東京藝術大学を中心とした産学官共創プロジェクト「ART共創拠点」に参画
PR TIMES / 2024年12月17日 12時45分
「文化的処方(社会的処方の一種)」に「みどころシリーズ」を活用
大日本印刷株式会社(DNP)は、人と人のつながりや地域資源の活用によって、健康の増進や、QOL(Quality Of Life:生活の質)およびウェルビーイング(幸福)の向上を目指す「社会的処方(social prescribing)」*1の事業化に向けて、東京藝術大学を中心とした41機関による産学官の共創プロジェクト「共生社会をつくるアートコミュニケーション共創拠点(ART共創拠点)」*2に参画しています。今回、当プロジェクトの一環で、DNPコンテンツインタラクティブシステム「みどころシリーズ(R)」*3を活用したアート体験イベントを2024年11月27日~12月3日に実施しました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/69194/742/69194-742-0ab7a9bd9f0729b08d9342a6352b4d93-2963x841.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/69194/742/69194-742-a133317ff6e280d60aa848c228dec787-3751x2076.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
複数の人が「みどころキューブ」を同時鑑賞している様子
【「ART共創拠点」プロジェクトとDNPの取り組みについて】
○2030年には国民の3人に1人が65歳以上となる超高齢社会における、望まない孤独や社会的孤立の解決策として、ART共創拠点では社会的処方を援用した「文化的処方」を提案しています。東京藝術大学を中核として、アート・福祉・医療、テクノロジー等の専門機関や企業、自治体を含む41機関が、社会課題解決のための知識や技術を持ち寄り、「文化的処方」を開発し、地域社会に実装することで、誰もが生涯を通じて社会参加でき、幸福で健康的な生活を送り続けることのできる社会の共創を目指しています。
○今回、「ART共創拠点」が開催する「芸術未来研究場展2024」*4と「浦安藝大プロジェクト展」*5にて、DNPが開発した「みどころシリーズ」を活用し、「文化的処方」の開発に向けた探索的な試みとして、アート体験イベントを行いました。
○「みどころシリーズ」は、文化財・アート作品をデジタルデータ化し、作品の「みどころ」をはじめとする多様な知的情報と組み合わせて、鑑賞者に作品への興味・関心のきっかけを提供することを目的としています。
○「芸術未来研究場展2024」での東京藝術大学「I LOVE YOU」プロジェクト*6では、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)を利用したMR(Mixed Reality:複合現実)の鑑賞体験「みどころキューブ(R)MR型」を活用して、当プロジェクトで公開した28の取り組みを紹介しました。
○「浦安藝大プロジェクト展」の護岸アーカイブプロジェクトでは、浦安市の埋立護岸やその周辺景色のデジタルアーカイブ化を行いました。HMDを装着し、VR空間を歩く体験ができる「みどころウォーク(R)」を活用して、これらの景色を見ながら、護岸の上を歩ける体験会を実施しました。
■DNPの「ART共創拠点」プロジェクト参加事例
○芸術未来研究場展2024での出展
- 期間 : 2024年11月27日(水)~12月3日(火)
- 場所 : 東京藝術大学大学美術館本館(東京都台東区上野公園12-8)
- 主な内容 : 「I LOVE YOU」プロジェクトの「みどころキューブ」常設展示、「みどころウォーク」・「みどころキューブMR型」のイベント展示
○浦安藝大プロジェクト展「アートで浦安市の社会課題と向き合う。」でのVR体験会
- 期間 : 2024年11月27日(水)
- 場所 : 浦安市郷土博物館(千葉県浦安市猫実1丁目2-7)
- 主な内容 : 護岸アーカイブプロジェクトでの「みどころウォーク」によるVR体験会
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/69194/742/69194-742-99c8edb6f66f2fa33d71a09c09f9a866-1871x628.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
(左)複数の人が同時に「みどころウォーク」を体験している様子(右)デジタルアーカイブ化した護岸をVR空間で歩く様子
【今後の展開】
DNPは、独自の「P&I」(印刷と情報)を強みに、いつでも・どこでも・誰(と)でも、今までにない方法で美術鑑賞体験を豊かにする鑑賞システムの提供に取り組んできました。それら文化・芸術の分野で長年培った知見・テクノロジーを、人々のウェルビーイングに役立てる「社会的処方」事業として展開することを目指します。今後、「ART共創拠点」をはじめとした各機関(大学・自治体・企業・美術館等)と連携して、「社会的処方」の開発・実装をさらに推進していきます。
*1 「社会的処方」について → https://www.cao.go.jp/kodoku_koritsu/torikumi/yushikisha/dai2/pdf/siryou2-1.pdf
*2 「ART共創拠点)について → https://kyoso.geidai.ac.jp/
*3 「みどころシリーズ」について →
https://www.dnp.co.jp/biz/theme/cultural_property/feature03/10161344_3688.html#anchor002
*4 「芸術未来研究場展2024」について → https://museum.geidai.ac.jp/exhibit/2024/11/gmk2024.html
*5 「浦安藝大プロジェクト展」について → https://urayasu.geidai.ac.jp/posts/vr20241127/
*6 「I LOVE YOU」プロジェクト」について → https://iloveyou.geidai.ac.jp/
「I LOVE YOU」プロジェクトの一環で実施している文化的処方の種について → https://kyoso.geidai.ac.jp/ily.html
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