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三井不動産独自のオムニサービス・プラットフォームを新たに開発・稼働

PR TIMES / 2024年11月28日 17時40分

~サービスのさらなる拡充により、新たな購買体験の創出へ~



 三井不動産株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:植田俊、以下「当社」)は、当社商業施設事業におけるオムニチャネル戦略の一層の推進に向けて、独自のオムニサービス・プラットフォーム(以下「本プラットフォーム」)を新たに開発し、その運用を開始いたしました。

本リリースのポイント

- 当社オムニチャネル戦略のさらなる推進のため、独自のオムニサービス・プラットフォームの開発を完了
- 本プラットフォームの誕生により自社ECモール(&mall)を刷新し、新たなオムニサービスを企画・開発中
- 今後、外部パートナーとの連携をさらに加速させて、さらなるサービスの創出や体験価値の提供に取り組む

 当社は、「三井ショッピングパーク ららぽーと」(以下、「ららぽーと」)を始めとする商業施設とEコマース(以下、「EC」)それぞれの強みを掛け合わせてお客さまに新たな購買体験を提供する、「オムニチャネル戦略」の推進を企図して、三井ショッピングパーク公式通販サイト「Mitsui Shopping Park &mall(アンドモール)」(以下、「&mall」)を2017年11月に開始いたしました。

 以来、&mall注文商品の無料受取・返品を可能にする「&mall DESK(アンドモールデスク)」の全ららぽーとへの導入や、骨格診断やコーディネート提案の各種サービスが受けられる体験型ショールーミング店舗「LaLaport CLOSET(ららぽーとクローゼット)」(以下、「ららぽーとクローゼット」)の開設など、様々なオムニサービスを推進してきました。

 今般、そのサービス創出スピードをさらに加速して、多様化するお客様の購買行動に応えていくため、本プラットフォームを開発いたしました。本プラットフォームのもと、様々なパートナーとの連携を加速してオムニサービスをさらに拡充し、お客様に新たな購買体験を提供していきます。

 さらに、本プラットフォームを活用して、ショッピング領域とスポーツ・エンターテインメント領域を融合させたサービスの創出にも取り組んでまいります。

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/51782/752/51782-752-0726b70fcbf9625f25bc27d01fdd6c74-1136x441.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
本プラットフォームのシステム構成イメージ


(1) 本プラットフォームの概要
 本プラットフォームは、株式会社NTTデータ(本社:東京都江東区、代表取締役社長:佐々木 裕)、チームラボ(本社:東京都千代田区、代表取締役:猪子 寿之)、伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:新宮 達史)、ならびに株式会社システムエグゼ(本社:東京都中央区、代表取締役 社長執行役員:大場 康次)の受託・協力のもと、当社が独自に開発したシステムとなります。

【本プラットフォームの主な特徴】
1. 新サービス開発に向けた拡張性の飛躍的な向上
- マイクロサービスアーキテクチャ(*1)の採用により、同時並行的なシステム開発が可能に
- 各種API(*2)を実装し、生成AIなどを活用したサードパーティ・サービスとの連携が容易に


2. EC基本性能の更なる強化
- ECフロント画面のUIUXや商品レコメンド機能を刷新し、「探す」から「見つかる」ECサイトに
- 商品・在庫情報の登録・更新方法を改善し、ショップがより出店・販売しやすいECモールへ


3. アウトレット専用EC機能の実装 *サービス開始は2025年春を予定
- 当社が運営するアウトレットモール「三井アウトレットパーク」の出店ブランド取扱い商品を販売
- B品商品の取扱いやシークレットセールなど、アウトレットならではの購買体験を提供


*1 ソフトウェア開発技法の1つで、サービスを構成している要素を小さな機能に分割して実装する方法
*2 ソフトウェアやプログラムをつなぐためのインターフェイス
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/51782/752/51782-752-2f75141bd480543bb3fd136dcaed678c-1206x658.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
&mallの新しいフロント画面

*画面はイメージであり、実際の画面と異なります

(2) 企画・開発中のオムニサービス
 現在、株式会社SUPER STUDIO(本社:東京都目黒区、代表取締役CEO:林 紘祐、以下「SUPER STUDIO」)とのパートナーシップのもと、本プラットフォームの拡張性を活かして、以下のようなオムニサービスの進化・創出に取り組んでいます。

