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NEC、AIの高速処理に対応するCPUの搭載やCopilot+PCへの準拠など、AI対応力を備えたビジネス向けAI PC「VersaPro タイプVZ」を販売開始

PR TIMES / 2024年12月5日 13時45分

~AIの活用によりバッテリの効率運用を可能にするバッテリーマネジメント機能も装備~



 NECは、高速なAI処理に対応するCPUの搭載やマイクロソフト社が定義するCopilot+ PC(注1)へ準拠したビジネス向けAI PC「VersaPro タイプVZ」を本日より販売開始します。

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/78149/781/78149-781-29c88f3bc5ff02c5d1a65ffe44d6ae67-2615x1653.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
ビジネス向けAI PC「VersaPro タイプVZ」


 新商品では、AIの高速処理を可能にするNPU(注2)の内蔵により最大50TOPS(注3)の性能を有したCPU 「AMD Ryzen(TM) AI 7 PRO 360」を採用することで、クラウドサービスと連携した各種アプリケーション・システムとのAIの併用による効率的運用や、ネットワーク接続が無い状況でもパソコン上で一部のAI機能を利用できる環境を提供します。
 さらに、Copilot+ PC準拠のパソコンとしてマイクロソフト社から提供されるWindows 11の無償アップデートによりCopilot+ PC関連機能を利用できるようになります。標準でインストールされるWindowsスタジオエフェクトでは、AIの活用により「背景ぼかし機能」「姿勢補正機能」「人の動きに合わせた位置補正」といったWeb会議時のカメラ映像に加工、調整ができる『カメラエフェクト』を利用でき、シーンに応じた円滑なコミュニケーションをサポートします。

 また、NECオリジナルのスケジュールAIおよび行動予測AI(注4)とこれらを利用したバッテリーマネジメント機能を搭載し、バッテリの効率的な運用に対応します。本機能では、ユーザの予定や行動に応じて主に3つのマネージメント機能を提供します。
 「ロングバッテリーモード」では、スケジュールAIがユーザの一日の予定に合わせ消費電力を自動抑制し、さらに輝度やバックグランド処理の制御による節電で、その日の予定が終了するまでバッテリ駆動時間を確保します。
 「スマート充電」では、行動予測AIがユーザの1週間の行動パターンを学習し、外出前など十分なバッテリ充電が必要な時には100%、それ以外は80%を保持するなど計画的にコントロールすることでバッテリ劣化を抑制します。
 「スマート・スタンバイ」では、行動予測AIが曜日ごとのPC利用時間帯を予測し、利用時間帯以外には、素早くPCを使い始めることができるモダンスタンバイから電力消費を抑える休止状態へ早めに移行することで、不要な消費電力を抑えバッテリ駆動時間の伸長に寄与します。
 なお、バッテリーマネジメント機能で利用するスケジュールAI/行動予測AIではCPUに内蔵されたNPUは使用しません。

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/78149/781/78149-781-e9b2f6f77890bcd56edd060b6064569a-1920x689.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
ロングバッテリーモード


 本体筐体には、すり傷がつきにくいようにアルマイト加工を施したアルミニウム素材を天板、キーボード面、底面に採用するとともに、接触や摩擦の多い天板とキーボード面には 傷が目立ちにくいヘアライン処理も加えました。さらに、米国MIL規格(注5)準拠の試験実施による耐久性への配慮や、USBポートには、Type-C×2(注6)、Type-A×2を装備することで複数の周辺機器を接続できる拡張性を保持し、キーボードには暗い場所でのキー操作に便利なバックライト付きを採用するなど、ビジネス用途を考慮した設計を施しました。

 昨今、ビジネス環境ではAI技術の利用が急速に拡大しており、AIはデータ分析、自動応答、予測分析、マーケティングオートメーションなど、多岐に渡るビジネスシーンで活用され、生産性の向上や顧客ニーズの把握、リスク予測といった様々な課題の解決にも期待が高まっています。一方でAIの利用拡大に伴い、クラウドなどのAIを実行するプラットフォームではAI処理の同時利用が増え、レスポンスが低下するなどの課題も見えてきました。
 NECは、パソコン上でもAIを利用できる新商品の提供により、クラウドと連携するサービスやアプリケーションとAI処理に伴う負荷を分散できる環境の構築を支援するとともに、AIを活用したスムーズなオンラインコミュニケーションやバッテリの効率的な運用にも貢献します。さらに、今後は、生成AIなどのAIエンジンもパソコン上で利用可能にすることで、通信が制限される航空機などでの利用やデータ漏洩防止への活用といったAIの用途拡大にも取り組んで参ります。

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/78149/781/78149-781-40fc8e1985f5ea85d7a0d3eba98e5199-963x250.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


 NECはDXに関して、ビジネスモデル、テクノロジー、組織・人材の3軸で、戦略構想コンサルティングから実装に導くオファリングなど、End to Endのサービスを提供しています。さらに、従来型のSIerから「Value Driver」への進化を目指し、その価値創造モデルを「BluStellar(ブルーステラ)」(注7)として体系整理しました。業種横断の先進的な知見と研ぎ澄まされた最先端テクノロジーによりビジネスモデルを変革し、社会課題とお客様の経営課題を解決に導きます。

以上


(注1) マイクロソフト社が定義するAI活用のために設計された新しいカテゴリのWindowsパソコン。Copilot+ PCで得られる 機能は後日Windows Updateを通して提供されます。詳細、https://www.microsoft.com/ja-jp/windows/copilot-plus-pcsをご覧ください。
(注2 ) Neural Processing Unitの略で、AIの処理を高速化するためにCPUに内蔵されている専用パーツのこと。
(注3) 1秒間に50兆回の処理が可能な速度指標で、マイクロソフト社が定義するCopilot+ PCの要件では40TOPS以上と定められている。
(注4) バッテリーマネジメント機能で活用されるスケジュールAI/行動予測AIではCPUに内蔵されたNPUを使用しません。
(注5) 米国国防省が制定した米国の軍事物質調達に関する規格。衝撃や高温・低温など過酷な環境下における耐久性を重視。
(注6) 2ポートともThunderbolt(TM)4に対応。
(注7)
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/78149/781/78149-781-62bb2ef29cdb8c93d2e1e2c5260b1cbc-300x68.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]





「BluStellar(ブルーステラ)」は実績に裏打ちされた業種横断の先進的な知見と長年の開発・運用で研ぎ澄まされたNECの最先端テクノロジーにより、ビジネスモデルの変革を実現し、社会課題とお客様の経営課題を解決に導き、お客様を未来へ導く価値創造モデルです。https://jpn.nec.com/dx/index.html 

※ 文中に記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。


<本商品について>
 URL:https://jpn.nec.com/bpc/


<本件に関するお客様からのお問い合わせ先>
 121 コンタクトセンター
 フリーコール (0120)977-121(受付時間:年中無休9:00~17:00)
 ※携帯電話など、フリーコールをご利用いただけない場合は、
  (03)6670-6000(通話料お客様負担)

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