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ブラザー、工作機械「SPEEDIO(スピーディオ) Sシリーズ」「2024年度 省エネ大賞」を受賞

PR TIMES / 2025年1月29日 17時15分



ブラザー工業株式会社は、一般財団法人省エネルギーセンターが主催する「2024年度 省エネ大賞」の製品・ビジネスモデル部門にて、「資源エネルギー庁長官賞」を2年連続で受賞した。受賞対象となった製品は、昨年8月に発売した工作機械、コンパクトマシニングセンタ「SPEEDIO S300Xd2/ S500Xd2/ S700Xd2 (Sシリーズ)」で、工作機械での受賞はブラザー初となる。なお、ブラザー製品の省エネ大賞の受賞は今回で3回目となり、単独受賞は初めてだ。(*1)

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/11621/740/11621-740-41dcd4c63c2aa55613875b052041dae5-3900x2194.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
受賞製品(左から、S300Xd2/S500Xd2/S700Xd2)

省エネ大賞は、日本国内の企業・自治体・教育機関等に対して優れた省エネ推進の事例や、省エネ性に優れた製品ならびにビジネスモデルを表彰する制度。省エネ事例部門、製品・ビジネスモデル部門のそれぞれにおいて、経済産業大臣賞、資源エネルギー庁長官賞、中小企業庁長官賞、省エネルギーセンター会長賞、審査委員会特別賞が与えられる。

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/11621/740/11621-740-eff879e41b44c4716bd7ab590da52b2c-2968x1969.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
1月29日に行われた授賞式の様子(中央左から、資源エネルギー庁 省エネルギー・新エネルギー部長・伊藤 禎則氏、ブラザー工業 専務執行役員・星 真)


■ 受賞製品の特長と受賞の背景
ブラザーの工作機械SPEEDIOシリーズは、EV車や半導体、航空機のアルミ部品などさまざまな機械部品の切削加工を行う小型のマシニングセンタ(*2)で、高い生産性と環境性能を有している点が特長。今回受賞した新モデルでは、近年需要が拡大しているEV関連の大型部品にも対応できるよう、従来モデルと比較して加工エリアを拡大するとともに、主軸の剛性を高めている。また、チップシャワー省エネ運転(*3)や暖機レス加工支援機能などの新機能も搭載し、従来モデルからさらに省エネ性能を向上させた。これらの機能拡充により、大型部品の加工で一般的に使用される中型のマシニングセンタ(40番主軸)と比較して、消費電力を約80%、サイクルタイムを約50%削減し、約2倍の生産性を実現した。このような省エネ性と生産性の高さに加えて、設計がコンパクトで省資源であり、世の中のニーズの変化を的確に捉えた製品である点が高く評価され、今回の受賞に至ったという。

〈省エネ大賞 ホームページ〉

*1:省エネ大賞は、過去に2度受賞。2021年度に「PureDrive-FL」でトヨタ自動車株式会社、株式会社ブラザーエンタープライズと共同受賞し、2023年度に「パーソナル排熱レス&フロントレススポットクーラー」でトヨタ自動車株式会社、新明工業株式会社、株式会社ユーネットランス、株式会社ブラザーエンタープライズと共同受賞している。
*2:複数の切削加工を1台で行うことができる工作機械。数値制御を行う「NC装置」や、自動で工具を交換する「自動工具交換装置(ATC)」などの機能を有している。
*3:切粉排出量に合わせて、適正なチップシャワー運転を行うことで省エネに貢献する機能。

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