アイリスグループのロボット開発を促進 「シンクロボ 秋葉原ラボ」 2025年1月27日開設

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　アイリスグループの株式会社シンクロボ（本社：東京都文京区、代表取締役社長：小倉 崇、以下、シンクロボ）は、同社のロボット開発を促進するため、新たに「シンクロボ 秋葉原ラボ」（東京都文京区）を2025年1月27日に開設しました。


　アイリスグループは、日本の社会課題である生産年齢人口の減少に対応するため、2021年にロボティクス事業に本格参入しています。ロボットの選定からコストシミュレーション、清掃仕様・工程表作成、導入、アフターサービスまで一貫して提案できることから、当社のサービスロボットの導入社数は6,000社（※1）を超え、国内における業務用清掃ロボットのベンダーシェアは1位（※2）になっています。2024年には、当グループで初めて自社の大連工場（中華人民共和国・遼寧省）でハードウェアを内製したDX清掃ロボット「BROIT（ブロイト）」を発売しました。


　シンクロボは、ロボットのソフトウェア開発やハードウェア設計などの開発を行うグループ会社です。東京大学情報システム工学研究室出身のロボットエンジニアが創業したロボット開発のスタートアップ企業「スマイルロボティクス株式会社」の全株式を2023年に取得（※3）し、「株式会社シンクロボ」に社名変更しました。2025年にはシンクロボがソフトウェアを開発し、ハードウェアとソフトウェアの双方を初めて内製化した清掃ロボットを発売予定です。


　今回開設した新オフィス「シンクロボ 秋葉原ラボ」は、ロボットを動かすための十分なスペースを設け、除塵・水拭きの清掃ロボットだけでなく、清掃以外のロボットの開発・検証もできるよう、フロアタイルエリアや毛足が長いタイルカーペットエリア、JIS規格に準拠したエリアなど、3つの走行エリアを設けています。また、同じく当グループのアイリスチトセがオフィスを設計しており、コロナ禍を経たニューノーマルな働き方に対応できる新しいオフィスの価値を体験できます。海洋プラスチック再生樹脂を採用したオフィスチェア（※4）なども配置し、働く社員の快適性や環境問題・SDGsにも配慮しています。


　当グループは、今後も製品の開発からアフターサービスまで一貫して提案できる強みを活かして、日本の様々な社会課題の解決に貢献します。


■オフィスの概要
・正式名称：シンクロボ 秋葉原ラボ
・所在地：東京都文京区湯島一丁目2-4　BIZCORE御茶ノ水7階
・開設日：2025年1月27日
・床面積：約116.57坪（約385.37平方メートル ）
・アクセス：JR秋葉原駅 徒歩7分、東京メトロ御茶ノ水駅 徒歩7分、JR御茶ノ水駅 徒歩8分、東京メトロ末広町駅 徒歩8分

※1：2020年1月～2024年12月までのサービスロボットの累計導入社数（アイリス電工株式会社での販売分、及びトライアルを含む）。
※2：富士経済「2024年版 自律走行ロボットポテンシャル分析」より参照。
※3：株式取得総額は非公開です。
※4：アイリスチトセ製品の「VIGOR-OBP」。背面や座面、脚部に海洋プラスチック再生樹脂を使用。

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