楽天、電子図書館サービス「Rakuten OverDrive」に関する協定を大阪市と締結
PR TIMES / 2018年6月25日 15時1分
- ICTを活用した読書習慣の醸成・普及と英語学習に資することを目的に、7月2日より大阪市で試験的に導入 -
楽天株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役会長兼社長:三木谷 浩史、以下「楽天」)と大阪市教育委員会(教育長:山本 晋次、以下「大阪市」)は、楽天グループが展開する電子図書館サービス「Rakuten OverDrive」に関する協定を締結しました。これに伴い、大阪市は「Rakuten OverDrive」電子図書館サービスを、2018年7月2日から2020年5月31日まで、試験的に導入します。なお、国内市町村における公共図書館では、13例目となります。
本導入により、大阪市の図書館カードをお持ちの方は、各市立図書館(西区の中央図書館、および西区以外の各区の地域図書館、計24館)の窓口で「Rakuten OverDrive」専用のIDとパスワードを受け取ることにより、手持ちのタブレットやスマートフォン、パソコンから、時間や場所を問わず「Rakuten OverDrive」の電子図書コンテンツが借りられるようになります。
「Rakuten OverDrive」は160万点以上の海外コンテンツを取り揃えており、豊富な外国語のコンテンツを特長としています。大阪市は今回の「Rakuten OverDrive」導入の目的を、ICTを活用した読書習慣の醸成・普及と、英語学習に資することと位置づけており、音声読み上げ機能「Read-Along(リード・アロング)」が付いている約150点の図書を含む、英語の絵本や児童書約400点の電子図書を導入します。「Rakuten OverDrive」で提供する音声読み上げ機能付きの図書は、出版社がキャスティングしたプロのナレーターの録音によるもので、読まれている箇所にハイライトが付くため、ネイティブの英語を耳で聴きながら読書ができ、英語学習に大いに役立てることができます。図書数は、市民のニーズを見ながら、試験的導入期間中に2,000点程度まで増やす予定です。また、サービス開始に伴い、楽天と大阪市では、7月22日に「Rakuten OverDrive」の使い方が体験できる市民向けの入門講座を実施します。
「Rakuten OverDrive」は、楽天グループの米国OverDrive社が提供する電子図書館サービスです。米国において電子図書館は広く普及しており、統計会社Statistaの統計(※1)によると、2014年時点ですでに公共図書館の電子図書提供率は9割を超えています。一方、電子出版制作・流通協議会が公開した調査結果(※2)によると、日本全国の公立図書館で電子書籍貸し出しサービスを導入しているのは、2016年時点でわずか3.9%でした。このように、日本において電子図書館の普及はまだ初期段階にある中、楽天と大阪市の今回の協定は、日本の公立図書館における電子図書館導入促進に向けたさらなる一歩となります。
楽天は今後も、大阪市と共に、リアルな図書館と電子図書館を連携させた、市民にとってより良いサービスの提供を追求してまいります。
※1 ドイツ・ハンブルクに本社を置く統計会社Statistaの統計
“Share of public libraries offering e-books in the United States in 2014, by locale code” 参照
https://www.statista.com/statistics/250807/us-public-libraries-offering-e-books/
※2 一般社団法人 電子出版制作・流通協議会
『電子図書館・電子書籍貸出サービス調査報告 2016年』(2016年11月2日公表)参照
https://aebs.or.jp/pdf/20161102_Public_Library_e-books_and_e-book_lending_service_report_Press_release.pdf
■「Rakuten OverDrive」について
楽天グループのOverDrive社(本社:米国)は、世界70カ国で40,000館以上の公共図書館・学校図書館に電子図書館サービスを提供しています。OverDrive社の電子図書館システムは米国の90%以上の公共図書館に導入されています。取り扱いコンテンツは100言語以上、300万点を超え、そのうち日本の電子図書館では、株式会社メディアドゥとの提携のもと、和書を含むコンテンツ160万点以上を提供しています。
以 上
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