八代目中村芝翫が,十世坂東三津五郎が,当代市川海老蔵が語る“これぞ!大佛歌舞伎”
PR TIMES / 2021年5月10日 11時15分
「これぞ!大佛歌舞伎」では、1950年代に初演され現在まで続く、大佛次郎の新作歌舞伎≪大佛歌舞伎*≫をご紹介します。歌舞伎ファン必見の展示を是非ご覧ください!
大佛歌舞伎とは、1950年代以降に上演された大佛次郎原作、書き下ろしおよび脚色の歌舞伎演目のこと。
大佛次郎は“戦後歌舞伎の華”とうたわれた九代目市川海老蔵(十一代目市川團十郎:当代海老蔵の祖父)にあて、多くの脚本を書きました。今回の展示のためにインタビューに答えた八代目中村芝翫は、がっちりとタッグを組んだ大佛次郎と九代目海老蔵との関係を「相思相愛」の言葉で表現しています。
[画像1: https://prtimes.jp/i/14302/741/resize/d14302-741-711813-0.jpg ]
作品の多くは海老蔵の当たり役となり「若き日の信長」(1952)をはじめ「築山殿始末」(1953)「たぬき」(1953)といった作品は、現代にも受け継がれ、繰り返し上演されています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/14302/741/resize/d14302-741-413696-1.jpg ]
1.「新たなる挑戦」
【大佛歌舞伎の新しさは、海老蔵の新たな一面発見か? はたまた大佛次郎の孤独の投影か!?】
≪大佛歌舞伎≫全19作品のうち5作品
<若き日の信長、築山殿始末、魔界の道真、殺生関白、大仏炎上>
を取り上げ、貴重な舞台写真や資料とともに、
作者=大佛次郎、役者=海老蔵、双方の言葉の端々から汲み取れる思いをたどります。
[画像3: https://prtimes.jp/i/14302/741/resize/d14302-741-979706-2.jpg ]
(全19作品と初演時の配役は1階ロビーで、年表で紹介しています)
2.「受け継がれるもの」
【作品を通じて受け継がれる大佛歌舞伎の「心」】
八代目中村芝翫のインタビューの一部を紹介。
大佛歌舞伎の特徴や、父七代目芝翫から受け継がれる「築山殿始末」にまつわるエピソードが明らかに。
また、当代市川海老蔵の2015年のインタビューから、三代にわたって受け継がれる「信長」への思いや祖父十一代目團十郎への思いを紹介します。
さらに、最後の歌舞伎舞台となった「たぬき」出演後につづった、十世坂東三津五郎の書簡を初公開。
役者たちが語る大佛歌舞伎の「心」にせまります。
【主な展示資料】
十世坂東三津五郎書簡(2014年9月3日)
守屋多々志筆(日本画家)「若き日の信長」「築山殿始末」道具帖(舞台装置図)
大佛次郎「若き日の信長」創作ノート他、 約80点
【関連企画1】
<2階サロン>八代目中村芝翫「オシャラギ先生の思い出」動画放映(約12分)
[画像4: https://prtimes.jp/i/14302/741/resize/d14302-741-932874-3.jpg ]
【会期】
2021年4月24日(土)~9月5日(日)
1期 4/24(土)~5/30(日) 2期 6/1(火)~7/4(日) 3期 7/6(火)~8/1(日) 4期 8/3(火)~9/5(日)
【開館時間】
10:00~17:30(入館は17:00まで)
【休館日】
月曜日(祝休日の場合は翌平日)
【入館料】
入館料 大人(高校生以上)200円 中学生以下 無料
※横浜市内在住の65歳以上の方は無料
※毎月23日「市民の読書の日」と、第2・第4土曜日は高校生無料
※障がい者手帳をお持ちの方と付き添いの方1名は無料
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