NEC、東京大学と産学連携講座の一環として、6G・IOWN時代のユースケース拡大に向け、ピッチコンテストを開催
PR TIMES / 2024年11月17日 23時40分
NECは、2024年10月28日(月)にNEC本社ビル(所在地:東京都港区)において、6G/IOWN(R)(注1)をテーマとした学生向けのピッチコンテストを開催しました。本コンテストはNECが6G/IOWNのユースケース拡大と、通信業界を担う人材の育成を目的として開催する初めての試みです。また、昨年11月に東京大学大学院工学系研究科(以下、東京大学)に新設された呼称制度(注2)を活用した産学連携施策(注3)の実績第一弾となります。
本コンテストでは、2030年代の6G/IOWNを活用した社会課題の解決や、生活の豊かさの向上を実現するアイデアを審査、評価しました。工学系の学生50名、計14チームがエントリーし、そのうち4チームが書類選考を突破し、最終審査に残りました。なお、審査員には、情報通信学術分野の権威である東京大学の中尾教授の他、国内の通信事業者や企業の方もお招きし、多角的な視点から評価頂きました。
今回選考されたチームは、6G/IOWNを活用した環境問題の解決や医療など幅広い分野についてプレゼンテーションを行い、審査員からはグローバルでの視点を交えた意見や、テーマとの親和性に関するコメントが多数寄せられました。NECにとっては、今回のコンテストを通じて、学生が社会問題をどう捉えているかという新たな気づきがあったほか、次世代ネットワークである6G/IOWNの実用化に向けて様々なヒントを受けることができました。
また、今回のコンテストでは、2030年代の社会で主役となる現学生に次世代ネットワークとしての6G/IOWNについて調査や通信業界について学び、自己成長を促すための貴重な機会となりました。さらに、審査員から今後の学生のキャリアについてのアドバイスを受けることで、参加した学生からは、「今後の自分の進路を考える参考になった」などの声も寄せられ、学生の育成という観点からも重要な役割を果たし、次世代を担う人材の育成にも貢献しました。
審査員の中尾教授からは、「東京大学における新たな呼称制度に基づき、"産学連携コーディネータ"の称号を初めて授与されたNECの若手社員が中心となり、NEC-東大社会連携講座の一環として本イベントが企画され、成功に至ったことは大変喜ばしい。また、本イベントを通じて、学生が主役となって企業と連携し、次世代の情報通信技術を駆使して、グローバルな視点で社会課題の解決を提案するイベントの経験は、情報通信業界に若手のアイデアの刺激を与えると共に、学生の将来の進路を考える非常に意義のある機会となったと考えている。今後も、社会連携講座を活用する産学連携と情報通信業界の人材育成・人材供給に向けた取り組みを強化していきたい。」とコメントをいただきました。
本コンテストは、NECが東京大学と共に社会連携講座で提唱し続けている「新たな産学共創」を実践したものになり、今回の活動を皮切りに、両者による「共同研究技術の社会実装」や「人材育成」が加速することが期待されます。
今後もNECは東京大学と共同で「新たな産学共創」活動を推進していくとともに、6G/IOWNのユースケース開拓を推進していきます。
※「IOWN(R)」は、日本電信電話株式会社の商標又は登録商標です。
The IOWN GLOBAL FORUM mark and IOWN GLOBAL FORUM & Design logo are trademarks of Innovative Optical and Wireless Network Global Forum, Inc. in the United States and other countries. Unauthorized use is strictly prohibited. Other names and brands appearing in this document may be claimed as the property of others.
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コンテストの詳細は以下の通りです。
■開催概要
コンテスト名:6G/IOWN Future Builders Contest
日時:2024年10月28日(月) 17時~20時
場所:NEC本社
主催:NEC次世代ネットワーク・DX戦略統括部
後援:東京大学大学院工学系研究科
ファイナルステージ審査員:東京大学大学院工学系研究科 中尾彰宏教授
NEC次世代ネットワーク・DX戦略統括部 木賀勇介
国内通信事業者、国内企業
■審査基準
・社会課題解決や生活の豊かさ向上に向けたアイデアの独自性・革新性
・社会実装の実現可能性
・実現することで社会や経済の与えるインパクトの大きさ・持続性
(注1)IOWN
Innovative Optical and Wireless Network。IOWNの技術とユースケースの開発をグローバルに推進する団体であるIOWN Global Forumで推進中の次世代コミュニケーション基盤の構想。
https://iowngf.org/
(注2)呼称制度
https://www.t.u-tokyo.ac.jp/press/pr2024-02-07-001
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000506.000078149.html
(注3)産学連携
https://jpn.nec.com/press/202202/20220215_02.html
【本件に関するお問い合わせ先】
NEC テレコムサービス企画統括部
Email:contact@tsbu.jp.nec.com
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