「おまかせします」はNGワード。最善の治療を受けるための“20の心得”とは?『医者のトリセツ』発売
PR TIMES / 2020年1月29日 10時55分
2020年1月29日(水)発売『医者のトリセツ』
株式会社世界文化社(東京都千代田区九段北/代表取締役社長:鈴木美奈子)は、雑誌『家庭画報』の人気連載“お医者さまの取扱説明書”をまとめた書籍『医者のトリセツ』を1月29日(金)に発売します。
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医者の取り扱い方法を知っておけば、理想の医療に近づける
医療機関での受診が日常的になっている一方で、誰もが医者と意思疎通のできないイライラや不満を抱いています。本書ではそんな思いを一気に解消!様々な場面での医者との上手なコミュニケーション術を知れば『最善の治療』を受けることができるようになる。有益な医療サービスを受けるための実践的ガイド本です。
「どうしましたか?」で医者が真っ先に知りたいこと
医師と患者が診断と治療という目的に向かって進む、最初の共同作業が初診。しかし初対面同士、互いに話がかみ合わないもどかしさや意思疎通の難しさを感じることも。「どうしましたか?」に込められた医師の意図を知ることで、初診の精度が上がります。
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症状の変化を、時間を追って友達に伝えるように話す
一つ目は医師が真っ先に知りたい「主訴」。「頭が痛い」「おなかが痛い」「めまいがする」など困り事をひと言で簡潔に伝えると、まずはそれがカルテの最初に書かれます。二つ目は最初に具合が悪くなったときから現在に至るまでのストーリー。その症状がいつどのように始まり、どう変化してきたかの経過を話すのです。ポイントは、時間軸に沿って順序よく語ることが大切です。
簡単に言ってはいけない、「お任せします」
治療法を選択する場面で、“患者が気をつけたい言葉”は「お任せします」。安易に使うと医師との間に認識のズレが生じ、思わぬ方向に進んでしまう事態になりかねません。
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必要なのは、医師との相談。「絶対に嫌だ」と思うことを伝える
安易に医師に委ねるのでなく、自分自身で最善の決断をするための基本は、時間と心の余裕を持って対応すること。結論をいつまで待てるかを確かめ、その間に情報や自分の考えを整理し、信頼できる人と相談する期間などを設けることが大事です。
著者プロフィール/尾藤誠司(びとう・せいじ)
1965年、愛知県生まれ。岐阜大学医学部卒業後、国立長崎中央病院、国立東京第二病院(現・東京医療センター)、国立佐渡療養所に勤務。95~97年UCLAに留学、臨床疫学を学び、医療と社会との関わりを研究。総合内科医として東京医療センターでの診療、研修医の教育、医師・看護師の臨床研究の支援、診療の質の向上を目指す事業に関わる。医療現場でのジレンマを歌うアマチュアバンド「ハロペリドールズ」ではボーカルを担当。著書に『「医師アタマ」との付き合い方』(中公新書ラクレ)、『医者の言うことは話半分でいい』(PHP研究所)ほか。
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<刊行概要>
『医者のトリセツ 最善の治療を受けるための20の心得』
■著者:尾藤誠司
■発売日:2020年1月29日(水)
■定価:1,000円+税
■発行:株式会社世界文化社
※一部書店により発売日が異なります。
https://www.amazon.co.jp/dp/4418204024
※本書は『家庭画報』2018 年1月号から2019年9月号まで連載した“お医者さまの取扱説明書”をまとめて書籍にしたものです。
<目次>
はじめに
第1章 病院選び
“入り口”を間違えない病院選び
救急外来は「夜も開いている一般外来」とは違う!
かかりつけ医に相談できること、ぜひ伝えたいこと
第2 章 初診、診察、検査
「どうしましたか?」で医師が真っ先に知りたいこと
「風邪ですね」の言葉から読み取れる本音と思惑
“病名さがしの旅”検査は大きく分けて二種類
第3章 検査結果、診断
検査結果が異常値でも病気とは限らない
“病気らしきもの”の捉え方を知っておく
医師が「大丈夫」と言うとき、言わないとき
インフォームド・コンセントの本質を理解する
第4章 治療、通院、投薬
簡単に言ってはいけない、「お任せします」
薬が増えるカラクリ、減らすコツ
西洋医学以外の方法を試してみたいとき
信頼できる医療情報の求め方、活かし方
漠然とした“具合の悪さ”を連携プレイで克服するコツ
セカンドオピニオンの本当の狙いと活用法
第5章 入院、手術
遠慮なく聞いておきたい確認事項エトセトラ
入院生活のストレスをできるかぎり減らす
医師と患者の関係、その距離と立場の踏まえ方
第6章 家族が患者になったとき
どこまでが介護で、どこからが医療かを知る
医師に期待できること、できないこと
家族と医師で支える最終段階の過ごし方
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