されるモデル。生産者が認証パーム油の生産量に基づいて発行した認証クレジットを、最終利用者が購入することで、認証パーム油の生産者を支援する仕組み。
カルビーグループは、これからも原料(パーム油等)の責任ある調達を進めることで、持続可能な社会の実現に貢献していきます。
【参考:RSPO認証パーム油のサプライチェーン】
アブラヤシ農園から最終製品ができるまでの全工程で厳密に管理・供給されたパーム油が、認証パーム油と認められます。
[画像: https://prtimes.jp/i/30525/723/resize/d30525-723-b956d30f0802b638605f-0.png ]
【カルビーグループについて】
カルビーグループは、「私たちは、自然の恵みを大切に活かし、おいしさと楽しさを創造して、人々の健やかなくらしに貢献します。」を企業理念とし、長期ビジョン(2030ビジョン)「Next Calbee 掘りだそう、自然の力。食の未来をつくりだす。」を掲げています。企業活動を通して社会価値を提供し、持続的成長と持続可能な社会を実現することが私たちの使命です。カルビーグループは、環境・社会・経済を取り巻く中長期的な課題に対して、ステークホルダーとの共創によって向き合い、新たな価値を創造する「サステナブル経営」を実践していきます。(https://www.calbee.co.jp/)
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