*サービス内容は現在企画中のものであり、今後変更となる可能性があります

【企画・開発中のオムニサービス概要】
1. ららぽーとクローゼットのDX推進
 ららぽーとクローゼットは、&mallに出品されているファッションアイテムを集めた、ショールーミングストアです。
 これまで紙で手渡しとなっていたお客さま試着商品の情報や体験サービスにもとづくカラー診断や3D骨格診断のお客さま情報を、会員情報と紐付けデータ管理・分析し、最適なタイミングとコミュニケーションチャネルでお客さまにレコメンドしていくことで、ららぽーとや&mallの販売商品の中から、「自分に似合うファッションアイテム」を更に簡単に見つけることができます。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/51782/752/51782-752-690a1d21973b9126be75f74f17233f47-786x603.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
サービスイメージ

2. 館内まとめて試着・購入サービス
 当社商業施設をご利用いただくお客さまより、もっと楽に店舗間の買い回りをしたいという声があがっており、こうしたご要望に応えるため、従来の買い物方法を見つめ直し、お客さまが各店舗から商品を自由に持ち出して最後にまとめて比較・購入できる新たなサービスを検討していきます。
 また、施設来館後においても、お客さまの商品持ち出し・購入・返却履歴を分析し、お客さまによりパーソナライズした形で、施設や&mallの商品・キャンペーン情報をお届けしていくことを企図しています。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/51782/752/51782-752-5f4a74ccbc6d1272297096476ef1a5ad-804x629.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
サービスイメージ

<LaLaport CLOSETサイト:https://lalaport-closet.mitsui-shopping-park.com/lp?u=0

■SUPER STUDIOについて
 SUPER STUDIOは2014年12月に創業し、「ecforce」の開発・提供と自社D2C事業を行っています。「ecforce」は、テクノロジーとデータを活用し、スタートアップから大企業までコマース領域のビジネス全体を最適化するECカート成長率No.1*の統合コマースプラットフォームです。オンラインとオフラインのデータを統合管理し、シームレスに繋げることで、「コト、モノにかかわる全ての人々の顧客体験を最大化する」というミッションを実現します。
 なお、当社は、レイター期のスタートアップへ出資する「31VENTURES-グローバル・ブレイン-グロースI事業」を通じて、SUPER STUDIOへリードインベスターとして出資を行っています。

*有料市場調査レポートより自社調べ。尚、当該調査レポートについては、調査機関において調査依頼を行い、当該調査に承諾したSaaS型ECサイト構築市場に該当する企業のみを比較対象として選出 / SaaS型ECサイト構築市場における売上上位8社のみを対象、自社プロダクトを提供していない企業を除く / 集計期間:2022年4月~2023年3月

(3) 今後のパートナー連携について
 当社は、今回新たに開発した本プラットフォームのもと、上述した企画・構想中のオムニサービスに加えて、新たなサービスの創造によりスピードを上げて取り組んでまいります。そのためにも、小売ブランド・各種サービサー・システムベンダーなどの業種業界を超えて、海外企業やスタートアップまで、広くパートナー連携してまいります。

■三井不動産グループのサステナビリティについて
 三井不動産グループは、「共生・共存・共創により新たな価値を創出する、そのための挑戦を続ける」という「&マーク」の理念に基づき、「社会的価値の創出」と「経済的価値の創出」を車の両輪ととらえ、社会的価値を創出することが経済的価値の創出につながり、その経済的価値によって更に大きな社会的価値の創出を実現したいと考えています。
 また、2024年4月の新グループ経営理念策定時、「GROUP MATERIALITY(重点的に取り組む課題)」として、「1.産業競争力への貢献」、「2.環境との共生」、「3.健やか・活力」、「4.安全・安心」、「5.ダイバーシティ&インクルージョン」、「6.コンプライアンス・ガバナンス」の6つを特定しました。これらのマテリアリティに本業を通じて取組み、サステナビリティに貢献していきます。
【参考】
・「グループ長期経営方針策定」
 https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/innovation2030/
・「グループマテリアリティ」
 https://www.mitsuifudosan.co.jp/esg_csr/approach/materiality/

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