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角田光代の心に刻まれた、あの本この本350冊!『物語の海を泳いで』

PR TIMES / 2020年8月9日 12時15分

読めば本屋さんに走りたくなる、とびきりの読書エッセイ!



[画像: https://prtimes.jp/i/13640/782/resize/d13640-782-972512-0.jpg ]


本がある幸せな時間。
直木賞作家・角田光代による、とびきりの読書案内。
「本のなかに書かれた言葉、そこで起きたできごと、そこで生きる人々、そこに漂う空気を五感と感情で体験すること、それが、本を読む、ということなのだ」
心に残る、あの本この本を、なんと350冊!
全三章構成で熱烈紹介!

第一章 物語に出合う
«何かの仕事で必要になって『長くつ下のピッピ』を読み返したときはっとした。幼いころ多くの本を読んだけれど、私が友だちに選んだのはピッピだったのではないかと思ったのである。»
(「真に出会うと――アストリッド・リンドグレーン『長くつ下のピッピ』」より)
――少女時代に読んだ『長くつ下のピッピ』『100万回生きたねこ』から、太宰 治、林 芙美子、開高 健、向田邦子、そして大島弓子、岡崎京子の漫画作品までを愛をこめて描く、感動的なエッセイ16篇。

第二章 心に残る、あの本この本
«彼らがパレードのように歩く大通りは、私のごくふつうの日々とはまったく似ていないけれど、読んでいるだけではっきりと重量のある糧(かて)を受け取ったような気持ちになる。私たちそれぞれの衝突コースを生きる糧。»
(「闘った、愛した証としての人生――ジョン・アーヴィング/小竹由美子訳『神秘大通り(上・下)』より)
――ジョン・アーヴィング、イーユン・リー、ベルンハルト・シュリンク、ミランダ・ジュライから井上荒野、伊坂幸太郎、江國香織、奥田英朗、桐野夏生、佐野洋子、橋本 治、吉田修一、綿矢りさなど、小説からエッセイ、ノンフィクションまで、多彩な作品を語る書評(感想文)。
読むだけで思わず本屋さんに走りたくなる、熱い読書案内60本。

第三章 わたしの読書日記
«本があってよかったとおもしろい本を読むたびに思う。本当に、いちいち思う。夏から秋にかけて、ちょっとうんざりするくらいに忙しく、何に忙しいのかよくわからないまま忙しいので、ともすると非常にむなしい気持ちになるのだが、そのむなしい部分を埋めてくれたのがこの時期読んだ小説であり、エッセイである。»
(「孤独をおそれずに書く――二〇〇七年・秋」より)
――2007年秋から2018年夏までの幸福な読書の日々を描く29篇。

«どこでも本を読む。ソファでもベッドでも風呂でもトイレでも読む。
外に出るときも鞄に本を入れる。入れ忘れると途方に暮れる。
旅に出るときも日数に合わせて何冊かの本を持参する。
この本の冊数選びを間違うと、これまた旅先で途方に暮れる。»
(「あとがき」より)

目の前の一冊との出会いは、すべてが奇跡。
読書という至福の世界へ。
本がわたしを呼んでいる!


[表: https://prtimes.jp/data/corp/13640/table/782_1.jpg ]



【著者プロフィール】
角田光代(かくた・みつよ)
1967年生まれ。早稲田大学第一文学部卒。1990年「幸福な遊戯」で「海燕」新人文学賞を受賞して本格的に作家デビュー。主な小説作品に『まどろむ夜のUFO』(野間文芸新人賞)、『ぼくはきみのおにいさん』(坪田譲治文学賞)、『キッドナップ・ツアー』(産経児童出版文化賞フジテレビ賞/路傍の石文学賞)、『空中庭園』(婦人公論文芸賞)、『対岸の彼女』(直木賞)、『ロック母』(表題作で川端康成文学賞)、『八日目の蟬』(中央公論文芸賞)、『ツリーハウス』(伊藤整文学賞)、『紙の月』(柴田錬三郎賞)、『かなたの子』(泉鏡花文学賞)、『私のなかの彼女』(河合隼雄物語賞)などがある。

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