H&M、キッズライツ財団と共に、世界中の子どもに力を与えるエデュテインメント・プラットフォーム「State of Youth Kids」を発表
PR TIMES / 2023年9月19日 19時15分
子どもたちが権利や、国連のSDGsについて学ぶプロジェクトに7,500万円相当を提供。
H&Mは、オランダ・アムステルダムを拠点とする国際的なNGO「キッズライツ財団(KidsRights Foundation)」とのコラボレーションを通して、新しい相互型のエデュテインメント(※) ・プラットフォーム「State of Youth Kids (ステート・オブ・ユースキッズ)」を立ち上げることを発表します。
(※) 教育(Education)と娯楽(Entertainment)を組み合わせた言葉。ゲームや、ウェブサイトなど一般的な娯楽の中に教育の要素を埋め込むことで、視聴・使用者の教育を目的とするもの。
6歳から12歳を対象としたこのオンラインツールは、子どもたちが自分たちの権利と国連のSDGsなどについて学び、世界を変えるチェンジメーカーとして成長する場を提供するものです。これは既存の13歳から24歳を対象とするプラットフォーム「State of Youth(ステート・オブ・ユース)」の拡張版となります。
[画像1: https://prtimes.jp/i/11958/759/resize/d11958-759-28d0981a12cfed986140-0.jpg ]
「State of Youth Kids」の楽しく魅力的なオンラインゲームや動画コンテンツを通じて、子どもたちは性差別、メンタルヘルス、教育格差、食料廃棄など、権利、平等、持続可能性について、サイトにアクセスするだけで世界中のどこからでも学ぶことが可能です。さらに、ここで得たスキルを活かして実生活でも変化を生み出せるよう、オフラインの宿題などを通じて成長する機会も提供します。
キッズライツ財団 「State of Youth Kids」 の詳細はhttps://www.stateofyouthkids.orgをご覧ください。
キッズライツ財団とのコラボレーションについて
キッズライツ財団との本コラボレーションは、世界をより良い場所にしようと活動する子どもたちを支援するためにH&Mが2021年に開始したグローバルな取り組み「H&M Role Models (エイチ・アンド・エム ロールモデルズ)」を次の段階へと引き上げるものとなります。「H&M Role Models」は、子どもたちと、子どもたちの創造性が世界を変える真の力であると考え、より大きく長期的な変化に向けて、彼らが声を広め、他者にインスピレーションを与えられるように支援をしたり、必要なリソースへのアクセスを提供することを目的としています。
H&Mは子どもたちこそが私たちの未来であり、どんな未来を築くかについての影響力を彼らが持つべきだと考え、キッズライツ財団との本プロジェクトに475,000ユーロ(7,500万円相当)を寄付することで、世界中のすべての若いチェンジメーカーを支援します。
「H&M Role Models」については、http://www.hm.com/kids/shop-by-feature/hm-role-models-start-pageをご覧ください。
[画像2: https://prtimes.jp/i/11958/759/resize/d11958-759-886197787c37618a75a1-0.jpg ]
キッズライツ財団は、2003年にマーク・デュラート(Marc Dullaert)によって設立された国際的な子どもの権利団体です。チェンジメーカーに力を与え、「国連子どもの権利条約」が定める子どもの権利のために活動しています。子どもたちと共に行動し、調査、発信を行うことで、世界を動かすことを目的とし、過去の受賞者にはマララ・ユサフザイ( Malala Yousafzai )やグレタ・トゥンバーグ( Greta Thunberg )が含まれる「国際子ども平和賞」を2005年に創設し、以来毎年実施しています。日本では2022年に川崎レナさんが日本人として初めて受賞したとして話題になりました。
「 『State of Youth Kids』の設立を通じて、キッズライツ財団とコラボレーションできることを光栄に思います。これは、『H&M Role Models』の延長線上にある素晴らしい取り組みです。単に未来について語るのではなく、自信を育む楽しい学習体験を通じて、子どもたちの努力を有意義にサポートしたいと考えています。大きな夢を見て世界を変えるのに、幼すぎるということはありません。」
- カリン・ブリンク(Karin Brinck)、H&Mキッズ・サステナビリティ責任者
「キッズライツ財団とH&Mはともに、子どもたちには声を上げる権利があり、家庭や学校、地域社会で子どもたちの権利を向上させ、ポジティブな方法で世界を動かすことができると信じています。私たちのコラボレーションによって、世界中のできるだけ多くの子どもたちに手を差し伸べ、未来のチェンジメーカーとしての力を与えられればと思います。」
- マーク・デュラート(Marc Dullaert)、キッズライツ財団創設者兼会長
[画像3: https://prtimes.jp/i/11958/759/resize/d11958-759-823f79d54f33ba109dcc-0.jpg ]
キッズライツ財団(KidsRights Foundation)について
キッズライツ財団はオランダ・アムステルダムを拠点とする国際的なNGO団体であり、すべての子どもたちが権利を持ち、大きな可能性を実現できる世界を目指しています。子どもたちが世界を動かすチェンジメーカーだと考え、変化を起こすために意見を述べ、行動することを支援するとともに、子どもの権利の実現のために変革のきっかけとなるような活動をしています。
またキッズライツ財団は、若き変革者を結ぶ世界初のボーダーレスな国家プラットフォーム「State of Youth」、子どもの権利のため活動する若者に贈られる「国際子ども平和賞」、そして子どもの権利について調査する「KidsRights Index(キッズライツ指標)」を運営しています。
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